ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

海外に一人旅ができる条件

2009-12-21 16:11:44 | 旅(海外旅行一般 あるいは上以外の国々 旅行全般)
海外旅行でスムーズな一人旅をできる条件なるものを考えてみました。あくまでお遊びですので、そんなに真面目に受け取られても困りますが、しかしたぶんそんなにめちゃくちゃに的外れでもないと(勝手に)考えます。

①地図さえあれば、任意のA地点からB地点まで移動することができる。

→そんなん誰だってできるじゃんと考える人もいるかもしれませんが、しかしできない人はほんとにできません。


②すくなくとも中学1年生くらいの英語はできる。

→言い出せばきりはありませんが、とりあえず公立学校の中学1年生でならうくらいの英語はできたほうがいいでしょう。実際には英語なんかできたって何の役にも立たないことばかりなのですが、しかし確かに英語がほんとにできないと困ったことになることもありますので、中学1年生くらいの英語なら、たぶんたいていの日本人はできるでしょうし、またできたほうがいいと思います。


③東京あるいは大阪の地下鉄が、路線図さえ見れば乗りこなせる。

→他の街の地下鉄は、路線が単純なのであまり参考になりません(しかしこれも乗りこなせないのならどうする?)。でも、東京か大阪の地下鉄を乗りこなせれば、たぶんニューヨークやパリ、ロンドン、ソウル、香港その他の地下鉄も十分に対応できるでしょう。


④かなりひどい目にあっても、それなりに冷静に対応できる。

→これも程度の問題ですが、ともかく旅行をしているとまさかという目に会うこともあります。そのような場合は、これは私も凡人なのでえらそうなことを言えるわけではありませんが、とりあえず冷静になることです。あわてたり後悔したって何にもなりません。後悔は、帰国してからもいくらだってできます。


⑤(それなりに)好奇心が強く、探究心もある。

→人間嫌いの人が大都会や田舎を一人旅をすることはあんまりないかもしれませんが(そういう人は、山登りや荒野でも歩くほうがいいでしょう)、ともかく好奇心が強く探究心も富み、ついでに人間好きな人は旅に向くと思います。ニューヨークへ行ってなんとも思わない人や、マカオのポルトガル風の街並みを見てなんとも思わない方は、旅行以外のことに金を使ったほうがいいかもしれません。あるいは先進国でも発展途上国でも通りを歩く人々を見てもなんとも考えない方も、これまた登山等には向いても旅には向かないかもしれないなと(これまた勝手に)考えます。


⑥それなりに健康であり、ある程度の知的能力もある。

→健康も程度の問題だし、世の中頭のいい人悪い人いろいろですが、とりあえず普通の日常生活をこなせるくらいの健康さと知的水準はないと困ります。日本だったらどうにでもなることでも、海外ではどうにもならないこともありますし。


書いていればきりはないのでこの辺でやめます。あくまでお遊びなので、それ相応のものとして読んでいただきたいのですが、でもとりあえず海外で一人旅をしたいのなら、ある程度の方向感覚とある程度の英語力とある程度の冷静さとある程度の好奇心とある程度の身体・精神の健康は必要かなと思います。あとは経済力です。

で、「ライプツィヒの夏」の読者の方々は、たぶん大丈夫な方が多いのではないかと思います。というわけで、金と暇は相反するものなのでなかなか両立しがたいのですが、興味のある方はぜひ海外へ一人旅をしてください
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北アイルランド・ロンドン紀行 2009(8)

2009-12-20 17:41:47 | 旅(英国・アイルランド)


文化施設がありました。子供たちの写真は、和平の願いの意味もあるんですかね。



これは裁判所の建物です。



ここは土曜だったかにマーケットになる建物です。





この日は日曜なので、人っ子一人いず閑散としています。





集合住宅を歩きます。





うらぶれた建物に、シン・フェインのポスターがありました。真ん中にいるのが、長年にわたってトップの地位にあるジェリー・アダムズです。





このような建物を見ると嬉しくなっちゃいます。
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12月14日は、50年前に新潟から北朝鮮へ帰国船が出港した日だ

2009-12-17 21:57:38 | 北朝鮮・拉致問題


ジェーン・バーキンが13歳の誕生日を迎えた1959年12月14日は、新潟港から北朝鮮の清津に向かって帰国船第一便が旅立った日です。

それから50年もたってしまいました。

当時20歳だった人がすでに70歳です。北朝鮮の厳しい事情を考えると、この時渡航された帰国者はすでにほとんどの方がお亡くなりになっていると考えられます。その後在日朝鮮人の北朝鮮への帰国事業は、何回かの中断を挟み1984年まで継続しました。

