失望している【治し方がわから]ない】自律神経失調症 専門治療

自律神経失調症の症状は多彩です。人に聞けない。全て解決します。

予期不安で出勤不能

2017-12-09 11:25:05 | 予期不安
薬を使わない自律神経活性療法(ゆどう術)の 
富永しゅうかんです。

3か月以上続くのは自律神経が原因。自律神経失調の回復中に「落とし込み・釣り」をお勧め。

技術系・自営業・事務系には、「落とし込み・釣り」が適します。

釣りの内容を書いてゆきます。
詳細に関してはメールにて。迅速返信します。

自律神経・遠隔治療を受付てます。PC版では絵が動きます。

こんにちは、
昨日の寒冷風で外に出る気力をそがれて、釣り行きなし。
著書より抜粋連載します。

よくわかる自律神経失調症」本文より 連載
461頁
「出勤不能、予期不安」


三十七歳の男性。この方は奥さんに伴われて一緒にお出でになった。
会社に出勤できない、勤務に身体が耐えられない。抑鬱症状がつよく、集中力もなく、仕事も出来ない。現在休職中。
会社の籍はまだあるが、あと一年間ということで、会社へ出勤できるようになりたい。

この方は上場会社の営業幹部社員で、海外勤務の期間が七年間あった。その海外勤務地から帰国してから体調悪く、気分も変になり抑鬱状態が昂進、いろいろな症状が出てきた。このカルテの記録は六カ月くらい経過したときの状態である。

まず七月二十一日の出勤は、病中であったが馴らし出勤の二日日であった。午前中の勤務だけで帰るように私が会社の上司とも電話で打ち合わせをしておいた。本人もそのことを了解してから出勤が始まった。

相談時には本人の話す内容は正常で理解できた。しかし、顔色はどす黒くて赤っぽい、日臭がつよくて歯茎が全体的に痩せ、身体の各部の筋肉も非常に痩せおとろえており、骨皮すじ衛門といった表現がぴったりといった容姿であった。
462

横になっていても、身体の具合が悪くて、ジッと寝ておられないと言われる。背中にも吹き出物がある。これは自律神経機能が極端に低下し、憔枠しきった状態である。・・・
463頁

・・・この方には子供さんもいて奥さんも当惑しておられ、勤務先の会社でも優秀な幹部社員が脱落していくのをそのまま見ているのは会社の損失でもあり、同僚たちもしのびないことである。

会社の人達も家族と力を合わせ(励ましてはならない)、全員の協力があって難治の病気を克464頁服していった実例でもある。
当面、残業しないようにして、朝九時から夕方五時まで勤めておられる。

会社は自宅との距離が往復四時間もかかるために、月二回は会社の近くに外泊して身体を休めるように指導したが、それもキチッと守っておられる。順調な回復経過をたどって今年いっぱいくらい養生すれば、体重も七〇キロまで増えて、同僚と同じくらいに仕事の量もこ

なせ、いろいろな行動にも携われるようになるでしょうと、お話をしている。






富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・退院後のリハビリの実際
 (楠葉図書館音声テキスト採用)
他11冊 

「高血圧、のぼせ症状」

2017-12-07 18:25:19 | 自律神経失調最適な釣り
自律神経活性療法(ゆどう術)の 
薬を使わない富永しゅうかんです。

3か月以上続くのは自律神経が原因。
自律神経に起因する内容を書いてゆきます。

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自律神経・遠隔治療を受付てます。
PC版では絵が動きます。

こんにちは
きのうは、クロダイが来た。あと1匹バラシ、うっかりして合わせをしなかった。


「よくわかる自律神経失調症」  
本文より連載
457頁
「高血圧、のぼせ症状」


二十三歳の男性。この方は本態性高血圧症のために、頭に血がのぼってボーッとなり、頭が
のぼせてしまう。日の疲れがひどく、これらの症状を治したいと言っておられた。

病気のきっかけとしては、現在就業している職業に関係があるようにも思えると話された。
仕事の内容は一般的な事務職。本人が記入された血圧は九〇〜一三七であったが、

 一回目の治療のとき治療前90〜129、治療後七〇〜一二〇。二回目の治療後の血圧は七〇〜一二〇、脈拍は六〇であった。治療をした後には、これまで気がかりであった足の冷

