ピアノ・ソナタ 第８番 ハ短調 『悲愴』 第２楽章

年明け早々から取り組んできた曲。
完成までに４ヶ月かかった。
途中、ものすごい苦悩の時期もあった。
考えながら、悩みながら努力を重ね、ようやく弾けるようになった。

初めてレッスンに行ったときに、いずれはこれが弾きたい！と先生に訴えた曲。
まだまだ自分の身の丈にあっていないのは承知だったけど、どうしても弾いてみたかった。

必死な時は思わなかったけど、ちょっと心に余裕ができてきた時からずっと思ってた。
この曲って、死者への弔いの曲なんじゃないかって。
いや、弔いというか・・・回想？かな。想いとか想い出とか。。。
うまく表現できないけど、『死』にまつわっているような。。
単に私だけの感覚なのかもしれないけどね。
とても美しいソナタです。
上手く弾けたときは身震いしてしまう。

今日はキヨシローの事をずっと考えてた。
２０年以上ずっと愛してきた人だから、相当ショックが大きい。
キヨシローに捧ぐ・・・と言いたいところだけど、彼にクラッシックは似合わないかな。