<福島第1原発>汚染除去ALPSフル稼働750トン処理に
毎日新聞 11月21日(木)12時42分配信
<福島第1原発>汚染除去ALPSフル稼働750トン処理に
放射性物質除去装置ALPS(アルプス)=福島県大熊町で2013年11月6日午前11時9分
東京電力福島第1原発の放射性汚染水を浄化する多核種除去装置「ALPS(アルプス)」が21日、フル稼働態勢に移行した。3系統のうち2系統はすでに試運転中だが、残る1系統が同日午前10時ごろから試運転を始めた。全3系統が同時に稼働したのは初めてで、1日で計750トンの汚染水を処理する。東電は来年1月の本格稼働を目指す。
【知りたい】汚染水の新浄化装置「アルプス」って?
アルプスは、汚染水に含まれる63種類の放射性物質のうち、トリチウム(三重水素)以外の62種類を除去する。2012年9月に完成したが、腐食による水漏れなどトラブルが相次いでいた。
今年9月にC系統、10月にA系統の試運転が始まり、1日当たり計500トンの汚染水を処理していた。
東電によると、壊れた原子炉建屋に地下水が入り込み、1日400トンずつ放射性汚染水が増加。現在、貯蔵タンクに約38万9000トンが保管されているが、汚染水漏れが相次ぎ、政府や東電はアルプスを「汚染水対策の柱」と位置づけてきた。【鳥井真平】
多核種除去設備 (ALPS)
既に設置している水処理設備では、放射性物質のセシウム(※1)を主に除去しているが、セシウム以外の除去が困難であった。多核種除去設備(ALPS)ではセシウム以外の62種の放射性物質(トリチウム(※2)を除く)の除去が可能となっている。2013年6月現在、本格稼働を目指して試験(※3)を行っている。
※1.セシウム・・・アルカリ金属の一種。放射性セシウムは事故後、放射線ヨウ素とともに主に検出されている放射性物質のひとつで、ガンマ線を放出する。
※2.トリチウム・・・ベータ線を放出する放射性物質。主に水の形態で存在することから、ろ過などでは除去することができない。
※3.A系は2013年3月30日より開始(6月16日に停止)、B系は2013年6月13日より開始、C系は2013年9月27日より開始。
■設備の概要
・前処理設備、吸着塔の順に汚染水を通し、62種類の放射性物質を除去する。
まぁ神頼みよりかは期待しちゃうよ!
でもダダ漏れは?
このALPSは信用していいの?
東電発表は偽装じゃないよね?(笑えない)
しかしヨウ素(I)-129の半減期16000000年って・・・。
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