丸太屋の趣味

家業の丸太屋が趣味やスポーツ、地元でのお付き合いを紹介

新国立競技場建設に対する違法輸入木材使用

2016-10-06 17:52:49 | 埼玉県木材協会


毎日新聞記事




 2020年東京オリンピック、パラリンピック会場となる新国立競技場建設に使われている輸入木材、実際には合法的に伐採されたものか判らないらしい。

 事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)が組織委員会の調達基準を使用しないと決めたのが原因。

JSCの発注では、グリーン購入法で原産国の合法証明書が必要。でも実際には合法なのか確認するのを事業者にやらせないで違法伐採の木材を輸入使用してると・・・。


グリーン購入法:国や独立行政法人などが、環境負荷の低減を考慮した物品を率先して購入することを定めた法律。
        木材の他に、家具、文具、紙、制服なども対象。
        木材の証明は①森林認証②業界団体の自主的な合法性確認③事業者独自の取り組み  のいずれかで可。



組織委員会は6月に証明書に加え、○計画的な森林経営○生態系の保全○先住民族や住民の権利○労働者の安全対策などについての確認と書面のきろくを求める基準を定めた。

違反をした場合、罰則はないが、守らない事業者には是正を求めることが出来ると。。。


でも、JSC側は設計・施工主体の公募にグリーン購入法に沿っていればよいとしちゃったから、組織委員会は変えるように提案したが、受け入れなかったようだ。

JSCは今から新しい条件を付加するのは困難だということだ。


施工を担当している大成建設は技術提案書で「持続可能性を含めた合法性を認証機関が認めた木材を使用する」って言ってるんだけど。。。

合法性基準が欧米に比べ日本は緩いため、グリーン購入法だけでは違法木材が混じる可能性が高い! と九州大准教授の百村帝彦氏は語っている。


組合の事業者さんでも合法木材の認証を受けているとこがいますが、どうなんでしょ?

組合長の私が合法木材の認証登録を受けていないのでちょっと分からないなぁ。。。




違法木材が横行してるようだと環境破壊などからオリンピック精神に反するってことなのか?

どうなるの?東京オリンピック!

ねぇ都知事!ってちがうかっ

木育スペースOPEN

2015-10-05 12:38:39 | 埼玉県木材協会


10/5 まちの木育スペース Woods ONがOPENします!




所 在 地:さいたま市浦和区高砂1-14-13 埼玉県林材会館4F  

オープン日:月、木、金(平日のみ。祝日はお休みです) 9:30~15:30

対   象:0,1,2歳のお子様と保護者の方

内   容:埼玉県の木を使ったフローリングスペースで木のおもちゃで遊ぶ

料   金:無料

※授乳・おむつ替えスペースあります(但し、使用済みおむつはお持ち帰りください)

 会場内での飲食はできませんが、ふた付き容器でのお茶等の持ち込みは可能です。

杉の香りいっぱいの気持ち良い空間です。ぜひご来場ください。




っと この模様はテレビ埼玉で本日放送されます。

ぜひ御覧ください!

そしてこのスペースで子供たちと一緒に木の事をもっと知ってください!

「(一社)埼玉県木材協会の森」 森づくり活動

2015-06-18 15:15:31 | 埼玉県木材協会



平成27年6月13日、深谷市の鐘撞堂山入口付近の「埼玉県木材協会の森」で下刈り作業と植栽が行われました。

協会役員、会員さんとその従業員さん他関係者さん約60人もの参加者で協会の森を「寄居林業事務所」から大型の鎌で笹が生い茂っている所を刈込み、綺麗にしました。

同時に植栽も行われて、イロハモミジ、ヤマザクラ、エドヒガンザクラ、そしてケヤキを植えました。

まぁ、本当は杉か桧を植えて次の世代へと繋げていくようなことをしていかなければいけないのですが・・・。
それは兎も角、良い天気で良い汗かきましたねぇ!






👆参加者たち

森林所有の深谷市長もふっかちゃんシャツ着て挨拶にきてくれました。



役1時間くらいの作業後、親睦会ということで、同じ深谷市にある「花園市場グリム」にてBBQ!




👆っとその前に恒例の林業事務所の職員さんから「木の講座」を。
今回は桜のお話だったので、桜に関わっている自分にとって良いこと聞いたって感じですかね!








「花園市場グリム」の社長さんは造園屋さんでウチのお客さんちなんです。

この日は、良い天気の土曜日ともあってBBQに来ている方が結構居ましたね!


美味しいお肉や野菜、焼きそばセットなど手ぶらでBBQが楽しめるとこです。
※飲み物は持参





この日は自分は車の運転の為、アルコール抜き(泣)でしたが焼肉は美味し!


そして会長はじめ、協会会員の皆さんと貴重なお話も出来て楽しい親睦となりました。





👆最後に和田副会長から閉会の挨拶、手締め(飯能締め)で終了いたしました。



また来年もよろしくお願いいたします。

<西川農相>辞表を提出 後任は林芳正前農相

2015-02-23 17:56:36 | 埼玉県木材協会



<西川農相>辞表を提出 後任は林芳正前農相で調整

毎日新聞 2月23日(月)17時34分配信




 西川公也農相は23日夕、首相官邸に安倍晋三首相を訪れ、政治献金疑惑の責任を取り辞表を提出した。後任は林芳正前農相の起用で調整している。



あぁ~あぁ~~~!