えがなくなり、ポカポカと温まってきたと言われた。この方の場合には症状から自宅治療を併用しながら通って来るという前提で、一月二十一日、二月四日、二月二十四日に定期的に

通って来られた。治療を継続しているうちに血圧も安定してきた。のぼせ、めまいなどの症状もしだいに消失していった。この本態性高血圧症というのは、身体各部の毛細血管を運動

させている自律神経のうち、交458頁感神経が緊張している状態が続き、その結果、毛細血管の中を循環している血液が停滞(目づまり) になって生ずる症状である。

そのために、生まれつきの器質的(体の構造上のもの)と解釈して本態性高血圧症とよばれ
ている。症状の現われ方はさまざまで、人によっては顔面の血管だけが拡張したりするの

で、人前に出たり、上気すると緊張から顔が赤く(赤面症)なることもある。正常では女性の場合は極端な羞らいのときにも生じる。健康な人でも緊張したときに、この傾向は認めら

れる。しかし、自律神経失調になると、特別に条件が無くてもある時突然、血圧が上昇したり、体の一部(顔面など) の血管が拡張し、日常生活に支障を生じてくる。

平均五〜一〇回位の治療によって、自律神経内の血管運動神経核を正常状態にすれば回復す
Zつ。日常的には血圧値が高くなくても、何かをしようとしたり、運動の準備姿勢などに移

るとき急速に血圧が上りすぎて、そのときに頭がボーッとなって、人によっては激しい頭痛を訴える方がおられる。これらは若い人に生じやすい血圧変動タイプの高血圧症である。

慢性的自律神経失調が459頁あると生じる。こうした病気になると本人は非常に厄介な難病にかかったと思い込んでしまうのだが、私はたくさんの治癒例を持っている。


富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・よくわかる心の病
他11冊・ホームページで無料で読めます

頻尿、行動意欲が湧かない・・釣果なし

2017-12-06 12:31:34 | 自律神経失調最適な釣り
自律神経活性療法(ゆどう術)の 
薬を使わない富永しゅうかんです。

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こんにちは
出張施療の移動中で、釣り行きなし。


「よくわかる自律神経失調症」  
連載452頁~本文

452頁「頻尿、行動意欲が湧かない」
「頻尿、行動意欲が湧かない」


この方は、人には言えない頻尿症状に悩まされ、困り果てておられた。そのほかにも、
何ごとに対してもやる気が出ない、ひどい生理痛、頭痛などを訴えておられ

高校一年生の頃に学校で突然腹痛と下痢が始まり、その後も下痢状態が収まらず十分おきに
トイレに行きたくなるので、学校へも行けなくなった。この下痢症状は頻尿とは別に後で生

じた症状であった。また、頻尿症状も長期間経過すると治療にも時間がかかる。この方は当研究所から電車で二時間くらいかかる所に両親と住んでおられたが、ニカ月間通って来られ

た。治療を始めて一〇回目位までは変化が現われなかった。そのために中途でやめようかと思ったということであった。しかし、両親が「ここしか治してもらえる所はないのだから、

治るまで頑張りなさい」と言って励ますので、本人もいろいろと考えて、ここしかないのだから頑張るように自分にいい聞かせて通って来ておられた。

453頁
二月になって、少し体調が良いような気がしてきた。以前ほどトイレに行かなくなったよう
に思えると言っておられた。失調症の回復経過はこのように段階的に除々に回復していく。

ある日突然にピタリと症状が解消することはぁり得ない。四月十三日の治療のあとでは、「これまで気がかりでならなかった頻尿症状もあまり気にならなくなり、体調も非常に良く

なりました」と言っておられた。五月二日には、「トイレに行く間隔が長くなってきた。これまでは頭痛や下痢ぎみであったが、これも取れてきたようです」と言われる。

五月十八日には、「体調もほとんど良い時と変わりなく、体重も一キロ増えて五〇キロにな
ってきた」と言われる。六月になると、頻尿症状はほとんど消失した。

それ以後、七月、八月、九月と完全に治ってしまうまで、私の指導事項を守って治療を続け
られた。四月頃からは二週間に一度ずつ来所されるように指導し、自宅でも毎日のように、

