バイク・キャンプ・ツーリング

NERIMA爺、遅咲きバイクで人生救われる

1998年6月1日

2025年01月20日 | 1998年
6月1日(月)
 朝、5時起床。まだ昨夜の酒が残っている。6時前には出発。環7から永福方面、中央高速に乗り、甲府昭和まで走る。そのまま夜叉神峠を目ざして走るが、芦安村の電光掲示板に夜叉神峠と広河原間は冬季通行止めとある。もう春だぞ。しばし考えたあと、とりあえず峠までいってみることにする。もしかして5月いっぱいが通行止めで、6月に入った今日からは解除になっているかもしれない。淡い期待をかけて山道を上るが、峠のゲートは下りたままで、係員のおじさんが小屋にいる。訊いてみると、6月12日から開通とのこと。秋は11月のはじめにはゲートを閉めるそうだ。

 ちょっと、がっくし。
 高ボッチ山にいくことも考えるが、まだ午前9時すぎ。箱根から真鶴駅前にある食堂にフライ定食を食いにいくことにする。
 12号腺を下って田富(うーん、懐かしい。友人の実家があり、以前、泊まりにきたことがある)を抜けて、下部町の9号線から本栖道を登る。本栖湖の湖畔では、裾に霞がかかった富士山を、あちらこちらで写真を撮っている。湖の奥に回ってみると、モーターボート選手のタマゴたちが本番さながらに訓練している。救急車まで岸に配備されている。湖を一周して139号線を下り、469号腺から裾野インター近くから湖尻峠を越えて、芦ノ湖の駒ヶ岳側を半周、さらに湯河原パークウェイで湯河原まで下る。

 午後1時半。真鶴駅にいくが、事前に調べていたアジフライのうまい食堂の名前を失念。駅前にはそれらしい店は一軒しかないので、たぶんそこだろうと入店する――後で調べると、そこで正解。アジフライ定食がうまいということなのだが、値段は1000円。他のものも一様に高い気がする。バイク雑誌に載っていた情報では、確か700円だったはずだが……。それにしても、店主とおぼしきじいさんが奥のテーブルに座り、椅子の上に足を投げ出して店内を監視している(ように見える)のが気になる。そこが定席らしく、新聞を読んでいるが、ときおり飛ばす視線が油断ならない。

 天井近くの壁には、店内衛生が優良だとかいう表彰状が、ずらりと――少なく見積もっても20枚以上は掛かっている。アジフライは揚げたてでウマイにはウマイのだが、じいさんの視線が気になるなあ。食いにくい。やはりフライは、四国の中北ウドン店で食ったあのイワシフライにはかなわない。
 帰りは、小田原厚木道路から東名、環8経由で四時には練馬着。本日の走行距離約450キロ。




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