正直、80年代まで(わずかとはいえ)北朝鮮への帰国者が存在したというのも驚きですが、ともかく彼(女)らは北朝鮮でお亡くなりになったかさもなければ今も生活しています。韓国その他に逃亡した方もいますが。

このブログで私は巣食う会荒木和博のような誇大妄想で時代錯誤の反共主義者を批判していますし、また拉致被害者家族の増元照明氏や横田早紀江さんの勘違い発言や行動も私なりに批判させていただいています。しかし、だからといって私が北朝鮮に甘いと考えられても困ります。私も北朝鮮の現状は何とかしなければと考えています。

ただ、だからといって、上にあげた人たちのように北朝鮮現体制を打倒するために何らかのアクションを起こそうとか米国に訴えようとかアホなことは考えません。そんなことは私たちの手に負える話ではないし、申し訳ありませんが、北朝鮮の方々がどんなにひどい目にあっていようと、これといって私たちに打つ手はないと思います。

こういっては身も蓋もないですが、現実問題として北朝鮮が容易に崩壊するとは思えず(周辺諸国が嫌がります)、たぶんだらだらと今のような状態が続く可能性が濃厚ではないかと(勝手に)考えます。ていいますか、ほんとに北朝鮮が崩壊したら日本にもかなり多くの人が難民としてわたってくると考えられます。そうなった場合、いろいろな意味で日本の社会は大変な困難を抱えると思います。もっともほんとにそうなったら、そんな私の心配など(言うまでもなく)関係なく、いろいろな問題が私たちを襲うことになります。

で、そう考えると、最初に出した北朝鮮への帰国者や日本人妻(日本人夫もいます)をどうするかということも考えなければならないと思います。こちらの方は本当に時間との問題です。

本来だったら、彼(女)らの中で日本への帰国を希望する人は帰国できるようになればいいのですが、それはできない相談ですので、前あったように一時帰国でもできるようになればいいと思います。これまた現状では実現はとてつもなく困難ですが、しかし不可能ではないと思います。とりあえず一旦は実現したのですから。

こういうことを書くと「そんなことを書くな」とおっしゃる方もいるでしょうが、とりあえず彼(女)らが生きているうちに実現しないとどうにもならないので、これはぜひ何とかしてほしいと思います。こういっちゃなんですが、恵まれている(らしい)平壌在住の人たちだって、医療事情や栄養事情は日本人の一般より(よほどの幹部以外は)だいぶ劣るはずですので、寿命も日本人よりは短いのは確実です。生きていても肉体の状態は良くはないでしょう。

そのような状況を何とか打破するために現北朝鮮体制を打倒するのだという方もいるでしょうが、そのような期待はするだけ無駄とまではいいませんが、あまりしないほうがいいと思います。期待しないほうが後で失望しなくて済みます。

さてさて、北朝鮮拉致問題に対して日本政府が掲げてきた6項目の対応方針のうち、「拉致実行犯の引き渡し」を求めるとする項目が政権交代後、閣議決定文書から削除されていたことが判明しました。

読売新聞の記事を引用します。

>対北方針「拉致実行犯引き渡し」削除判明
12月15日14時35分配信 読売新聞

 北朝鮮による拉致問題を巡って、日本政府が掲げてきた6項目の対応方針のうち、「拉致実行犯の引き渡し」を求めるとする項目が政権交代後、閣議決定文書から削除されていたことがわかった。

 拉致問題担当の中井国家公安委員長は「実行犯の引き渡しを求めることに変わりはない」としているが、今後の交渉で北朝鮮に妥協する姿勢を示したとも受け取れる対応に、拉致被害者家族の間には「鳩山内閣の姿勢が見えない」などと不安が広がっている。

 拉致問題を巡っては、2006年10月の政府の拉致問題対策本部の会合で、「万景峰(マンギョンボン)号の入港禁止など制裁の実施」「国連や関係国との連携」など6項目を対応方針として決定。

 このうち「実行犯の引き渡し」と、「被害者の安全確保と帰国」「拉致事件の真相究明」の3要件は08年6月、当時の町村信孝官房長官が衆院拉致問題特別委で「絶対必要な要件」と表明するなど、北朝鮮との交渉にあたって妥協できない基本線という位置づけだった。

