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長く鯉釣りをしていていると,タックルもたくさんたまって来て,その整理やらに頭を悩ますことも少なくありません.限られたペースでの保管にも限界があります.しかもきれいに整理整頓ができない性分の私なので,必然的に部屋の中は散らかってきます.部屋と言っても書斎なので,そこは本,机,パソコンが主体で,これもスペース的にに限界が来ています.と言いつつ,きれいに整理されている方の,陳列されている写真等を見るにつけて,うらやましく感じるものです.
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部屋の入り口付近に竿が並んでいます.左のロッドホルダーにカープロッドとNFTのダイヤフラッシュ振出石鯛,右に立てかけてあるのが,ゼニスの別誂鳴瀬石鯛500 2本と幻龍野鯉竿3.6m3本継 3本(赤い竿袋).これ以上本も保管できない状況です.
今回はロッドに関して.ユールスタイルに変えて15年経過しているので,石鯛竿はほとんど処分して,2種類3本だけです.一本はNFTのダイヤフラッシュ石鯛500振出で,後2本は同じ竿で,ゼニスの別誂鳴瀬石鯛500MHで竹竿仕様です.竿達ももっときれいにディスプレイしてやったら見栄えもよくなるのにと自責の念に堪えません.幻龍野鯉竿3.6m3本継 は和式ではありますが,山田勲氏の流れを汲むスタイルの竿です.限定発売されたものですが,ほとんど使っていません.両方とも珍しいので,もう少し詳しく.
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これに合うリールとしてアブの7000HSNです.リールシートの関係で,ダイヤフラッシュ石鯛では使えませんが,ゼニスの竿ではアブの6500Cもがたつき無くセットできるのがありがたいです.もう一つの幻龍野鯉竿3.6m3本継は,
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この竿を使う時に注意が必要で,リールシートが合わないリールが多いということです.私の通常使っている,ダイワのトーナメントISOやシマノのベイトランナーでは,この竿のリールシートとリールのフットがマッチしなくて,ガがたつきが生じます.昔の古いリールなら使えると思いますが.私が使う場合は,ペンのスピンフィッシャー6500をセットして使います.
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昔を知ってる人なら,懐かしいリールでもあります.武骨で,ドラッグはしっかりしているという点では鯉釣りにもマッチしそうなリールです.「味」楽しみたいなら,使えるリールですね.そもそもこの竿自体もそんな趣があります.
さて,carp rodに関しもこれまでブログで紹介していますが,今回新しいcarp rodが仲間入りしたので,紹介しつつ・・・.今回新たに仲間入りしたのは,
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です.もう10年以上も前に,シマノが日本で発売した最初で最後のcarp rodとも言えるトライバルウルトラ12ft 3lbです.程度も悪くなく,デザインもよく,標準的な12ft3lbなので,他のロッドとの比較できます.調子は一言でいえば胴調子で,以前紹介したダイワの最初のマッドドラゴン12ft3lbに近い感じで,これを少しだけ胴調子にした感じです.マッドドラゴンに関しては,この次に発売されたKシリーズの方も癖の少ない穏やかな竿で使いやすいです.特にリールシートが良く締まって,リールを外すときもはずし易いのが特徴です.同じマッドドラゴンでも,後発のkシリーズの方が投げたときに,スナップに来る穂先の曲がりが感じられます.2つのマッドドラゴンも癖のない使いやすい竿で,重さも軽く大型でも十分にやり取りできる点でいい竿です.
最近は,12ftのロッドでは,3lbは少なく,3.25lbが標準になってきています.慣れてくると3.25lbでも3.5lbでも硬く感じなくなり,今使っている竿の感覚が自分の標準的な竿の感覚になって来るのですが,このトライバルウルトラを持って,久しぶりに胴調子の3lbの竿の感覚を味わいました.というのも,私の最近のメインロッドは
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free spiritのHIs200 12ft 3.5lbなので,太さもあり,重さもあり,繊細感はない竿です.硬さというよりも,じっくり曲がるという重厚感の味わえる竿です.
ところで,同じダイワの12ft3lbの竿でも,インフィニティーAGS12ft3lb
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はシャキッとした硬さを感じます.背筋が伸びた感触です.曲がることは曲がるのですが,反発が強い感じですね.より強く硬さを感じるのは
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センチュリーのC2の13ft3.5lbです.13ftでありながら,12fと同じガイド数6であるので,そう感じるのかもしれません.一般にはガイド数が多くなると曲がりもスムーズになり硬さが軽減されます.私の場合は,遠投にはfree spiritかセンチュリーを使います.遠投が必要ない場合はそれ以外の竿かfree spiritのHis20012ft3.5lbを使います.特に水深が10m以上あるようなフィールドでは同の粘りのある竿の必要性を感じます.そのときは,石鯛竿やfree spiritのHis20012ft3.5lbのような竿がじっくり大型魚をコントロールしてくれます.
超大型の場合は,竿,リール,ハリスを含めたタックルの強度とそれを意識した扱い方が結局は必要になってくるように感じます.ただし鯉釣りには思い込みや不合理な使い方も意外に多く,経験とともに,癖ではない扱い方をマスターしていくことの大切さを感じます.特に竿とリールを合わせたキャスティングの精度は大切で,オーバーハンド,バックハンド,サイドハンドのキャスティングスローから着水時のリールスプールのサミング,更には横走りされて,岸際に走られた時の竿さばき等,しっかりした技術が意外に盲点になっていることに気が付いてきました.