タオルズ
インタビュー抜粋
──さすがですね。そこからプロになるという方向に流れていったきっかけはなんですか?
田口:NHKのサマーソングバトルなんです。正直、その番組さえも知らなかったんですけど。そろそろ、ラジオ局とかにデモテープを送ろうって思い始めていたとときに、たまたまフライヤーもらって。締め切りがこっちの方が早いから出そう! ということになって。驚いたことに、それが通ってしまったんですよ。
──無欲の勝利というか、変に力が入っていなかったんでしょうか?
西田:そうかも知れませんね。サマーソングバトルで、いつのまにかオンエアされていて。そこからレコーディングの話が来てと、ばたばたと決まっていきました。
田口:しかも、僕たちのアレンジャーが大黒摩季さんのアレンジもされている葉山さんで、「おいおいおいおい」と。僕はその時点でもうわけがわからない状態になってましたね。マジ~!って感じです。
西田:そうそうそう、ドラムの音が一緒だとか、ギターはこうくるのか! とか。うわぁてみたいな。エフェクターの音が一緒だ! みたいに、いちいち感動していましたね。コーラスも録って。ほんと、びっくりの連続でした。それが、大学一年のときです。
感想
今回、私は勝手な理由でインタビューできませんでしたがテープ起こしだけさせていただきました。最初テープを聴いただけだと、ただの人と人との会話を普通に聞いているだけですが、そこをすべて文字に変えて会話をなりたたせることはとてもじゃないですけど、大変なことでした。「あの、その、ねぇ、こう」など、人が喋っている会話の間と間に言われるこの言葉たちが非常に多く、人との会話を文章にしたらこんなに無駄なところがたくさんあるのだなと思わされました。 3日間でしあげましたが体力と視力と聴力がかなり悲鳴をあげていました。でも、その疲れを吹っ飛ばしてくれたのが実際に雑誌に載った時です。かなり嬉しかったです。 ライターさんの仕事を少しかいまみましたが、これも音楽を伝える一つの方法なのだなと思うと、こういう仕事も楽しいかもしれない、こういう仕事にも就いてみたいなと思いました。
yumi
インタビュー抜粋
──レコーディングはどうでしたか?
レコーディングは、録られてるっていう感覚があって間違えちゃいけないとか。お腹の音がなっちゃいけないとかいろいろ考えてしまいました。そうしたら、レコーディングの時に、すごくお腹がすいて、お腹が鳴っちゃったんですよ。絶対お腹の音入っちゃったよ、と思って焦ったんですが、入ってなかったので安心しました。
──クラシックというととてもハードルが高いイメージだったのですが、フレンドリーとてもフレンドリーでクラシックを身近に感じますね。yumiさんは自分の音楽をどんな人たちに聴いてもらいたいですか?
日頃、ポップスを聴いている人にも、ぜひ聴いてもらいたいですね。今回は、最初のCDなので、いろんな私を知ってもらいたいと思って曲を選んでいます。聴いてくださる方それぞれの感じ方で受けとってもらえたら嬉しいです。そして、勇気や希望、夢を与えられるようなフルーティストになりたいと思っています。
感想
音楽だけでなくグラビアにも進出をしているというフルート奏者yumiさんという方の取材をしました。初めての取材でとても緊張していたのですが、yumiさんとは年が一つしか違わないということもあり、とても楽しく取材をさせて頂きました。yumiさんの音楽に対する思いを直接聞いたことによって写真や演奏では感じる事の出来ないyumiさんの魅力に触れることができたような気がします。 取材前にyumiさんへの質問を考えたのですが、ありがちな質問しか思い浮かばず苦戦しました。しかし、お話をしていくに連れそのありがちな質問から話が広がっていきとても面白かったです。 最後に文字起こしという作業をやらせていただきました。約一時間という長い時間の中でお話したことを文字として形にするとなると、すごく時間が掛かり大変でした。また、聞き取れない部分があったりし苦労しました。 雑誌の取材という貴重な体験をし、音楽雑誌を一冊作る大変さを一部ではあると思いますが実感させられました。