鯉釣りを始めてのがいつだったかな?。確か教員になった頃、結婚する前だったかな、などと昔に思いを巡らせながら、今年の1年も振り返ってみる。
大学を卒業して、2回目の転職をして教員になったのが、昭和58年、1983年だったから、その年から始めたとして、今年で42年になる。長くやっているとその時々での親しかった釣友達の顔が浮かんできます。いつの間にか記憶から消えて行ってしまった人をまた思い出したり、すでに鬼籍に入られた人も多く、42年という時間の長さを実感します。
鯉釣りのスタイルもユーロスタイルが入ってきて、それで鯉釣りも大きく変わったように感じます。変えないと意識した釣り人も出てきたという意味でも。そんな流行に竿を刺しているように頑張る人もいるのも鯉釣りの特徴かも。とはいえ、時間がたっても、そして環境が変わっても自分個人の鯉釣りに向かう気持ちのスタンスは変わらない部分があると思う。それがポイント選びの部分であったり、釣りにおける行動様式であったりと、自分を観察してみると見えてきます。
そんな目でこの1年の自分の鯉釣りを振り返りつつ総括してみよう。1月に新年を迎え、ふと気が付けば、その時点で、21か月連続で90㎝オーバーを釣っていたことに気が付き、それを伸ばしていこうと意識したのでしたが、あえなく1月でその記録も途絶えてしまい、また振り出しに。
異常気象というフレーズの中で、夏の暑さが印象的な最近の傾向ですが、冬の寒さや雪の多さも日本海側では顕著な気もしますが、今年も寒い1月2月であったように感じます。今年からストーブを冬の釣りで使いだして、寒さ対策に一役買った感じで、鍋をつつきながらの楽しい寒鯉釣りを満喫できましたが、釣果に関しては、ひどいものでした。
それが2月まで続き、3月になって気温も上昇するという状況の中で、水月湖を中心に大型を狙っての釣行開始でした。やっと3月に90オーバーも上がってそれ以降12月まで毎月90オーバーは続いてきています。
実は自分のキャリアの中で、1月2月3月はメーターオーバーを釣っていないので、密かにこの時期でのメーターオーバーを狙っていたのですが、メーターオーバーどころか、それまで続いていた90オーバーの記録さえも途絶えてしまった情けない時期になりました。
大型の期待できる余呉湖と水月湖を比較したとき、水月湖の釣れ始める時期が余呉湖に比べて早いというのがこの5年ほどの経験値から導かれたことを意識して水月湖を攻めたのですが、結論から言うと、今年の水月湖は昨年に比べても、思うような釣果には恵まれなかったということができます。そして3月14日に93cmが水月湖で上がってやっと今年のスタートという感じでした。