第49回 全国木材産業振興大会が10月15日に開催されました。
前回の埼玉大会からバトンタッチし、今回は東京大会ということで東京国際フォーラムまで行ってきまして、盛大に行われました。
大会会長の吉条良明全国木材組合連合会会長の挨拶
この大会は木材産業界を盛り上げてのお願いをするといった主旨で、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けての競技場整備や、選手村、関連施設などに木材を使用してもらう。
日本の伝統である「木の文化」にふれて理解をしていただくといったことを広めていく。
サブテーマである「木材利用で街に第二の森林を」とし、住宅だけでなく商工業施設にも木材を利用し、都市や街に第二の森林を生み出すということが重要である。
東京都 舛添要一知事(公務により代読)
東京は4割の森林が占める都市として、木材の供給をはじめ、水源のかん養、災害の防止、CO2の吸収より多大な機能より都民生活に貢献している。
まさに次世代に継ぎうける貴重な財産である。
この機能を十分に発揮をするには、伐採・利用・植栽・保育という森林の循環を維持しなければならないのですが、林業の低迷で伐採や利用が進んでいない。
近年では利用可能な木材が増加しているため、伐採して利用しなければならない。
このような状況に平成22年には「公共建築物における木材の利用の促進に関する法律」が施行され、全国で学校や施設などの公共建築物の木質化を進めている。
都では森林の循環を進めると共に、都民の木材に対する関心をPRして木材利用を吸いしているところです。
(そのあとの2020年の東京オリンピック・パラリンピックの話は吉条会長と同じ話でした。)
宣言決議(案)↓
可決されました。
行動宣言↓
ウッドファースト社会を実現し、日本の森林を守るために
1、ウッドファースト社会の実現に向けた国、地方自治体への働きかけ
2、木材利用拡大とそれを通じた林業の活性化に対する国民理解の醸成への取組
3、ウッドファースト社会づくりへの支援の輪を広げるための取組
4、国産材への信頼と安定供給体制の整備に向けた連携
5、意見交換の場の設定
上記の宣言を(一社)全国木材組合連合会会長の吉条会長と全国森林組合連合会会長の佐藤重芳会長のサインにより制定されました。
今大会のスローガン↓