 ところが、鳩山政権が新たな拉致問題対策本部の設置を決めた10月13日の閣議決定文書では、3要件のうち「実行犯の引き渡し」だけが削除されていた。

 先月26日の衆院拉致問題特別委では、自民党の古屋圭司議員がこの点を追及すると、中井委員長は「(姿勢が)後退したということではない。とにかく(被害者の帰国と真相究明の)二つに絞ってフル稼働していきたい」と答弁。古屋議員が「弱腰のそしりは免れない」と迫っても、「とにかく、これから頑張る」と繰り返すだけだった。

 鳩山内閣の北朝鮮政策を巡っては、小沢幹事長が先月、来日した韓国民主党代表に「拉致問題解決に束縛を受けず、日朝関係改善に結論を出さなければならない」と発言。国交正常化を優先させるのではないかと懸念する声が、政府や国会内でも出ている。

 拉致被害者家族会の増元照明事務局長(54)も「政権交代から2か月以上がたった今も、北朝鮮との交渉が始まるような動きもない。何より拉致問題に対する政府の方針が定まっていないように見え、不安を感じる」と話している。 .最終更新:12月15日14時35分


私見を述べますと、そもそも「拉致実行犯の引き渡し」なんて実現するわけもないなんてことは、まともな思考能力のある人なら誰だってわかっている話で(国交もない国の政府が、国家機密を熟知している人物を敵対国家に引き渡すわけがないじゃないですか)、はったりをやめただけで大変好ましいと私は思いますが、やっぱりそれでは納得できない人も多いでしょうね。

そんなつまらんはったりをどうこう言うよりは、とりあえずは北朝鮮でひどい目にあっている(いた)日本国籍者をなんとか可能な限り保護しなければと思います。やはり平壌に日本の利益代表部でも置く必要があるんじゃないんですかね。

とりあえず朝鮮半島の国家である朝鮮民主主義人民共和国とは、日本国はいやがおうでも付き合わなければいけないし、国交の樹立は先でも平壌に利益代表部を置くぐらいのことは可能でしょう。国交樹立前の北京にも日本の利益代表部はありましたし、キューバのハバナにだって米国は事務所を置いています。日本ができないということはないでしょう。

世の中、嫌いな国ともうまく付き合っていくことも必要です。昔の自民党政府は、ある意味北朝鮮とうまく大人の付き合いをしてきたと思いますが、拉致問題その他で吹っ飛んでしまいました。北の側の不徳の致すところではありますが、しかしそんなことを言っていても話が先に進みません。もっとも巣食う会も増元氏らも、話を先に進ませないためにいろいろなことを主張しているわけではあります。といいますか、巣食う会の関係者は、ずいぶん昔から北朝鮮は近いうちに崩壊すると主張し続けています。これについては、後日記事を書きます。

いずれにせよ、50年前、北朝鮮に向かう帰国船第一便が旅立ちました。彼(女)らのほとんどは、北朝鮮で生き続けました…。


さて、北朝鮮への帰国事業についてはこちらの本がとても参考になります。

北朝鮮へのエクソダス―「帰国事業」の影をたどる テッサ・モーリス・スズキ 田代 泰子訳



帰国運動とは何だったのか―封印された日朝関係史
高崎 宗司 (著), 朴 正鎮 (著, 原著)




ほかにもいろいろ参考になる本があります。これからも当ブログは、北朝鮮への帰国者問題も考えていきたいと思います。

2009年12月20日追記:この記事を書いたあと(中公新書の新刊を知らなかったとはうかつでした)次の本が出版されていたことを知りました。

北朝鮮帰国事業 - 「壮大な拉致」か「追放」か (中公新書)
菊池 嘉晃 (著)



さっそく買い求めました。面白かったらこのブログで記事にします。
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北アイルランド・ロンドン紀行 2009(7)

2009-12-16 22:38:50 | 旅(英国・アイルランド)




ギリシア風の建築の教会がありました。詳しいことはわかりませんが、それなりに由緒ある教会みたいです。昔は、礼拝中に敵対する宗派へのテロ行為もありました。



ビッグベンめいた時計塔もあります。これは、ヴィクトリア女王の夫のアルバート公にちなんだものです。



こういう重厚な建物もいいですね。



ベンチでちょっと一休みします。



魚のオブジェがありました。ちょっと近くによって観察してみます。



タイルには新聞記事その他が焼きこんでありました。べつにコラージュというわけでもないみたいです。









ほんと人がいないというか閑静というか、曇りの天気といいおそろしく静かです。
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3年目に突入しました

