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『OUT of MUSIC Vol.11』<2010年12月号> 吉田山田

2010-11-30 | マガジン

吉田山田

インタビュー抜粋

――吉田山田はこの10月でメジャーデビュー1周年を迎えられましたが、これまで毎日のようにいろいろな場所でライブをされてきたんですよね。おふたりにとってライブってどんな空間ですか。
吉田:僕たちは笑いあり涙ありっていうライブをしたいと常に思っていて。ライブは僕たちの伝えたい想いを一番詰め込める場所なので、失敗も含めて、そのときの吉田山田を見てもらえる一番大事な場所なんじゃないかなぁと思います。
山田:ライブに来てくれるって大変なことだと思うんですよ。だって、30分間とか1時間とかずっと立って聴いてくれてるんですよ!なので、皆さんが口笛でも吹きながら帰れるようなライブにしたいなといつも二人で話してますね。

――さて、11月22日から1stアルバム「と」発売記念の全国ライブ行脚が始まりますね!
吉田:アルバムが出たから特別な想いで挑むということではなく、いつもどおり本気で歌っていこうと思ってます。
山田:「と」っていうタイトルの意味でもあるんですけど、皆さんそれぞれに、自分のことを支えてくれたり守ってくれたりする“誰かと誰か”みたいのがあるはずなんですよ。たとえば“吉田と山田”みたいな。その“と”に気付いてもらえるよう、一人でも多くの人を応援できたら嬉しいと思います。

――全曲とも作詞作曲が「吉田山田」になっているのは、すべてふたりで一緒に作っているからなんですか?
吉田:そうですね。でも最初は自分の想いを誰かと共有して一緒に曲を作るっていうやり方がわからなくて。一年くらいの間は実際山ちゃんがうちに遊びに来てるだけで何もしてなかったんです。で、これじゃダメだと思って、1ヵ月間ふたりでニューヨークに行ったんですよ。

――ニューヨークですか!?
吉田:はい。でも二人とも英語もできないし、初の飛行機と海外だったんで、怖くてその1ヵ月間ずーっと一緒にいたんですね。そこで出会ってから初めての大ゲンカを…。といっても、だいたい僕が怒って山ちゃんが泣くっていうのが僕らのケンカなんですけど(笑)。それでその後日本に帰ってきて、ようやく曲ができ始めて。
山田:で、最初にできたのが、アルバムにも入ってる『ソウルフード』なんです。

――大ゲンカしたことがきっかけになったわけですね。
吉田:そうかもしれません。そっから、やっと二人で曲を作るというやり方がわかってきたんです。それぐらい二人で一緒に曲を作ることに向けて努力してきたので、今後は一人で作るのどうやったらいいかわかんなくなっちゃってます(笑)。

■プロフィール
Gt&Vo吉田結威とVo山田義孝からなる男性2人組ユニット。現在、下北沢・渋谷を中心に、全国的にライヴ活動を続けている。2009年10月21日、シングル「ガムシャランナー」でメジャーデビュー。


『OUT of MUSIC』Webサイト


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