羽生市三田ケ谷のキヤッセ羽生にモクレンの木が植えられた。敷地内にある四季の丘が人気ロックバンド「スターダストレビュー」のヒット曲「木蘭(もくれん)の涙」にイメージが重なると話題になり、作曲した同バンドの柿沼清史さん(55)=羽生市出身=が寄贈。
地元ファンでつくる「木蘭の丘実行委員会」が植樹した。
市も新たな名所として、「木蘭の丘」に期待を寄せている。
スターダストレビューは、柿沼さん=ベース、ボーカル、行田市出身の根本要さん(55)=ギター、ボーカル、熊谷市出身の寺田正美さん(53)=ドラム、ボーカル、熊谷市出身の林“VOH”紀勝さん(52)=パーカッション、ボーカル=の4人編成で、1981年に「シュガーはお年頃」でデビューした。
「木蘭の涙」は93年にリリースされた曲で、永遠の愛を誓いながら死別してしまった恋人を、モクレンの咲く丘で振り返る切ないバラード。テレビCMに使われ、さまざまなアーティストがカバーしている。
19年たった現在も、スターダストレビューの全国ツアーで歌われている名曲。
木蘭の丘実行委員会の発起人・広瀬晃さん(65)によると、四季の丘が話題になったのは4年ほど前。
柿沼さんが生まれ育った土地を見たいというファンが羽生市を訪れ、徐々に広がった。
四季の丘にモクレンはなかったが、目印となる大きなコブシの木があり、「木蘭の涙」のプロモーションビデオで流れる情景とよく似ているという。
市内でライブハウスを経営している柿沼さんの兄威志(たけし)さん(59)と親交があった広瀬さんは今年9月、「四季の丘の愛称を木蘭の丘にしよう」と仲間6人で実行委を組織。柿沼さんに植樹を提案したところ、「羽生市のまちおこしのお役に立てるなら、ぜひ協力したい」と快諾され、市に働き掛けてきた。
寄贈されたのはハクモクレン1本とシモクレン4本。コブシの木から西に10メートルほど離れた場所に、ハクモクレンを囲むようにシモクレンが並んでいる。
植樹式には柿沼さんの代理で威志さんが出席し、河田晃明市長らとともにスコップを握った。
キヤッセ羽生では年間を通じてさまざまなイベントが行われる。隣にはさいたま水族館、「ゆるキャラさみっとin羽生」が開かれる羽生水郷公園もあり、観光には打ってつけ。
「『木蘭の丘』の前でファン同士の交流ライブを開きたい」と広瀬さん。
キヤッセ羽生から市内全域に浸透させるため、「羽生駅で『木蘭の涙』を流してもらってはどうか」という案も。
今後、柿沼さんがデザインした「木蘭の涙」の歌詞や音符などが刻まれた高さ90センチの記念碑も設置される予定で、市は「大勢のファンの方が公園を訪れて、木の成長を見守ってほしい」と“聖地効果”に注目している。
2012年11月30日 10:10 埼玉新聞より
うわぁーーー!
羽生やるなぁ
寄居は?
馬場俊英の聖地だでぇ~
誰かぁぁぁ~~~
何かしない?
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