普通の人は、人徳などと言う事は考えた事がないのではと思う。
人徳・・その人に自然に備わっている徳。
あの人は、「徳のある人だ」と言う事を聞いた人はいると思うが、ただ漠然と使っている人が多いのではと感ずる。
今日、４月８日はお釈迦さまが生まれた日です。日本でお釈迦様が生まれた日を祝うようになったのは、聖徳太子が最初だと言われています。
「自然の摂理」から話しますと、人間は全て徳を持ってると思います。なぜなら、 人間としてこの世に生を受けられたからです。人間は誰しも業（良い徳、悪いくせ）を背負って生まれてきていると言われている。
しかし、誰でも人間界に生まれてこられると言う事ではないらしい。それなりの徳を持った魂の人が人間としてこの世に生を受け、人間と生まれてこられると言われている。魂には、其々個性があります。同じ親から生まれてきても、其々、性格が似ている事は少ないのです。才能も個人差があります。段々と其々の遭遇する運命も異なります。
しかし、人間として生まれてくる事が、徳だと言われています。人間に生まれて来たい魂が行列をしていると言われています。（信じる、信じないは個人にお任せします。）
同じ兄弟として生まれてきたが、天才と言われる人もいる。性格も違う。（これらの事は、魂を否定する唯物論者は説明できないだろう。）
徳には、お金に徳がある人、地位に徳がある人、人間関係に徳がある人、性格に徳がある人、等あるが、全てを兼ね備えた人は人間としては、存在しないだろう。何らかの得手不得手を持っている。（金品に対するこだわりは、人によって考え方が異なる。地位なども同じである。）
「自然の摂理」からすれば、人間の運命は清らかな清流のようなものである。その清流をどぶ川に変えるか変えないかは、その人、個人の生活態度で決まる。人間が生まれてくる時は、清らかな清流とした状態ではない。所々に前世（信じるか信じないかは、個人に任せます。）の借金（業）を背負って生まれてくるからです。
人間が生まれてくる目的を考えた事がない人が、殆どだと思いますが、前世の借金（業）の返済と魂の進化をする為に生まれてくるのです。（信じない人はいいのですが。）ある程度のレベルの魂になると感じると思いますが、地位やお金だけで満たされない事を実感すると思います。（そう感じられるようになれば、一歩進歩したことになります。）
最初は徳を多く持って生れてくる人もいます。例えば、政治家になり勢いがあるときは受け入れられる発言や行動をしますが、徳だけを使っていると徳が減り、発言、行動に違和感が出てきます。（例えば、どっかの市長が発言したが、愛人容認論とか、日本の家庭を考えれば発言できないような、日本の家事に外国人を使うなどの発言は、冷静に考えれば発言出来ないと思う。民間議員の提唱でもトップとしては提唱のおかしさを指摘するところだが、指摘出来なくなると言う事は、人徳が少なくなってきている現象です。）
他の政権より、日本を立ち直せる可能性が現政権にはあるので、これ以上は指摘しませんが。本人が冷静（徳を維持できるか）に考えられるようになるか、人徳者を側に置くかしないと、歴代の政治家と同じになるでしょう。健闘を祈ります。
今日は、４月８日お釈迦さまが生まれた日です。少しでも人間として生まれてきた使命や目的を冷静に考えてみてはいかがでしょうか？それと、少しでも徳を生む生活に変え、世の中（日本）を良くする方向に一人一人が考えて下されば、と祈ります。
