アマゾンをチェックしていて、お勧めの本を見ていて気が付いた。
この本を以前購入したんだという事・・・
コレを購入したからこの、「破滅」の本を薦められたんだろうな。
「津川30人殺し」とは、あの、横溝正史の「八つ墓村」のモチーフに
なった事件です。
昭和・・戦時中、21歳の若い男が夜中に村人を襲い、30人を殺した実話。
ここは昔から夜這いなどで男女の仲が出来ていた、犯人都井もそう。
都井は事件の前年、徴兵検査を受けた際に、結核を理由に丙種合格
(実質上の不合格)となり、その頃から結核を理由に周りのものから
疎遠にされてきた。
そういった中での犯行で、夜中の寝静まった頃2時間の間に村人を30人
殺して自分は自殺して果てた。
村は廃村になったのだったかな?津川とは大きい町で便宜上そう呼んだだけ
実際は津川ではない。(西加茂村貝尾)
西加茂村はその後、市町村合併により加茂町を経て2005年に津山市に編入されている。
今でも津川ではこの事件の話題はタブーとなって、嫌われている。
table>
| 破滅―梅川昭美の三十年 (幻冬舎アウトロー文庫)毎日新聞社会部幻冬舎このアイテムの詳細を見る |
大阪で起こった強盗殺人。
銀行強盗をして、そのまま銀行に篭城し、当時テレビでもやっていた。
この本を読むと少年法の矛盾をいろいろと考えさせられる。
更正という道を提示しても、更正しない人間だって居る。
この手のノンフィクションを読むのは、破滅に向かった犯人達の、
ニュースでは知りえない心のうちが少しでも解るからだろうか・・