ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

マイケル・ムーアはえらい

2009-12-01 23:07:49 | 映画
マイケル・ムーアが昨日日本に来ました。お忍びはいざ知らず、仕事で日本に来たのはこれが初めてだそうです。



左側にいるのは小倉優子です。どうでもいいけど。それにしても彼女とも1回くらい握手しないとな。

で、その関係の記事を読んでいて、思わず「マイケル・ムーアはえらい」と考えてしまいました。

なぜかって?

このためです。

>一方、入国の際に税関で指紋押なつを求められ、その理由を尋ねると、すぐさま別室に連れて行かれ、係員から「指紋押なつに応じなければ強制退去だ」と説明されたと暴露。「拒否したわけじゃない。理由を求めただけなんだけどね」とムーア監督らしい、一筋縄ではいかないエピソードを明かした。


私はそこら中で、米国と日本は入国時における指紋採取をやめるべきだとわめき散らしているのですが、遺憾ながらほとんど反応がありません。そんなことは初めっからわかっているといえばそれまでですが、しかし私のような無名人でなく有名人が不快感を示してくれればそれに越したことはありません。

それにしても、入国の際に指紋をもとめるのは、税関じゃなくて入管じゃないの? 私の誤解かな。

指紋を求めるんだったら、米国(日本)なんか入国なんかせんくらいの態度でもいいと思いますけどね。まあ世間に私みたいなひねくれ者になれっていっても無理ですが。

そんな話はともかくとして、これからも私は「米国と日本は、入国時の指紋採取をやめろ」と訴え続けます。賛成しない人が多いかもしれないけど、蟷螂の斧と知りつつも私はわめき続けます。

さて、マイケル・ムーアの今回の来日は、彼の最新作「キャピタリズム」のキャンペーンのためです。12月5日から公開されます。けっこう面白そうです。私も見るつもりではいますので、面白かったらこのブログで記事を書きます。

彼の映画はそれなりに面白いと思います。米国という国も嫌いな部分は多々ありますが、しかし彼のような存在がいるというのは米国の強みでしょう。

なお、ムーアは昨日の記者会見でこんなことも語ったそうです。こちらより(魚拓)。

>最後に今年88歳の父親が第二次大戦に従軍していたことを明かし、「幸いにも戦争から生還したので僕が生まれた。ブッシュ前大統領がなぜイラクやアフガニスタンを戦争に巻き込んだのか。それは彼自身に戦争経験がないから。もし戦争について知っているならば二度と繰り返したくないと思うはず。日本は60年間平和の旗手だった。とても尊敬しています」と締めくくると、会場から拍手がわき起こった。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする