いよいよ夏が近づいてきました。
さて、手持ちの鉄コレ同和鉱業を別府鉄道のキハ101にしてみました。
別府のキハ101といえば、ブレーキ管破損防止のために裾が延長された独特の姿をしているイメージですが、晩年になって取り付けられたようです。
そのため登場時は時代とほとんど同じ。
塗替えのみで対応できます。
・・・なお、側面客扉間のみ裾が延長された姿の写真があり、前面はそのままで側面のみ裾延長という時期があったようです。
在庫のうち塗装の程度の良いものは入線時とし、色を剥がさず似せられるか試してみました。
・ナンバーを消去し、別府のインレタ(キッチン製)を貼り付け
・半光沢クリヤに白を若干混ぜて上から塗装
という手法です。
ちょっとムラになりましたがウェザリングでカバー。汗
入線時のピンク系の塗装になりました。
ホントはジャンパ栓の有無や尾灯の形状などが異なるのですが、これは鉄コレも同じなのでまぁ勘弁してください笑
屋根には銀河のタイフォンを取付、ベンチレータと合わせてグレーを筆塗りしています。
床下機器も全体をジャーマングレーで塗装。
エンジンは銀を塗った上からタミヤの墨入れ塗料をペタペタ。いい具合にガンメタっぽくなります。
途中でちょっと浮気をして北陸鉄道から国鉄キハ41000を。
雨樋取付前の原型の姿です。
・・・このキハ41057は昭和24年に廃車となり、同和鉱業キハ301そして別府鉄道キハ101となります。
違う時代の同じ車両を並べる。模型ならではの楽しみ方。
塗替えは調子が出てくると楽しくなって車内も塗ってしまいます。
椅子をマスキングしてマホガニーで塗装。さらにエナメルで3色目を塗っています。
・・・エナメルは流石に意味が無いのであまりお勧めせずw
キハ41057時代は原型の背板が木のものとし、茶色にしています。
さて、改造が必要な晩年仕様へ。
前面にジャンパ栓を付けたり、ライトのレンズ化を行います。
そのあと裾に1×1mmの角棒を貼り付けて裾を延長。
改造はこれだけです。
塗装はGM28番と、写真の塗料を混色して作った朱色。
ライトレンズはグラスファイバーをライターで炙ってレンズ状にしたものを、最後に木工ボンドで接着します。
なかなか良い感じに仕上がりました。
キハ04シリーズはお気に入りなのでまだまだ在庫があり、暇を見て色々作っていくつもりです。