政治と金。
後が絶ちませんなぁ。


農林水産大臣って言って農業のことばかり贔屓にしてるからこうなるんだよ!(笑)

農林水産相を略して「農相」って・・・。

その昔は「農水省」なんて言ってたっけ・・・。


林業っていっつもどっかにおいてかれちゃうんかなぁ。。。


ってそんなことはどうでもいい!

献金疑惑の責任をとるってこたぁ認めてるの?

そうすっと疑惑じゃぁなくなるんじゃ?



西川さん!



やっと名前覚えたんだけどなぁ(爆)


公共建築物における木材の利用に関する法律に基づく市町村方針策定の状況

2014-12-18 15:27:23 | 埼玉県木材協会



平成22年10月に「公共建築物における木材の利用に関する法律」が出来て既に4年が経っております。


全国でも早いところはこの法律に基づく市町村策定状況が100%に達しているところもある。


策定状況としては全国の市町村の83%が策定済みという中、我が埼玉県は策定41%に留まっている状況!


特に木材協会や組合連合会があるさいたま市や県東での策定状況が進んでいない!




『公共建築物における木材の利用に関する法律』


第9条(市町村方針)

  市町村は、都道府県方針に即して、当該市町村の区域内の公共建築物における木材の利用に関する方針を定めることが出来る。



ざっくりいえば、公共建築物を建てるときには木材をつかいなよ!ってことよ!





策定予定がない市町村の理由としては

1位  近くに森林や木材産業の拠点がなく、木になじみがないから(25%)
2位  木材利用を担当し、推進する部署がないから       (24%)
3位  コストが高くなると考えているから           (15%)



埼玉県でいうと1位の森林や木材産業拠点がなくってぇところは理由にならないほど森林は多いし、材木屋さんだって多く営業しておりますよ!
 なじみがないのはただ単に敬遠しているだけじゃないの?

2位の木材利用の担当部署は県の農林部 森づくり課 木材利用推進担当職員さんもおります。

3位のコスト面ですが、それは気のせいです(笑) 
ブランドに拘らなければ同じもので安価なものがあるのではないでしょうか。




寄居町は県7番目のH24年3月には制定済みですが、寄居木材組合に関係しているお隣の深谷市は趣旨説明済止まり。

2年前に市役所に出向いて自分が説明に行かせていただきました。
その後、寄居林業事務所の職員さんも主旨の説明に行ってくれたみたいで・・・。

それから2年が経ち、県の木材利用推進の職員さんも策定のお願いに行ったそうですが、いまだ予定にも満たさない結果。




何れも市長まで話が通っているだけに、その先に何があるのでしょうか?不思議です。





木材業界、あまり良い話が無い中、先ずは官から木の利用促進にあたりましょうってことなのですから深谷市さん他市町村の策定が済んでない所は是非ともお願いいたしますよ!




そこから民に繋がるのです。

っと自分は思いました。じゃんじゃん(∩´∀`)∩(/・ω・)/

第49回木材産業振興大会 ~東京大会~

2014-10-17 10:33:49 | 埼玉県木材協会



第49回 全国木材産業振興大会が10月15日に開催されました。


前回の埼玉大会からバトンタッチし、今回は東京大会ということで東京国際フォーラムまで行ってきまして、盛大に行われました。



大会会長の吉条良明全国木材組合連合会会長の挨拶



この大会は木材産業界を盛り上げてのお願いをするといった主旨で、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けての競技場整備や、選手村、関連施設などに木材を使用してもらう。

日本の伝統である「木の文化」にふれて理解をしていただくといったことを広めていく。

サブテーマである「木材利用で街に第二の森林を」とし、住宅だけでなく商工業施設にも木材を利用し、都市や街に第二の森林を生み出すということが重要である。






東京都 舛添要一知事(公務により代読)

東京は4割の森林が占める都市として、木材の供給をはじめ、水源のかん養、災害の防止、CO2の吸収より多大な機能より都民生活に貢献している。

まさに次世代に継ぎうける貴重な財産である。

この機能を十分に発揮をするには、伐採・利用・植栽・保育という森林の循環を維持しなければならないのですが、林業の低迷で伐採や利用が進んでいない。

近年では利用可能な木材が増加しているため、伐採して利用しなければならない。

このような状況に平成22年には「公共建築物における木材の利用の促進に関する法律」が施行され、全国で学校や施設などの公共建築物の木質化を進めている。

都では森林の循環を進めると共に、都民の木材に対する関心をPRして木材利用を吸いしているところです。

(そのあとの2020年の東京オリンピック・パラリンピックの話は吉条会長と同じ話でした。)




