新年を迎え、いろいろあった昨年を振り返りたくもないことの方が多く、前を向いていくことで気持ちも強く持てるような、そんな新年は、これまであまりなかったような気がします。
新年にあたり、昨年の鯉釣りを振り返りながら、今年の新たな目標を考えたいと思います。昨年は、鯉釣りもコロナに振り回された感じでしたが、三密を避けるという点では、この釣りは特に単独釣行の場合は、まさにうってつけの趣味ではないかと思いますが、それも鯉釣りのスタイルに依存するようですね。
同じ鯉釣りでも、そのスタイルはかなり違う点があるのが、この釣りの特徴とも思えます。車横付けスタイルから、かつぎ込みスタイルまで、その幅広いスタイルは他の釣りでは見られない特徴かもしれません。
タックルを眺めてみても、竿からミチイトの太さ、針の大きさ等、これだけバリエーションが多い釣りも少ないですね。それにひきかえ、タックルを揃えるのに釣具屋をめぐっても、専用のものが少なく、そこにはこの釣りの釣り人口の少なさが影響しているのでしょうか。
そんなことを考えながら、明日からの釣行に備え、リグを作りながら今年の夢を描いている自分がいます。昨年は、新しいポイントを開拓しながら、次年度に備える気持ちで釣れなくても、竿を出しながら、そのポイントの様子を自分の目で確かめることが多かったように思います。餌や仕掛けに関しては、特にシンプルを心掛けて、これは今年も継続していくつもりです。この釣りの難しいのは、新しいポイントで釣ることよりも、場荒れしたポイントでいかに大型を上げるかを考える必要があると考えます。場荒れしたポイント食ってくる餌が最も効果的な餌であるはずです。ポイントの場荒れと餌の効果を同時に考えながら、いかに喰わせるかなど考えながら餌も考えて欲しいですね。タックルと同じで、餌に関しても使い慣れるという点が釣り人のメンタル的な要素も鑑みて大切に思われます。
その意味からも例年以上にデータを取りながら考えることが必要かと、そうすることでのこの釣りの楽しみもまた増えそうな気がします。
そんな気持ちを新たに、初釣りに出かけてみたいと思います。