あるいは一日おきに自分で自宅治療を続けていた。
454頁その時は来所されるのも月二回というようになって、治療期間は一年半くらいかかっ

た。この方からは年賀状をその間二回いただいたが、変り無く元気で、疲れた時は自宅治療を優先するようにしているとの事。最初にご相談に来られたときには、身体がむくんでおら

れたが、回復されたときには容姿全体がスリムになって、体重が増えたのに身体がスリムになったということを非常に不思議がっておられたが、そのときの様子がいまでも記憶に残っている。

富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・よくわかる心の病
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肩凝り・舌萎縮・・・自律神経の回復で根本解消・・・釣りがお勧め

2017-12-05 11:30:10 | 肩こり
薬を使わない自律神経活性療法(ゆどう術)の 
富永しゅうかんです。

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自律神経失調の回復中に
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来所治療が最善ですが来れない方のために
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こんにちは、
釣果は45cmアイナメ、メジナ、メバル、タナゴ

447頁「肩凝り・舌萎縮」・・・よくわかる自律神経失調症・・・本文より


五十一歳の主婦。主な症状として、眠れない、肩が凝る、手・足が冷えるなどの悩みである。そして特殊な持病として、脈なし病といわれる大動脈の狭窄のために手に触れても脈が計れないと言われるので、手の脈を確めると確かに脈うたない。頸腕症候群かと疑い、

その検査で確認したが、本当に脈なし症である。この方の左腕の手の指先は少し太くなっており、これは末端肥大という現象で、血液の循環が悪いということを裏付けている。さらに口腔内の舌は萎縮ぎみの形状を呈していた。こういった萎縮症状というのは、自律神経系

の細胞組織が減少を示している。例えば、舌の萎縮、耳たぶや陰嚢の萎縮、男女生殖器の萎縮、内臓の萎縮が生じてくる。全身的には少しくらい萎縮していても日立たないものには、筋肉の萎縮から足・手が細ってくることがある。この方の血圧は一二〇〜七〇、体重五三

キロ、身長一四八センチメートル。相談の時、舌萎縮になると非常に時間がかかるということをお話し説明してから治療を始めた。
一月十三日の三二回目の治療のときに、「お小水の出が少し良くなってきた。これまで眠れ448頁なかったが、少し眠れるようになり、

一月の凝りも少し良くなってきました」と言われた。一月二十日の二四回目の治療のときに、たいへん調子が良いということであった。それまで足首やお尻が冷えると訴えておられたが、これらも少し良くなったと言われた。通常の場合には、治療一〇回目位から治療効果

が現われて良くなってくるものであるが、このような舌萎縮まで進行した場合や副腎機能低下の場合には一五回〜二〇回以上で漸く効果が現われてくる。この方が言われるように尿の出が良くなってきたということは、交感神経緊張から生じる膀脱筋の収縮、弛緩が不十分

であったのが回復してきたことである。一肩凝りや不眠症状が非常に深刻であったために、軽度の身体の不調にまで留意することができなかったものである。五十歳位の年齢でここまで舌萎縮の病状が悪化しているのでは、治せる機会としてはラストチャンスということに

なる。これまでの例では、舌萎縮がひどい六十歳位の主婦の方が御主人に連れられて来られたことがある。その方は舌の奥半分くらいまで萎縮していて、最も苦痛だと言われるのは、喋りにくい、食物が飲み込めないということであった。舌が半分しかないためにその両方

ができないのであった。449頁この方の場合は一応お断りしたが、御主人は「今まで気苦労かけた結果、病気になったことが判った。自分の気持を妻に伝えてやりたいので、治療を引き受けないということを言わないで、とりあえず手を付けて下さい」と治療を懇願された。


そのために、舌萎縮のほかに眠れないという症状もあったので、その不眠症状を治療するということで二〇回位通って来られ、夜間も眠れるようになったという時点で治療を終了したが、舌萎縮は現状以上に舌が少し伸長してきたというくらいまでしか回復が望めなかっ

カルテの方の場合には、舌萎縮はほとんど正常状態になって、持病といわれた脈なし病も脈拍が少し触れるまでになり、あとは自宅治療で当方と連絡をとりながら二年くらい行えばよいところまで回復された。

富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・退院後のリハビリの実際
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他11冊 

