今回は約2週間弱、バルセロナとマドリッドを巡ってきた。
バルセロナはとにかく、街並みが最高に美しい。
どんな裏道行っても、豪華な建物がずらーーーーっと並んでいて本当に壮観。
いちいち感動して、「うわー!これ可愛い!」、「うわーー、これ可愛いーっ!
」っていちいち写真撮りまくってたら、毎日全ー然目的地に辿り着けない・・・
一回の旅行でこれだけ写真撮ったことないわ。
あんなにワタクシ好みの街もない。
ひととおりバルセロナ見終わったら、フィゲラスとか、サン・ジョアン・デスピとか、カネ・デ・マールとかの近郊の小さい街も行きたいなと計画していたのに、居る間にバルセロナで「さらにこんなものが?!」っていう見たいものをますます発見してしまって、とてもよそへ行くような時間は取れず結局バルセロナにはまるまる1週間居た。
けど全然見きれていない。
ああ!あれも見たかった!これも見たかった!!
こんなに長くいながらこんなに去るのが惜しかった街もそうないわ。
その中でもやっぱ感動したのはガウディの作ったいろいろ。
まずはサグラダ・ファミリア。
地下鉄で着いて、地上への階段昇って、「どのへんにあるのかな~?」ってくるっと振り向いた瞬間に目の前に聳え立つあの姿を見つけた時は、心臓がバクンッッ!!!って脈打ったのが分かったわ。
相変わらずのウルトラ晴れ女っぷり
お天気の神様、いつも最高の写真日和をありがとう!!
この独特のフォルム!!
「どうやってデザインを制作者たちに伝えたんだろう?」と不思議な、あまりにも複雑なこの彫刻!
ものすごいインパクトだなぁ。
正面は素晴らしいんだけど、別人が担当した裏面はあまりにも残念・・・。
シンプル過ぎる。
彫刻のスタイルも全然違う。
なんでこんなことになってしまったんだろう・・・。
しかも2つあるエレベーターのうち、こっちのつまんない方の塔に登れるエレベーターしか稼働してないし・・・。
ガッカリしたー。
ま、次行く時の楽しみに取っておくさ!
地下に行ったら、すごーーーーーーく見てみたかった、ガウディが学生時代の卒業制作で書いたデザイン画があった。
ここにあるのを知らなかったから、本物が見れるなんて思っていなかったから、メッチャ嬉しくて、延~々細部まで眺めていた♪
建物の断面図なんだけど、内部の天井のドームにフレスコ画が書いてある様子まで詳細に緻密に描きこまれていて、すごい描写力。
他のデザイン画もものすごく上手で、「ああ、天才は若い頃から天才なんだ・・・」と実感。
その奥へ行ったら、更に地下にガウディのお墓があった。
ガウディはサグラダ・ファミリアの工事がまだまだ始まったばかりの頃に路面電車に轢かれて、運ばれた病院で浮浪者と間違えられて、そのまま亡くなってしまった。
すごく心残りだっただろうな・・・。
壁にはガウディの葬儀の様子を写した写真があった。
後ろにはまだまだ小さーい、作られ始めたばかりのサグラダ・ファミリアが写っている。
今の、内部聖堂エリアはとうとう完成してローマ法王直々に命を吹き込まれ、正式に教会として稼働し始めた、塔も何本も空高くニョキニョキと建ってきた、こーんなに立派になったサグラダ・ファミリアを、ガウディに見せてあげたいなぁ・・・と思った。