サッカーのワールドカップ・ロシア大会。
昨日は日本が初戦のコロンビア戦に勝利し
こみあげる喜びに思わずガッツポーズ
した人も多いんじゃないかなー
それはともかくとして…
ロシア大会の開幕戦では、
見事予言猫が、ロシア勝利を的中させた!
というネットニュース。
うん、何のこと?
予言猫だって…。
その猫は、アキレスという名前のオス猫。
生まれつき耳が聞こえないけど、その分直観が鋭いのだそうだ。
しかも、サンクトペテルブルクにある
世界でも有数の美術館「エルミタージ美術館」
に住んでいる猫だというからビックリだ。
数年前、アメリカで出版された図書館猫についてのノンフィクションが
ベストセラーになっていた。
こんどは図書館猫ならぬ「美術館猫」だ。
しかも、あのエルミタージュ美術館!!
エルミタージュ美術館は、1764年に
エカチェリーナ2世の収蔵品を展示するために開館された
由緒ある美術館。
時の女帝エリザベータ・ペトローヴナの指示により、
当初から、ネズミ退治のために、猫を住まわせているという話。
いまも、約60匹もの猫が住んでいて
美術品をネズミから守るためにパトロールしている。
どの猫もネズミ退治の資格認定の写真入りパスポートを持っている。
美術館の内部には「猫に注意!」という標識が立っているらしい。
猫から人を守るためじゃない。
人が余計な手出しをして猫の機嫌を損ねないため。
猫たちは餌をじゅうぶんにもらい、
具合が悪くなったときは、手厚い世話を受ける。
猫たちのエサ代や医療費は、従業員や市民からの募金で
工面されているなどなど。
ニャンとも心温まる、不思議で楽しい話だにゃん。
2012年にNHKのBSプレミアムで、
特集ドキュメンタリー
「エルミタージュの猫たち~女帝と猫と名画の奇妙な物語」
が放映されているようだ。
なので、知っている人もいるかもなー。