不眠 ・・・自律神経失調を回復させると・・・眠る 釣りが一番 

2017-12-04 12:55:33 | 自律神経失調最適な釣り
薬を使わない自律神経活性療法(ゆどう術)の 
富永しゅうかんです。

3か月以上続くのは自律神経が原因。
自律神経失調の回復中に
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技術系・自営業・事務系には、
「落とし込み・釣り」が適します。

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来所治療が最善ですが来れない方のために
自律神経・遠隔治療を受付てます。
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こんにちは、
釣果は、めじな、タナゴ。定年シニアは9時~5時まで釣りしてtるが、仕事の合間で1時間では成果少なし。冬は食い悪く

不眠の回復例です。


441「不眠・生きていてもしかたがない」
十八歳の男性。最も苦痛なことは、眠れないこと、それに人が信じられない、気が弱いということだと言われた。

こうした心身症的な症状の生じたきっかけについては………。二年前から受験ということもあって、家族の人達が心配するほど滅茶苦茶に勉強をしていたが、その後だんだんと学校の成績が落ちてきて誰も心配してくれなくなった。

受験に失敗し、現在では浪人生活。憂欝な毎日の連続だということであった。この十八歳の年齢の患者さんの例だけでなく、私がこれまでに数多く手掛けている治療例の中では、受験勉強を滅茶苦茶にやって脳を使いすぎたり、でたらめな酷使の仕方をしたために、

脳の機能を阻害して働かなくなったという例がかなり多い。その結果、何もできなくなって無能力状態に陥入り、 っいには心身症から精神障害にまでいたる場合もある。その入口が眠れなくなる、寝つきが悪い、浅眠。人によっては、イライラから暴れる。別方向

欝(うつ)的傾向となる。
442
これらの悪い方向にすすんだ場合には、分裂病や神経症などさまざまな確定的症状へと進行する。この方の症状も初期には、単なる眠れないという一つの症状として現われたのだが、そこから病状が進行し、人が信じられない、誰も心配してくれない、自分以外の人はすべ

て悪いといった被害妄想的な精神障害を引き起し、分裂病の入り回の徴候となっている。幸いなことに本人や家族の人が早期に気が付いたために、相談に来られた。この病気に関するかぎり本人も家族も全く病気であるということに気付いておられないことが多い。

これは紹介した方が、所用で電話をしたときに息子さんが出たり、訪問した時迎えるために玄関先に息子さんが立つことがあった。
応待の仕方が普通ではない、ちぐはぐな喋り方をするなどに気がつかれた。

しかし、家族の人たちは年頃のぶっきらぼうからきているぐらいに考えておられたという。父親は一流会社に勤務しており、母親も女子大を出たという見栄など世間体ばかりを中心に考えて生活していることが相談時の言葉からうかがい知れた。他人の欠点や、人の目ばか

り気にして生活していると、自分の事、自分の家族の異常さまでは配慮ができなくなる。
443
この重役さん夫婦が最初に息子さんを伴って一緒に来られたときは酷い状態であった。

待合室にいるときでも、「レーガンが僕を逮捕しに来る」、「僕は宇宙人になるためにいろいろな勉強がしたい」などと口走って動き回るので、父親は息子の両肩を両手で押え、他の人の手前もあり、何とか鎮めようと懸命であった。

世間体を重視するあまり息子のわがままを何とか抑えようとくらいにしか思っておられないようだった。そのためにご両親に、まず精神病院へ連れて行き、親も、本人も病気であることを認識し、それが理解できたうえで改めてお出でになるよう申し上げた。

この種類のときには、特に病態の複雑さを認識しておられない場合には、全く手の下だしようがないというほかはない。
その後、紹介した方が定期的に、自分の病気(失調症) の再発を防ぐ意味で来所される。

「あの重役さんの息子さんネ、先生^入院しましたよ。」と。「そうですね、あの様子では、連れて通って来るのも付き添さんも大変ですから、薬で症状が一段落し、少し落着いたら来られたらよいのですよ……」と話したことであった。

更に数力月後退院し予備校へ行き始めたが、二週間程でまた変になり、入院したり、家にいたりを反覆して444いる様子を話されていた。




富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・退院後のリハビリの実際
 (楠葉図書館音声テキスト採用)
他11冊