対義語・・・反義語・反意語・反対語・対語!
対義語(たいぎご)とは、意味が対照的な言葉。
または、意味が反対になっている言葉。
反義語、反意語、反対語、対語などともいう。
ちなみに、「対義語」の対義語は「類義語」・「同義語」などである。
漢字二文字からなる対義語は、次の四区分に分かれる。
1.「◆短所⇔◆長所」のように、漢字一文字の意味が反対になっているもの。
2.「◆拡大⇔◆縮小」のように、漢字二文字の意味が反対になっているもの。
3.「◆成功⇔◆失敗」のように、熟語全体として意味が反対になっているもの。
4.「◆平凡⇔◆非凡」のように、打ち消しの漢字(不・無・未・非)を使って
一方の意味を消しているもの。
また、字で分類するのではなく、意味での分類も三種類ある。
1.反対の関係にある語。
2.中間の段階が存在しないもの。
3.相互関係にあるもの。
上記のように、対義語はいくつかの集団に分類できる。
ちなみに、2の、中間が存在しないものは否定と対義語の意味が一致する。
《医学・医療分野の対義語(あ~せで始まる一部)》
◆安心⇔心配 ◆安心⇔不安 ◆安全⇔危険 ◆安定⇔変動
◆異常⇔正常 ◆異状⇔平常 ◆以前⇔以後 ◆仮性⇔真性
◆急性⇔慢性 ◆強健⇔病弱 ◆凝固⇔融解 ◆健康⇔病気
◆健康⇔病弱 ◆好転⇔悪化 ◆充血⇔貧血 ◆収縮⇔拡大
◆自力⇔他力 ◆自立⇔依存 ◆清音⇔濁音 ◆先天⇔後天