図書館で『おひとりさまの法律』を借りて読みました。
最近は業務関係の本ばかり読んでいたので、「息抜きに何か面白そうな本はないかな~」と一般書を探していたのですが、目に付いたのは業務にも関係ありそうな『おひとりさまの法律』。
『法律』の前に出版された『おひとりさまの老後』も遺言書作成等の業務に役立ちそう、と思って以前読みましたが、どちらも一方にひけをとらない内容でした。
中でも興味を引いたのは自分のお葬式のことです。「好きな服を着て、戒名も付けずに、あの世に旅立つことが可能」ということにカルチャーショックを感じました。
というのは、昨年亡くなった祖母のお葬式で、おしゃれだった祖母が”旅のお支度”といって時代劇で見るような時代錯誤な姿になったのを見て「死んだら、あんな格好させられるんだ・・・」と半ばあきらめに似た気持ちでいたので。
もちろん仏教式のお葬式もひとつひとつの事柄に意味があり文化でもありますが、私なら無宗教式のお葬式を希望します。
『おひとりさまの老後』も『法律』もとてもわかりやすく、これから「おひとりさま」になる人、老後の対策を考えたい人に役立つと思います。
気になったのはどちらの本も女性のおひとりさまを対象にしていること。男性の「おひとりさま」はどうするんだろう?そのうちに男性の「おひとりさま」が本を出版するのかしら?果たしてその本は売れるのか?「売れなそうだなー」といらぬ事まで考えるのでした。