宣言決議(案)↓




可決されました。




行動宣言↓





ウッドファースト社会を実現し、日本の森林を守るために

1、ウッドファースト社会の実現に向けた国、地方自治体への働きかけ
2、木材利用拡大とそれを通じた林業の活性化に対する国民理解の醸成への取組
3、ウッドファースト社会づくりへの支援の輪を広げるための取組
4、国産材への信頼と安定供給体制の整備に向けた連携
5、意見交換の場の設定

上記の宣言を(一社)全国木材組合連合会会長の吉条会長と全国森林組合連合会会長の佐藤重芳会長のサインにより制定されました。



今大会のスローガン↓












第15回  木とのふれあいまつり IN鴻巣

2014-09-23 17:24:05 | 埼玉県木材協会



日時: 10月26日㈰  10:00~15:00


場所: 東京木材相互市場 吹上市場 (埼玉県鴻巣市袋1-1)


連絡: 048-548-6111




イベントスケジュールはこちら↓





埼玉大学 浅田先生による『木づかい教室』(木育教室)


模擬上棟式


『木』の何でも相談コーナー


木工品販売や屋台コーナー


ちびっ子ゲームコーナーなどいろんなイベント盛りだくさん




ぜひ木とふれあって木を知って、家を建てるなら木の家を建ててください!



埼玉県木材協会の森

2014-06-16 16:26:07 | 埼玉県木材協会
14日

埼玉県木材協会の森
森づくり活動に参加してきました。




↑木材協会会長の挨拶




前年度まで毛呂山のキャンプ場付近の山に桜と紅葉を植樹し、里山づくりや山の管理をいたしました。

で、今期から深谷市(旧花園町)の谷津池(鐘撞堂山入り口)付近の山を埼玉県木材協会の森とし、山桜が植えてある周りのササ刈りを実施。





↑寄居木材業組合の組合員とカミさんも参加








↑埼玉県木材協会の森 看板の除幕式







↑ササ刈り作業  カミさん、何か触った軍手で首の汗を拭ったらしく首に湿疹が・・・。






↑作業終了



一汗かいて花園市場グリムに移動して「木の講座」
「そして親睦BBQ」





林業事務所の職員による木の講座↑











木材協会の会長、県の森づくり課課長、林業事務所の職員の方たち、他の材木屋の方たちと色々なお話をしながらの楽しいBBQでした。





この森づくり活動が始まってからあたしゃは皆勤賞だって!

だから来年も参加しますよ!

宜しくお願い致しますm(__)m

桧の焼酎「きこりの夢」

2014-05-27 17:15:34 | 埼玉県木材協会


↑このおっちゃんが発案者。



町田喜久男さん

埼玉県木材協会理事、西川地区木材組合長?飯能市で木材加工会社経営。


この「きこりの夢」
ほんのり桧の香りがするんだよ!

飯能は木材ブランド「西川材」の地域。

その西川材を多くの方に知ってもらいたいという気持ちが生んだお酒。


お酒好きな喜久男さん、西川材の桧のこの香りをお酒に混ぜたら?って日本酒や洋酒、焼酎に混ぜ試行錯誤の末、一番しっくりきたのが焼酎だったらしい。。。


桧のエキスを抽出するのも大変だったと言ってました。

試しにってんで、埼玉県木材協会の総会の時に持ってきて、懇親会には試飲させてもらいました。



飲んだ感想はといいますと、注いで直ぐに桧の香りがふわ~っと漂ってきて、甘いリキュールと共にフルーティーな感じのどっちかと言うと女性向けのようなお酒でした。

喜久男さん曰く、ロックで飲むと美味しいんです。って・・・。



値段とか何処で販売してるとか詳細を聞いてこなかったためわかりません!(笑)




『きこりの夢』で検索してお買い求めください!




埼玉の木みんなで使って豊かな暮らし応援事業(仮名)

2014-04-22 15:14:46 | 埼玉県木材協会











新しい県の補助金事業


埼玉の木みんなで使って豊かな暮らし事業←長い!


この事業は(一社)埼玉県木材協会が実施する住宅の補助金制度。


ただいま住宅ポイント制度とは別にこの県の補助金と併用できるということです。


事業内容としては、埼玉県産材を利用して新築・増改築・内装木質化で全体の使用量に応じた金額の補助。


補助対象は、埼玉県内に居住する新築住宅・事務所店舗・増改築・内装木質化を行う個人。(事務所店舗の場合店舗事業者)



その他対象住宅として

新築の場合、床面積に0.15を乗じて得られる数値が0・6であること(県産材を使用した)
増改築の場合、やはり床面積に0.15を乗じて数値が0.6であること、もしくは全木材の使用(県産材を使用)など。。。


とまぁ詳細はまたあとでとして、最も重要なことは扱う事業所(木材業・林業)が



『埼玉県産材認証事業体』

である事。





県産材証明書が無ければこの補助金制度は無効ということ。



原木~製材所~材木屋~工務店とその県産材証明書が繋がっていないとダメらしい。。。


しかしながら、先の木材ポイント事業より簡単申請ですので是非利用してほしいですね!




この事業ではまだ確定していない部分の詳細を詰めているところで、変更される部分もでてくるということです。

確定版は今月下旬に予定されているので発表後お知らせいたします。