リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

夏の余呉湖4

2016年08月25日 | 余呉湖
気がつけば、8月の下旬になり、蝉の声に夏の終わりを感じ始めるこの頃です。

今年は、例年になく暑い8月だったように感じます。夏は川ではとても耐えきれないので,例年景色のきれいな余呉湖に来るのがこのところの私の夏の釣りですが,余呉湖もここ1,2年はだんだんと釣れなくなって来て、以前来ていたアングラーも足が遠のくような状況です。私の場合は、景色の良さがこの余呉湖に来る第1の理由でもありますが,釣りにくいところで釣りたいという気持ちも有ります。とは言え,釣れないとガックリ来るし,釣れればもっと大きなものを釣りたいと思う気持ちは今も昔も変わらないような気がします。また、どちらかかと言えば、一人で竿を出すのが好きなので,今回は平日に釣行しました。

午前中に一仕事して、その足で,ゆっくり道中で食事しながら、余呉湖に着いたのは午後3時前でしょうか。道中は山を越える度に天気が変わるような空模様で、何度かワイパーが動くことも有りました。湖の入り口から車をゆっくり走らせながら、湖を眺めて行きますが,さすがに平日の午後3時には釣り人は殆どいません。ときどき、バスマンと思しき人の車が通るくらいです。

木陰に車を止めて、ゆっくり開始です。まず、湖面を見ながら、フィーディングをします。最初にパウダーベイツを1kg程、水を混ぜながらダンゴ状態にして投入です。基本的に遠投はしないので,スプーンで投げられる範囲です。今回は岸から15m程のちょうど藻の向こう側になります。

今年の藻は昨年とは少し種類が違うようで鯉も好むような種類です。今年は他に昨年迄は南のポイントでは見受けられなかった菱藻が所々に見えます。琵琶湖でもそうであるように、この余呉湖でも毎年藻の様子や水の様子が変わっているのが感じられます。

次にボイリーをフィーディングします。今回は20mmの大きさのものを約800g程2カ所に撒きます。ちょうど撒き終わろうかとしている時に、後ろから地元のNさんがやって来ました。聞けば早朝から竿を出されていたようです。一頻り鯉釣り談義をして帰られたのを見届け,ゆっくり竿の準備をします。

まだ太陽は高いので,ゆっくり汗をかかない程度に、そして、フィーディングした餌をポイントに馴染ませる時間を意識しながら、竿のセットを始めます。喰ってくる時間帯は夜と早朝とこれ迄の釣果から想定しての準備になります。このポイントは釣り座の足場が悪く危険ですら有るので、ネットの位置や置き方までも意識しての準備になります。


竿は2本で土にバンクスティックです。今回のタックルは、
竿:UkDaiwa Tournament Basia AGS 3lb 12ft
リール:UkDaiwa Tournament iso 5000 QD
ライン:フロロカーボン4号
レッドコアライン:GARDNER 45lb 70cm
ハリス:GARDNER TRICKSTER HEAVY CAMO-BROWN 20lb
ハリ:ダウンアイ6号
オモリ:GARDNERインライン2オンス
バンクスティック:GARDNER 60cm
セットが完了した頃には、もう日が少し傾きかけた頃でした。5、6月頃と違って、陽の沈むのも少し早くなってきました、日の出も1時間くらい遅くなったような気がします。これからの季節の釣りは夜の長さを感じてしまうのです。ところで、余呉湖は電波が弱いのか,テレビが入らないので,ラジオを聞くことが多いのがここでの私の釣りです。AMだけしか入らないラジオをいつも持って来ていますが,感度は良いので重宝します。たまにはDVDを見たりしますが,今夜は野球を聞いています。

食事に関しては,気をつけていることは、体調を壊さないような食事にすることです。私の場合,年齢からかも知れませんが,カレーやカップ麺等だとお腹の調子がいまいちになるので、夜はバナナと黒ウーロン茶、朝はキムチのお茶漬けでお腹の調子は万全です。昼は大体が,パスタを茹でるのが最近のパターンです。食べ過ぎない、炭水化物の取り過ぎに注意がこのところ意識していることです。鯉釣りとは言え,実際的には殆どキャンプ状態なので,アウトドアーのスタイルの中に釣りのタックルがあると言う状況かも知れません。なので、アウトドアーとして色々なアイテムが必要になります。特に私の場合のように多くが遠征になるような釣りでは。時には,その意識が強すぎて、竿を車に積み忘れたことも過去には有ります。また、稿を改めて、アウトドアーに関して書いてみたいと思っています。

さて、野球の中継も終盤を迎え、すっかり夜の帳も降りて,辺りは真っ暗ですが,いっこうに当たりは有りません。そんな意識もいつの間にか無くなり,朝迄当たりを知らせるバイトアラームの音を聞くことは有りませんでした。かなり魚の警戒心も強いのか,厳しい釣りです。

朝5時過ぎには目が覚め、ゆっくり食事の準備等をしながら時間が過ぎて行きました。6時半迄が勝負かと期待していたものの、当たりは無く,太陽も高くなって来た7時15分に目の前のバイトアラームの受信機から断続的なアラーム音。勢いが無いので,大物とは違うと直感で分かります。やっと取れた当たりです。ウエアブルビデオカメラをセットして、釣り座へいきますと、リールからは弱々しく糸が出て行きます。竿を持つと重さを感じません。藻に絡んでいるので、テンションはかけながらはずして行きます。全部外れた状態になった時、魚が一気に走り出しましたが,竿を少し貯めるだけで浮いて来て、後は浮いた状態でゆっくり寄せに入ります。足下に藻があるので、藻に潜られないようにネットイン。綺麗な鯉ですが,サイズは今年の余呉の最小でした。81.5cm。色と形は満足できるものでしたが、次は大型を期待したいです。



陽が高くなって来て、木陰がなくなくなる11時に納竿しました。





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