10月に入ったというのに真夏のような天気の関東地方です。
少し前の休日、神奈川県伊勢原市の日向薬師周辺で彼岸花を観てきました。早朝に家を出て来ましたので道も空いていて日向薬師についたのは日の出前。
さすがに早すぎましたかね~ (~_~;)
車のヘッドライトの明かりに浮かぶ彼岸花は何とも妖艶で少し怖かったですよ。。。駐車場を見つけて車を止めるころには朝日が顔を出しました。
彼岸花の名所はいろいろありますが今回ここを選んだ理由は日向薬師周辺にいくつかの群生地があるものの
特に花祭りなどの開催が無く、自然のままにゆっくりと撮影できると思ったからです。夜が明けて遠くの街並みも見えて来ました。
刈取りの終わった田圃の畦道に咲く彼岸花。どこか懐かしい気持ちになります。
駐車場からは散策路の案内がありこんな景色を楽しみながら畦道を歩くことができます。
稲のはさがけをバックにあえての1輪。
近頃彼岸花の撮影に来る人が農地や群生地を踏み荒らしてしまう事が多くなっていると聞きました。
作物に被害が出たり、彼岸花の数が減ったりしているそうです。せっかくの景色がいつまでも楽しめる様に一人一人気をつけたいものですね。
実りの秋、頭を垂れた稲穂をバックに。
この写真は1枚上の写真の位置から望遠で撮りました。
畦道から近い所では刈取りの済んだところが多く稲穂との写真は難しくなっていましたが、
農作業に来たおじさんが柵を開けたところを見ていたら、
「中に入って撮影して良いよ」とお声掛け頂きました。
彼岸花には毒があり、それがモグラを寄せ付けなくなるそうで田圃の周りに植えられているんだとか。
先人の知恵ですね。
少し車道を歩くと苔むした橋がきれいな小川に掛かっています。
その先は神奈川古道50選「日陰道」とありました。
その先にもいくつかの群生地がありますが、
そろそろおやつの要求が激しくなってきたレオ(チワワ)。
気が付けば3時間近く滞在していました。「おやつをくれなきゃ動きません!」
夜露に濡れた畦道を歩き回ったので泥だらけ (@_@;)
さてこの後、天気が良くなってきたので予定を変更して海に向かいました。長くなりましたのでそれは次の記事で。