英国紳士の午後

メタルマンをこよなく愛すロックマン系管理人ブログ
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暴太郎戦隊ドンブラザーズの「みほちゃん」

2023年02月01日 22時59分35秒 | Weblog
暴太郎戦隊ドンブラザーズもあと4話ぐらいで最終回だろうか。
なんだかよくわからない戦隊だな、と思いながら1年見続けてしまった。
キャラクターみんないいね、いい意味でも悪い意味でもジェットマン張りに戦隊らしくない戦隊だった。
まぁ内容については色々な人が書いているのでここでは書かない。

俺が書きたいのは雉野の奥さん、「みほちゃん」についてだ。
雉野っていうのはドンブラザーズのピンク、キジブラザーに変身して戦うサラリーマンだ。
その奥さん、「みほちゃん」は番組当初より謎が多い存在として描かれていたのだが、先日大体の理由が説明された。

ドンブラザーズの敵?で人間を襲う獣人(ジュウト)という存在達がいるのだが、この「みほちゃん」は実は獣人だったのだ。
この獣人という生き物は人間を獣人の森に捕獲し、その姿をコピーすることで人間になりすまし、人間社会に溶け込んでいるのだ。
「みほちゃん」という人間は実は存在せず、「夏美」という女性を獣人がコピーして人間社会に溶け込み「みほちゃん」として生活していた。だが、獣人が人間と共存することは獣人サイドからすると許されず、抜け忍みたいな扱いを受けるようで、「みほちゃん」も度々劇中で他の獣人から襲われていた。

さてここからが本題なのだが、この獣人、人間をコピーして「みほちゃん」として社会生活を営む内に雉野と出会い、結婚しているわけだ。元々、普通のサラリーマンである雉野と結婚するメリットなど特にない。ドンンブラザーズを内部から破壊する、という目的があったわけでもない。ただただ雉野の猛アタックにこの獣人は交際、さらには結婚してもいいと思ってしまったわけだ。そこには獣人では味わえない幸福感があったのだと思う。だから「みほちゃん」の目的は、雉野と夫婦として平和に暮らしていくことだけだったのだろう。(みほちゃんの気持ちを劇中で明確に描いているシーンはないのでこれは俺の願望でしかないが)

だが、獣人の「みほちゃん」。意識が「夏美」に戻ってしまい、雉野の元を去り犬塚の所に行ってしまったこともあった。しかし「みほちゃん」の記憶が戻ってからはまた雉野の元に健気に戻ってきた。結局、「みほちゃん」は雉野のことが大好きだったのだ。それでもまた雉野の元から去ったのは、自分が雉野の近くにいることで雉野にも害が及ぶことを恐れたか、自分が獣人だと雉野に知られたくなかったか・・・

そういった「みほちゃん」の雉野に対する思いは劇中では一切描かれていないが(俺が見る分には)、「みほちゃん」である鶴の獣人が雉野を何より愛していた、と俺は思いたい。

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