2009-12-15 20:45:35 | Weblog
本日12月15日をもちまして、このブログは3年目に突入しました。

いやあ、いろいろな記事を書いたかなと思います。アニセー、トレイシー、ジェーン、ドイツ、ブダペスト、韓国、香港、インタビューの翻訳、歴史修正主義批判、拉致問題、その他その他その他。

非常に内容が散漫なブログで、読んでいて何がなんだかさっぱりわからんという方もいるかもしれません。

映画が好きで読んでおられる方、拉致問題に興味があるので読んでおられる方、旅行好きの方、社会派の記事が好きな方いろいろでしょうが、自分で言うのもおこがましいですけど、自分でも納得できる記事を書くのもなかなか大変です。言うのも変ですが、アニセー・アルヴィナやジェーン・バーキンのインタビューを翻訳するのも、拉致問題の記事を書くのも、旅行の記事を書くのも、すべて私にとってはかけがえがないというか、一生懸命書いているつもりです。

また、いろいろな方々とお知り合いになれたのもうれしいですね。左側にあるブックマークをしている方々からは、様々なことをご教示いただき大いに勉強させていただいています。えちごっぺさんのように、このブログをみつけていただいてコメントしてくださる方もでてきました。

このブログで一番ヒットした記事は、なんといってもトレイシー・ハイドの記事です。しかしあのような記事はなかなか書くことができません。運が良くないとあれだけのネタは拾えません。でもあの記事は多くの方に喜んでいただいたみたいで、書いた私もうれしく思います。

ただ、先日コメントを禁止するに至ったのはちょっと…。禁止措置とコメント削除をしたのは仕方ないと思いますが、あのようなことはしないですめばそっちのほうがずっと良かったとだけは言っておきます。私のブログのように差しさわりのある記事を書いていれば避けられない運命だったのでしょうが、批判はいいとしても、あんまり他人を不必要に不愉快にさせないほうがいいと思います。

このブログはお遊びの記事に特化して、社会派系の記事を書くために違うブログを立ち上げようかとも考えますが、しかしそうすると中途半端になりそうなので、とりあえずはしばらくこのブログ1本でいろいろな記事を書こうかと思います。ただ、やや記事がパンク気味です。

ブログを分割するかどうかは今後の課題として、ともかくほぼ毎日の更新を今後も目指していきます。「ライプツィヒの夏」をよろしくお願いします。

さて、話はぜんぜん変わりまして、前にもちょっと書いたように、週末に香港とマカオと深圳に2泊3日で行ってきました。だから南京事件の映画祭に行けなかったのです。

けっこう楽しい旅でしたので、記事にもしたいのですが、今年は2回もかなり長ったらしい香港旅行記を掲載しているので、旅行全体の記事ではなく写真と画像を紹介しながらのあっさりとした記事を発表したいと思います。ていいますか、どうもこのブログの旅行記は記事が異常に長いので、今やっている北アイルランド・ロンドン紀行が終わったら、旅行記を短めにすることにしました。1日あたり2~3回くらいをめどにしようかと考えます。2泊3日の旅なら、長くて9回を目標とすることに。でも、やっぱり長くなっちゃうかなという予感もあり。

ベルファストやブダペストなどはなかなか他のブログでも紹介されることが少ないかもしれないのでたくさん写真を掲載するのもいいと思いますが、香港やソウルはもう少し内容を絞ってもいいかなとも考えます。もっとも私はソウルなどでも日本人が寄らない所に行くことも少なくないので、そうするとやっぱり膨大な写真を収録することになるかも。

いや、お前の旅行記は長ったらしいのがいいんだというご意見もあるかもしれません。この辺はコメント欄その他でご意見をいただければうれしく思います。

それにしても外国って景色が絵になります。だから外国旅行は止められません。
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今日はジェーン・バーキンの63回目の誕生日だ 

2009-12-14 23:16:40 | ジェーン・バーキン
本日12月14日は、1946年にジェーン・バーキンが生まれた日です。だから今日は彼女の63回目の誕生日というわけ。



で、ちょっとまた彼女のインタビューでも翻訳したいところなんですが、本日に合わせるのは無理なので、それはまた後日にします。彼女のネタもたくさんあるので、ジェーンについて書こうと思えばいくらでも書けます。

それにしても、前にも書いたことを繰り返すと、ジェーン・バーキンのことを説明するのに、「バッグのバーキンの人」というと理解してくれるのって、なんか話が倒錯していますよね。

