リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

5月最後の水月湖

2024年05月30日 | 水月湖
 遠征前に地元の野池で練習して、水月湖への遠征です。天気が危ぶまれる中での遠征になりましたが、今回は前回までとは違ったポイントで、この時期になると亀の影響も強くなるのが、昨年までの経験上分かってきていますので、亀対策として、タイガーナッツをフィーディングと食わせに用いて試してみます。

 タイガーナッツに関しては、昨年野尻湖で使ってみまして、おそらく誰も使ったことはないであろうと思うなかで、確実な釣果に結び付き、かなり自信が持てるようになりました。

 一方、タイガーナッツの餌の確保は、現状日本では難しく、私の場合は、直接海外から取り寄せることになりましたが、送料がタイガーナッツそのものよりも高くつきました。とは言え、送料込みで、通常のボイリーの値段1kg、2200円くらいの値段なので、まあ良しと考えています。最近の輸送コストの高騰は、日本の通販ショップの価格の値上げにつながっていて、特に、ユーロスタイルでは国産品の製品は少なく、中国からの輸送費は安いので、中国製品を特に小物などでは、私も使っているのが現状です。とは言え、基本的に十分使える製品が多く、ステンレスのバンクスティック等は私も常用していて1年ほど使っていますが、

SOLARなどの製品に比べても、値段は十分の一程度なので助かります。

 ところで、バンクスティックを使う上で、スタビライザーが一番キーポイントになるかと、これまで使ってきて感じていますが、なかなかいい製品を探すのが難しいのが現状です。私の場合は、イギリス製のものを使っていますが、硬い地面にも差して固定するには、スタビライザーをセットして、足で上から踏んずけて、抑えることでバンクスティックを手で刺すよりも確実に刺さりますので、足で抑えることを前提にしたスタビライザーの形状を考えてほしいものです。私のブログでも、バンクスティックとスタビライザーに関しては過去にも書いてありますので、参考にしてください。構造的にも難しくはないので、誰か作ってくれないかと思っていますが、今はその計画中です。

 さて、朝に自宅を出て、途中で食糧の買い出しをして、水月湖に着いたのは昼頃になりました。今回はフィーディング用として、鳩のえさを圧力鍋で煮て、それに糠を混ぜて粘りを出し、2か所のポイントに10個ほど投入し、さらにボイリートタイガーナッツを各ベイトスプーン一杯ほど撒きます。私は基本的にフィーディングは粉餌中心でボイリーはほとんど撒きません、10粒程度以下です。粉餌もほとんど撒かないことが多く、それでは喰ってこないと思われそうですが、そうでもなく、この2年間こういうやり方で通していますが、たくさん撒くより撒かない方が勇気がいります。皆さんはどうですか。また、撒かないことでポイント選択への意識やポイントを見つける目を逆に養えると考えています。鯉釣りではまずはポイントであることはだれしも言われることですが、それを見る目はどう養えるか?釣れたところへ行くばかりの釣りで決してその目は養えません。わかっちゃいるけど現実はというのが実際ですね。

 さて、2か所のポイントは離れているので、フィーディングと竿のセットだけでも十分運動になるくらいです。遠征に来たときは、特に意識的に運動をするように心がけていますが、週1回3時間ほど卓球をしているくらいでは、運動不足になりがちなので。

 夜から雨になりそうで翌日は強く降る予想なのですが、雨上がりか、雨の降る前に食ってきそうな気がしているので、車にサイドタープを張るなど雨対策もしながら、当たりを待ちます。

 夕食の準備をと考えていた時に、意外にもバイトアラームの音にびっくり。竿がバンクスティックもろとも倒れそうになるくらい曲がって、糸が出ています。投げてある方向から90度以上横に走っています。2本出してある左の竿に当たっていますが、その竿の穂先は曲がって、右の竿に接触してるようにも思えます。急いで釣り座に行き、竿を持つと、水月湖独特の強烈な引きです。湖底には硫化水素があるので、潜らないため、水面近くを走るので竿への抵抗も強く、泡を食ってしまいことがよくあるのが水月湖の当たりですが、それにも慣れているので、冷静に対処できます。重さは感じられるので、90cm以上はあるなと直感して、慎重なやり取り開始です。道糸は水月仕様で60ポンドを使っていて、少々の藤壺の掛にも切れることはありませんので、安心してのやり取りです。水月湖では10号くらいの糸だと、藤壺にこすれたらまず切れますので、とにかくそれを避ける意味で道糸は太くするしか方法はありません。遠投はする必要もないので、100mも巻けば十分対応できます。私も昨年からこの道糸を使ってから道糸がこすられて切れるということはなくなり、安心してのやり取りができて釣果に繋がっています。5分ほどのやり取りで何とかネットインです。


重さは13㎏ほどありかなりの重量になりますが、前回の水月湖の鯉の方が姿かたちもよく引きも強く感じましたが、ポイントによっても鯉の形が少し違う気もしていますが、このポイントでの鯉はこのような形のが多いような気がします。

 今回のタックルは
竿:CENTURYのC2 13ft 3.5lb 2本
リール:ダイワ タイドサーフ5000QD
バンクスティック ステンレス 中国製
バイトアラーム ATTX
道糸:60lb
錘:25号
ハリス:35lb
針:BLADE 2号

 その後、翌朝に雨の中、80台の鯉が上がりましたが、その後は当たりなく、納竿となり、雨の後の当たりはなく、少し期待に応えられない結果になりました。まあ、鯉釣りあるあるですが。


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