人を載せる鉄道車両にとってまぁ必須アイテムと言っていい窓
スクラッチする場合「窓抜き」は結構厄介です。
カッターで切る、彫刻刀で押し抜くなどなど…
直線・直角・垂直・水平というのが一目でわかってしまい、出来栄えに直結する部分と思います。
今回プラ板で作成する場合に、楽そうだなぁという方法を思いついて試してみたのでご紹介します。
・・・もしかしたら使い古された技法かもしれませんがw
作っているのは木曽の大型B型客車
鉄道車両にしては窓は少ない…のですが、不精な工場長は何とかして楽しようと考えたのです。
デザインナイフで「四角く箱型に切り抜く」というのは結構難しい
というわけで窓枠の下辺は最初にカットしてしまい、凹状にカット!
こちらの方がはるかに速く仕事が進みます。
B客は鉄道車両では珍しい?引違いの窓を持つので、2段窓ではないですが2枚貼り重ねて表現
下辺の窓枠は後で接着する訳です。
紙ではなかなか難しいですが、プラなら流し込みの接着剤で簡単に接着できます。
継ぎ目が目立つのでは?という疑問もありますが、ヤスったりサフを吹いて塗装すればさほど目立たないはず。
他の部分に凹凸を付ければ平坦な継ぎ目など気にならないと思います(個人の感想ですw)
調子に乗れば窓開けも自由自在です。