先日川口市にある興禅院に行ってきました。
草木の手入れの素晴らしいお寺と聞いています。
それもそのはず
境内を含む一帯が保全緑地に指定されているようです。
参道を進み、山門の前まで来ました。
向かって左手の花は安行寒桜。
川口市安行が発祥の地とされている早咲きの桜です。
山門をくぐると正面に本堂があります。
ご近所の方でしょうか?
見入っているのは梅の木です。
満開の花の蜜を吸いにたくさんのメジロが来ていました。
左手に進むと檀家さんの墓地があります。
マンサクの花が咲いています。
スダジイの大木も多くあり緑あふれる墓所です。
そのスダジイのうちの1本には根元に立っていたお地蔵様を抱き込んでしまったものもあり、
「抱かれ地蔵」と呼ばれているそうです。
が、
まさかの写真撮り忘れ。。。m(__)m
気を取り直して本日の目的、樹木葬墓地に向かいます。
墓地内の要所要所にこんな立札があります。
順路に沿って行くと、
樹木葬墓地に到着です。
シンボルツリーの周りに骨壺に入れた状態で埋葬、13年後に合祀して永代供養します。
香炉と花立は共用で白川石を使い渋い造りになっています。
墓域も芝などを植えるのではなく自然の下草に任せるという自然葬のスタイル。
樹木葬墓地のすぐ前はお寺所有の林が広がっています。
そこに繋がっているかの様に見えますね。
都内からもアクセスのよい地に在りながら自然豊かな樹木葬。
ご予約殺到しそうですね。
さてもう一つのお楽しみ。
散策路に向かってみましょう。
こちらにも安行寒桜が咲いています。
その下にはご住職が手入れをしている草花が綺麗に花を咲かせていました。
季節季節に綺麗な花を見られるのでお参りではなくて散策や写真撮影目的で訪れる方も多いようです。
散策路の途中には草木供養塔がありました。
さすが、ここ川口市安行は植木の町ですね。
その先に進むと
弁財天が祀られています。
すぐ隣には
放生池があり金魚が気持ちよさそうに泳いでいました。
さらに進むと、
十三佛と千手観音菩薩が祀られいます。
こんな感じの木道が整備されていますので順番にお参りできます。
途中にはベンチもありますので一休みすることも可能です。
のんびりと鳥の声に耳を傾けるのも良いですね。
また別の花の季節に訪れてみたくなるお寺でした。