先週になりますが、12月18日の土曜日に飯田市南信濃で遠山森林鉄道の保存車の試乗会がありました。
・・・一般に公開しての乗車体験は初めてとのことです。
実は、私のジオラマを保存会に寄贈する寄贈式(!)に併催という形でした。
・・・たまたま職場の先輩に南アルプスで山岳活動をしている方がおり、コンペの話と(家も窮屈ですし)遠山で展示したいと話したところ、知合い経由で保存会に繋いでいただき実現したものです。
人の縁ってのは不思議だし大事ですねぇ。この場をお借りして感謝申し上げます。
朝の梨本停車場
いつもは車庫に収納されているDLが運材台車1+客車の編成で止まっていました。
最近まで板金で一部に錆止めが塗られていたと思いますが、美しく塗りなおされています。
窓枠がクリーム色なのが特徴ですかね。
長らく放置されていたものを、保存会の方がエンジンを載せ替えて2012年に復活させたものです。
元々三菱製にいすゞの索道か重機のエンジンを使用し、軸の径が異なり苦労されたそうです。
いよいよエンジン始動
保存会の方以外にも数名が参加しました。
客車に乗車
機関車と一緒に荒廃していた客車は朽ち果てていたためレプリカ
定光寺にあった台車に載せたものです。
・・・レプリカですが屋根の金具などは当時の客車のものが利用されているようです。
以前は椅子が無かったと思いますが、しっかり設置されていました。
色は・・・?です(笑
梨本には350mのレールが敷かれていて、3往復しました。
・・・行って帰って来れるものの、エンドレスではなく水滴型のような配線で、帰ってくると逆向きになってしまうのでバックで戻ってくる必要あり。
無事天候にも恵まれ、山側を走る姿は現役時を思わせます。
参加者全員を乗せるため3往復し、最後に側線に客車+台車を収納して運転会は終了しました。
走る姿を見るのは初めてですし、乗車できるとは思っていませんでしたので、非常に感謝です。
・・・自分の言動がきっかけでこんなことになるとは正直ビックリですw
機関車を格納して寄贈式を行う木沢小学校へ向かいます(続く
弊ブログをご覧頂きありがとうございます。
遠山森林鉄道の試乗会についてですが、一般向けの運転は今の所このブログで紹介した一度きりと思われます。数日前に地方新聞に小さく予告が載りました。定期的なものはありませんし、伊那谷以外の方が知るのは中々難しいかもしれません...
※私は保存会会員ではないので詳しいことは分かりかねます。