今回写真につかったアルバム「想い出のロックンローラー」は、彼女の歌で日本で一番有名な「無造作紳士」も収録されています。

JANE BIRKIN - L\'Aquoiboniste


でも私は、「想い出のロックンローラー」のほうが好きです。

前に紹介したのとは別のヴァージョンの動画を紹介します。

Jane Birkin - Ex-fan Des Sixties



Francofolies 2009 : Jane Birkin - Ex-Fan des sixties ( Live )


ほかにもこの曲の動画はいくつかありますので、興味のある方はお調べください。

で…なんの関係もない話かもしれませんが…



ルー・ドワイヨンって、お母さんに似ていますよね。もっともそれが、彼女の女優人生にとっていいのかどうかは何とも言えませんけど。

ついでながら、シャルロットについては、ジェーンは「ニュースステーション」に出た際、「娘のシャルロットは、セルジュにとても似ているわ」みたいなことを話していました。



シャルロットもルーも、いずれこのブログでごってり言及しますのでお楽しみに。

こちらの動画が、上のシャルロットの発言があった時のスタジオライヴです。

Jane Birkin - Elisa (Studio Live)


最後に、これはNHKのフランス語講座か何かでの彼女です。

JANE BIRKIN interview 2008


ジェーン・バーキンは、私にとって永遠のアイコンです。これからも彼女の記事を書き続けます。
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北アイルランド・ロンドン紀行 2009(6)

2009-12-13 00:07:43 | 旅(英国・アイルランド)


ロンドンの真似だか何だか知りませんが、観覧車がありました。テロが怖かった時代を考えれば信じられない光景です。



市庁舎前の道路は、このように整備中です。平和になって投資も活発になっているみたい。





どうです、なかなか立派な市庁舎でしょう…と私が自慢することではないのですが、でも立派な建物です。ここで記念写真を撮ったのですが、どうも道行く人たちがへたくそで、まともな写真になりませんでした。非常にシンプルなカメラなのに、なんで普通の写真も撮れないんだ?!



観覧車はがらがら回ってはいましたが、この時間はだれも乗ってはいませんでした。メンテナンスをしていたみたい。



こんなゴンドラもありました。中は、内装が特別仕様なんですかね。







赤い観光バスが客を待っています。私は乗りません。今日は寒くて屋根がないときつそうです。



日曜の朝ですから人気がありません。
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北アイルランド・ロンドン紀行 2009(5)

2009-12-12 07:40:42 | 旅(英国・アイルランド)
翌朝、下の食堂に朝食を食べに行きました。私がこのホテルを予約した方法はBOOKING COM.経由でして、その条件では朝食付きではなかったと思ったのですが、しかし朝食に追加料金は請求されませんでした。事情はわかりません。はじめからセットになっていたのか、ホテル側が請求し忘れたのか。カメラを持っていかなかったので朝食の写真はないのですが、ソーセージといいベーコンといい、とてつもなくおいしいものでした。ビュッフェ形式でして、日本のホテルで出てくるベーコンなどとは違いです。北アイルランドですのでイングリッシュ・ブレクファーストでなくアイリッシュ・ブレクファーストなんだそうですが、来年もアイルランドに行く予定なので、このホテルに泊まって朝食を楽しもうかな。



ホテルをチェックアウトして、日曜の朝のベルファストの街を散策します。



日曜の朝でしかもキリスト教の信仰心が篤い街ですから、当然車も人通りも多いとはいえません。



これを見て「おお」と思いました。ちょうど「シカゴ」がドサでベルファストへ来たということですね。ロンドンで見るよりチケット代も当然安いでしょうから、これは見ないわけにはいきません。しかし今日は日曜日ですから、当然公演は休みです。明日に行きたいなと考えます。



こんな立派な教会もあります。





右の建物は、ベルファストの中でも大きなホテルの一つです。はじめはここに泊まってもいいかなと考えていたのですが、けっきょく「ホテル・ヨーロッパ」に泊まることにしました。結果論からすると、時差ボケがひどかったし到着時間も遅かったし、さらに朝食もおいしかったので、初日くらいはいいホテルに泊まったのは正解だったかなとも考えます。





