私の年末年始の仕事の休みは元旦のみで、前日と前々日に色んな所に電話を掛けまくり秩父になってしまいましたが、貸し切り風呂の予約がとれたので行って来ました。
母親は今は調子の悪い周期で(混乱期)、秩父や貸し切り風呂に連れていくなんて母親に言ったら、絶対行かないと言うので、私が病院に診察に行くからと付き合ってもらうと言うていで母親を連れ出しました(この時点では母親に今日が元旦だと言う認識はありません)。
片道三時間かけて到着して、到着すると絶対入らない嫌だと、とりあえずどんな所か見に行くだけでも行こうと貸し切り風呂に行き、あの手この手で入ってもらおうと思いましたが、絶対に入らないと。
ここの貸し切り露天風呂と脱衣場の境が全面ガラス張りになっていて、露天風呂から脱衣場が見えるので母親を脱衣場に座らせて自分だけが露天風呂に入りました。すると母親はうんちがしたい、うんちが出てきちゃっているトイレに行きたいと(母親は常時オムツ)、私は裸だし、貸し切り風呂にはトイレはなく焦りましたが、実際はうんちは出てきていなく、早く帰りたい為にそう言ったみたいでした。
貸し切り風呂には母親を入れる事は出来ませんでしたが外出させた事によって歩かせたり、現地で外食出来たり、意味はあったと思います。
写真は脱衣場からで背中の向こうが貸し切り露天風呂です。
介護している人間にとって普通の人の様に正月気分を味わう事はあまり出来ませんが、そんな元旦でした。