皆さん、おはようございます。
プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士の青木公司です。
本日はコロナで1300兆円が吹っ飛ぶ だけですむのかについてです。
先日、IMF(国際通貨基金)が最新のGDPの見通しを発表しました。
2020年の世界の経済成長率をマイナス4.9%と4月の見通しより下方修正しました。
先進国、新進国とも景気後退し、2年間での経済損失は1300兆円との見通しを発表しました。
「世界経済は大封鎖に陥り、世界恐慌以来の大恐慌になる」という見通しということです。
ちなみに世界恐慌では1930-1932年の3年で17-18%経済が縮小しました。
かなりの思い切った発表ですが、こんなものでは済まないというのが僕の考えです。
IMFは2021年は+5.4%と成長と甘すぎる見通しですが、非常に厳しいと思っています。
今年についても、アメリカは昨日、過去最大の感染者数を発表するなどこの夏でも世界各国が感染爆発を起こしており、間違いなく、今年については秋の終わりから冬までで第2波が世界を席巻するでしょう。
そうなると今年の世界のGDP成長率はマイナス8%を超えていくかもしれません。
来年もワクチンが開発され、春以降、世界に徐々に普及していくとしても、
世界の自由な往来、貿易が戻っていくのはさらに少し、先になるでしょうし、一度、シュリンクした人々や企業のマインドも復活せず、2020年の数字が2019年より大幅ダウンしたことを想定しても、2021年のGDP成長率もゼロ成長から2%くらいにとどまるかもしれません。
いずれにしても1300兆円という、日本の国家予算536兆円の2.4倍の巨額の失われた金額は大幅に拡大する非常に厳しい時代となりそうです。
個人も、企業も国家も。
この状況をいかに乗り切るか。
そこが問われることになると思います。
青木も自分のクライアントや自分の周辺の人たち、自分自身を徹底的に守り、逆にこの時代に攻めに転じられるように。
しっかりやっていこうと思います。
年間203日講師登壇、年間115日コンサルティング。
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