2015年の映画、イギリスとアメリカの合作映画らしい。
世界初の性別適合手術を受けたリリー・エルベという女性(元男性)の映画。
1920年、コペンハーゲンに絵を売って暮らしている夫婦がいました。あるとき、妻が夫に女装して絵のモデルになってもらうようお願いしました。
女装が似合ってしまった夫は、女装に傾倒してしまい、性自認が女性となってしまいました。
働きもせず、家に引きこもり女ごっこをしている夫を妻は養い、理解者として一緒に住んでいました。
旦那はついに性別適合手術まで受けてしまいました。しかし術後三か月で死んでしまいました。
という暗~い話だ。
なんかこうオカマを使った泣けるストーリー!というのは「ミッドナイトスワン(2019)」を彷彿とさせる。映画的には旦那にかいがいしく付き添う妻、とった内容の映画だったので史実と比べてどうなのだろう、という疑問は尽きない。
まぁ元々の小説である「THE DANISH GIRL」を実写化しているわけで、元々そういう内容の小説なのだろうが。
劇中では家の中で女装して女性として暮らしながら、毎日悩む・・・みたいな描写があり、男性との付き合いはほとんどなかったような描き方をしているが、実際は男性との付き合いもそれなりにあったようで、彼女は女としての楽しさを謳歌していたようだ。なので映画でも女装した状態で男性からモテている!といった描写があったほうが楽しかったように思う。
劇中では同性愛者の男性と浮気?みたいなことをしていたが、なんかそれじゃリリーが全然モテないみたいでなんというか偏見的な書き方に見える。
また史実においては妻のゲルダはわかっていないのだが、映画においては彼女をいわゆる普通の女性、男性が好きな女性という風に描いている。
が、ゲルダが描いている絵の中にはレズビアンを題材にしたものもあり、そもそも彼女が夫を女装させてモデルにしているという点がなんというか性倒錯を起こした可能性もあるので、一概にリリーが全部悪いというわけではないと思う。2人の話だし、2人が納得して夫婦生活?を続けていたとも考えられる。
とにかくこの映画は盛り上がりにかけるし、面白いところがない。
唯一、リアルだなと思ったのはリリーが同性愛の男性に本名で呼ばれてショックを受けるシーンだ。リリーとしては「女性に見られている!嬉しい!」という気持ちで、その男性のところに行くわけだが、その男性は同性愛者なわけなので別に女装しててもしてなくてもどっちでもいいのだからリリーであろうが、なかろうがどっちでもいいので本名で呼んでしまったのである。
まぁ厳密に言えば、ゲイが女装に手を出すかは疑問を感じるが時代背景的にはそういうもんなのかなぁ。ゲイも女装も一緒でしょ、という描き方が全く理解していないな、という印象を抱かせる。
つか「ミッドナイトスワン」もそうだったけど、オカマは最後は死なないといけないのか?ふざけるなよ。
世界初の性別適合手術を受けたリリー・エルベという女性(元男性)の映画。
1920年、コペンハーゲンに絵を売って暮らしている夫婦がいました。あるとき、妻が夫に女装して絵のモデルになってもらうようお願いしました。
女装が似合ってしまった夫は、女装に傾倒してしまい、性自認が女性となってしまいました。
働きもせず、家に引きこもり女ごっこをしている夫を妻は養い、理解者として一緒に住んでいました。
旦那はついに性別適合手術まで受けてしまいました。しかし術後三か月で死んでしまいました。
という暗~い話だ。
なんかこうオカマを使った泣けるストーリー!というのは「ミッドナイトスワン(2019)」を彷彿とさせる。映画的には旦那にかいがいしく付き添う妻、とった内容の映画だったので史実と比べてどうなのだろう、という疑問は尽きない。
まぁ元々の小説である「THE DANISH GIRL」を実写化しているわけで、元々そういう内容の小説なのだろうが。
劇中では家の中で女装して女性として暮らしながら、毎日悩む・・・みたいな描写があり、男性との付き合いはほとんどなかったような描き方をしているが、実際は男性との付き合いもそれなりにあったようで、彼女は女としての楽しさを謳歌していたようだ。なので映画でも女装した状態で男性からモテている!といった描写があったほうが楽しかったように思う。
劇中では同性愛者の男性と浮気?みたいなことをしていたが、なんかそれじゃリリーが全然モテないみたいでなんというか偏見的な書き方に見える。
また史実においては妻のゲルダはわかっていないのだが、映画においては彼女をいわゆる普通の女性、男性が好きな女性という風に描いている。
が、ゲルダが描いている絵の中にはレズビアンを題材にしたものもあり、そもそも彼女が夫を女装させてモデルにしているという点がなんというか性倒錯を起こした可能性もあるので、一概にリリーが全部悪いというわけではないと思う。2人の話だし、2人が納得して夫婦生活?を続けていたとも考えられる。
とにかくこの映画は盛り上がりにかけるし、面白いところがない。
唯一、リアルだなと思ったのはリリーが同性愛の男性に本名で呼ばれてショックを受けるシーンだ。リリーとしては「女性に見られている!嬉しい!」という気持ちで、その男性のところに行くわけだが、その男性は同性愛者なわけなので別に女装しててもしてなくてもどっちでもいいのだからリリーであろうが、なかろうがどっちでもいいので本名で呼んでしまったのである。
まぁ厳密に言えば、ゲイが女装に手を出すかは疑問を感じるが時代背景的にはそういうもんなのかなぁ。ゲイも女装も一緒でしょ、という描き方が全く理解していないな、という印象を抱かせる。
つか「ミッドナイトスワン」もそうだったけど、オカマは最後は死なないといけないのか?ふざけるなよ。
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