リーマンの鯉釣り日記

変わっていく鯉釣りを新鮮な眼差しで,変わらない鯉釣りも楽しみながら,自分の鯉釣りも磨きをかけていきたいと思います.

宮川の寒鯉

2019年01月14日 | 宮川
今年は、綺麗なローケーションの琵琶湖の湖西で初釣りを行いましたが、大晦日の夜に当たりはあったもの、元旦の昼には納竿したため、今回が今年の初釣りといえそうです。

さて、毎年のように今年の釣りはどうするかを念頭に当たって考えをめぐらすのですが、実際は気が付けば毎年のように竿を出している状況ですが、今の時期に改めで気持ちを新たにこの1年を考えることもこの機を逃してはないかと思いつつ・・・。

今年は、新規のポイントを中心に竿を出すことを心掛けて、いろいろなポイントで竿を出してみたいと考えています。琵琶湖なども湖西を中心に湖北まで足を延ばしてゆっくり自然を満喫しながら、竿を出せれば十分かなと思っています。

さて、今年も宮川からかなと考えて先週の月曜日に竿を出すポイントに少しボイリーをフィーディングしてきました。ちょうど豊田のTさんが宮川への釣行を考えられていたので、お誘いしながら、一緒に竿を出すことにしました。土曜の午後から日曜の正午までの24時間です。

ポイントは以前に雑誌にも紹介したところで、「宮リバー度会」の前のポイントで、公園の駐車場も完備されて、トイレも綺麗で、近くにコンビニもあり、食事する場所もありで、便利なところですが、釣り座までは150m程の担ぎ込みになります。

河原の端から釣り座を眺めた写真が次のようになります。


釣り人はいなく、公園では老人がゲートボールをしているという状況です。釣り座から車までは、150m程距離がありますが、バイトアラームのデルキムは十分届く距離でした。

今回は一晩だけの釣行でして、簡易な装備で、テント等も持ち込まなく、暗くなったら車の中で待機しながら、暖も取るという具合なので、車の装備は以下の写真のようなものです。


これまでの経験からも電子レンジは必需品になり、また、餅を焦げ目をつけて焼くにはオーブントースターも重宝します。これらの装備のうち、ライフネットやランディングネット、三脚、アンフッキングマット、椅子等を車外に出して、ベッドスペースを確保します。車内では、電気での火器を使いますので、使ううちに車内もあたたかくなります。私の場合は、車内にはマットは敷かす、バスマットを切って、車のフルフラットにした座面に敷いていますが、これが昔からのスタイルですが、バスマットの裏にカイロを貼ると、まさしく床暖房です。背中も痛くなく、私には重宝しています。

長い夜の間に当たりはあると予想していましたが、後で気が付いたことですが、デルキムの受信機のスイッチを入れておくことを忘れて、結局朝まで当たりには気が付かないという失態を演じてしまいました。朝起きて、釣り座に行くと既にTさんはライフネットに取り込んだ鯉を確保しています。そういえば、昨夜隣のTさんの車のドアが開いた気配を感じたのですが、ドアを開けて確認したものの気のせいかとまた寝入ってしまいました。

念のため、Tさんの釣り座から50m程上に打ってある私の竿を確認に行きますと、2本の竿の糸を見ると、1本は上の方へ糸が伸びていて、もう1本は糸が弛んでいます。どうもおかしいので、まず上手の張っている糸の竿を持ちますと掛に入られている感じです。鯉は食ってきたのですが、この時初めてバイトアラームの受信機を見て、スイッチが入っていないことに気が付いた有様です。がっくりするものの、気を取り直して、何とか掛から出して、鯉を確認できました。それが、以下の写真の鯉です。


70cmクラスの鯉ですが、色が宮川の鯉らしく、黄金色で、いかにも寒鯉という色で、Tさんの鯉も同じような色でTさんも宮川の鯉に感動されて、案内した当方としてもほっとした瞬間でした。もっとも、Tさんの鯉は私の鯉よりも大型で、90cm程の立派な鯉でした。もう1本の竿にも、やはり当たりがあったようです。しかし、カカリに入られてこちらはいろいろ工夫をしたものの、ラインブレイクになりました。また、Tさんの竿にはもう1本綺麗な色鯉も喰ってきて、結局二人の計4本の竿すべてに当たりがたりがあったことになりました。やはり、月曜にフィーディングしたボイリーにも慣れて、確実な釣果につながったと思われます。特に遠征されてきてTさんに当たりがあったことが私としてもうれしくてほっとした今回の結果でした。

その後、Tさんも起きてきて話をしながら、日が昇ったころには記念撮影もしながら、宮川釣行を満喫するのでした。さらにサイズアップを期待したものの、正午ごろまでには当たりはなく、納竿の準備をし始めて、最後に竿だけを片づける段になって、なんとTさんの竿に当たりが出ました。


タモは私が準備するのでと、Tさんには竿を持ってもらってのやり取りです。さすがに川の鯉です、左右に走りながら何度も首を振りながらの抵抗を試みますが、黄金色の鱗を輝かせながらネットイン。75cmの鯉ですが、やはり黄金色の輝く鱗が印象的な鯉です。

FaceBookの鯉釣り談義でもTさんが、この先ほどの大型の鯉とこのいい鯉の写真をアップされると思いますので、ご期待ください。

宮川は30年ほど前からこの時期によく竿を出していたものの、その後は河原に獣害防止柵が貼られたり、河原へ入る道が崩れたりして、入れるポイントもほとんどなくなり、今回のポイントが数少ない竿が出せるポイントです。また、地元の人の話でも、当時とはかなり川の様子も変わり、今回のポイントも水深がかなり浅くなっているようです。とはいえ、透明度日本一になった宮川らしく、悠然と泳ぐ鯉の姿を河原から目撃することができました。

また、30年ほど前の宮川での鯉釣りの様子が、大鯉研究所の高橋さんの動画で見られますが、当時では考えられなかったボイリーによるユーロスタイルでの宮川釣行もまた新鮮な気持ちにさせてくれた今回の印象でした。さて、次回はどうするか。



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