オバマ大統領が韓国に飛び立った25日の夜、警備が解除された羽田空港にて・・・
上司であり尊敬する大先輩「A」さんの退職送別会が行われた。
昭和51年、私は高卒でAさんは大卒として同じ役所に入所した。
造園が専門のAさんは、一級建築士の資格もあり、役所の阿波踊りチームのリーダーとしても活躍された方です。
そのAさんの存在が身近あったから、私も現在まで頑張ってこれたと思っています。
現場で働く我々現業職員を見守り、造園技能士という国家資格の習得も、課長、そして部長へと昇格したAさんのおかげです。
公私共にお世話になり、多くの相談をお願いしました。
現在は役所の組織の中に、私たち現業職員が働く造園関係の部署はありません。
行政改革により、清掃作業員か学校用務へと強制的な異職務従事になってしまいました。
その事が関係しているのか?送別会に出席した現業職員は私1人でした。
当時は100人もの現業職員が、配属していたのに・・・寂しい限りです。
Aさんのように、少数の幹部職員が私たち現業職員を必要だと訴えても、組織のトップとその他大勢の幹部職員には勝てません。
どうしようもなかったと、私は思います。
しかし・・・
Aさんの挨拶の中で、私の名前を言い、現業職員に対して申し訳なかったと、涙ながらに話してくれた。
その一言で十分です。
私も、こみ上げてくる感情に涙があふれ出た。
出席してよかった。
懐かしい先輩たちに囲まれ、美味しいお酒を頂き・・・
Aさんの第二の人生を、心より応援しています。
長い間お世話になりました。そしてありがとうございました。