ベルファストというのはヴィクトリア女王の時代に栄えた街ですので、アイルランドというよりは英国の地方都市という雰囲気の強い街です。





ベルファストのランドマークである市庁舎に向かいます。下に見える赤い服を着た人たちは、ベルファストのシティツアーを催行している旅行会社の関係者たちです。街ゆく観光客(つまり私みたいな人)を勧誘するわけ。
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情報(「南京・史実を守る映画祭」)

2009-12-11 00:00:00 | 社会時評
私は残念ながら行くことができないのですが、12月13日日曜日に興味深いイベントがあります。

東京近辺以外の方は行くのが難しいかもしれませんが、東京都世田谷区にある世田谷区民会館で、南京事件(南京大虐殺)に関する映画祭があります。シンポジウムもあり、新右翼一水会の幹部(といいますか、現在は顧問)鈴木邦男氏も参加するそうです。鈴木氏は、私とはいろいろ考えの異なるところもありますが、個人的には敬意を払っている人物です。

上映される作品は、

<<
上演作品とスケジュール

AM10:00開場

AM10:30「NANKING」 
ビル・グッテンタグ監督 2007年米国/88分

PM1:00「アイリス・チャン」 
ビル・スパヒック監督、アン・ピック 2007年米国/103分 

PM3:00シンポジウム 映画監督武田倫和・新右翼「一水会」顧問鈴木邦男 他

PM4:30「南京・引き裂かれた記憶」 
武田倫和監督 2009年日本/85分

PM6:30「チルドレン・オブ・ホァンシー」 
ロジャー・スポティスウッド監督 2008年豪・中・独/125分


料金(各映画入替制)
当日券1枚999円
前売り券1枚900円/2枚1700円/3枚2400円/4枚3000円
(シンポジウムは、映画チケットをおもちの方は入場自由です)
>>

(<< >>内は、inti-solさんのこちらの記事より引用)


行くことのできない私がこんなことを書くのもどうかと思うけど、これはかなり貴重な映画祭です。ともかく日本は配給会社も映画館もこのような映画を上映することをものすごく嫌がりますし、実際一部右翼の理不尽な妨害工作もあります。「靖国YASUKUNI」で、現職の国会議員がめちゃくちゃな難癖をつけて映画の公開を妨害しようとしたことは記憶に新しいところです(おまけにそんなことをした人物が選挙で再選される始末)。

ともかくすごい映画祭だと思います。もしこのブログをお読みの皆さまで趣旨に賛同していただける方がいらっしゃればぜひ行ってください。


random
Hatena Ring norevisionism
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北アイルランド・ロンドン紀行 2009(4)

2009-12-10 00:01:02 | 旅(英国・アイルランド)


飛行機に乗り込みます。自由席なので、私は前のほうの席に座りました。この男性たちは、チェルシーのサポーターです。試合を楽しんで、ベルファストに引き上げるみたい。航空運賃が安いから、そのような芸当も可能なわけです。



ぞろぞろと客が乗ります。

途中、客室乗務員の女性がけっこうきれいだったので(女優のジェニー・アガターに似ていました)写真を撮ったら、かなり怖い顔をされた(というのは私の誤解だったのかもしれませんが)ので、写真は消しました。よってこのブログでも発表できません。ごめんなさい。



ベルファスト国際空港につきました。やっぱり眠いので、フライト中はほとんど寝ていました。隣に座っていた老女から、「ようこそベルファストへ」との声をいただきました。



もう遅い時間です。人通りのすくないロビーを急ぎ足でぬけます。



バス停で市内中心部へ向かうバスに乗ります。バス停の位置がよくわからなかったので、近くの初老の警官にきいてみたら親切に「Sir」といって教えてくれました。でもこの旅で、「Sir」って言われたのこのときだけのような気もします。



バスに乗ってベルファスト市内へ急ぎます。



すでに時間は午後11時15分ほど。おそい時間になってしまいました。街もさすがに人通りが多いとはいえません。



ところが突然大勢の人たちが路上にたむろしはじめました。なんじゃいなと思ったら、オペラハウスの興業がちょうど引けたところでした。



そのオペラハウスとバスターミナルのすぐ隣にある本日私が予約しておいた宿、「ホテル・ヨーロッパ」にチェックインします。ほんとはこんな高い宿泊まりたくないのですが、けっきょくここに泊まることにしてしまいました。



部屋は、一番やすいシングルのはずですが、しかしなかなかいい部屋です。料金は、サービス料込で83英国ポンド。朝食付きでした。



テレビを見ますと、翌日に予定されている日本の総選挙は、与党の敗北が確実視されていると繰り返しBBCのニュースが報道していました。
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