遠方に住む学生時代の友人を、とても思い出す日があります。
コロナ前に一度温泉旅行へ行って以来、会っていないし、
近くで地震や災害があったりした時に、ラインをして安否確認するくらいで、
普段全く連絡をすることがないのに、
突然、元気にしてるか気になります。
遠距離だからこその、変わらぬ心の距離。
空に向かって、「元気でねー」と心の中で呼びかけます。
電話すればいいのにね。
実際の距離はとても離れているけど、心は近くに居る気がします。
昔から私は、友達が多い方ではありません。
知人は多くて、「顔が広いね」と言われることもありますが。
でも自分では、ほんとに友達といえるのは、一人か二人です。
それで、充分です。
中学、高校時代は、「友達がいない可哀相な子」に見えているのでは・・・
と周囲の目が気になったものですが。
数少ない友達は、唯一できたママ友で、30年のおつきあいになりました。
彼女のおかげで、両親との同居生活も乗り切れたのかもしれないし、
親の介護、お金のこと、夫のこと、などなど。
友達以上、です。
記憶違いかもしれないけど、
確か、作家の曽野綾子さんが、どこかで書かれてたと思うのですが、
<友情の基本は、「あの人には自分にないすばらしいところがある」と思うことだ・・・
つまり友情の基本は尊敬だ、、、>
ごくごく普通の主婦で、おばちゃん、いや、もう、おばあちゃんの彼女。
楽しく、いつも変わらず受け入れてくれる、
正直に怒り、笑い、泣く。
いつもありがとう、これからもよろしく。
(ジャガイモの花が咲いた)