外側を完全に仕上げる前にレンズを入れる溝を彫ります
三角にポチッと出っ張っている部分で削っていきます
少しずつ慎重に削ります
やはりこれも機械で彫ると、ドゥルルル…ってあっという間に彫れてしまいますが、
デコボコにならないように手で少しずつ彫るところが楽しいところです
あるていど彫れたらフレームトレーサーで型を測定しながら
形・サイズ・左右をそろえていきます
外側を完全に仕上げる前にレンズを入れる溝を彫ります
三角にポチッと出っ張っている部分で削っていきます
少しずつ慎重に削ります
やはりこれも機械で彫ると、ドゥルルル…ってあっという間に彫れてしまいますが、
デコボコにならないように手で少しずつ彫るところが楽しいところです
あるていど彫れたらフレームトレーサーで型を測定しながら
形・サイズ・左右をそろえていきます
外回りも削ります
レンズの部分にミスがあったときにリカバリーできるように多めに余裕を取ります
型紙をはがしてから仕上げていきます
メガネやベースはゆくりと時間が過ぎていきます
ここまで四角いと形を整えるのも
左右をそろえろのも難しい
少しずつ慎重に削ります
メーカーが量産品を制作する場合は
機械で設計どおりにドゥリュリュリュリュ…ってあっという間に仕上がってしまいますが
少しずつ手で削っていくのがスローグラスの楽しいところ
あんまり早くできちゃつまんない
レンズは透明でも反射光があります
そのために、透明でもギラギラしてうっとうしいものです
かなり以前からですがレンズは既製品のメガネやサングラス以外は
ほとんどが多層の反射防止コートを施してあり
反射が少なくてスッキリ見えます
左から、コート無し・単層コート・多層のコートです
ほとんどの多層膜はグリーンの反射です
だんだん反射光が少なくなるのがわかります
昔はコート無しか良くても単層のコートでした
前置きが長くなりましたが
最近はレトロなメガネが増えました
レトロなメガネにはグリーンの反射は似合いません
かといって、反射が多くてはうっとおしいし…
だいち、コート無しや単層コートのレンズはほとんどありません
そこでおすすめはHOYAのアイスコートです
下のレンズがそうです
反射も抑えてしかも白い反射光です
レトロなメガネのイメージをそこないません
見てのとおり下がアイスコートです
丸みがあるデザインが多かったので、今度は赤くて四角いデザインです
いつものとおり、まずはペーパークラフトメガネにしてデザインを決定します
デザインが決定したら型紙を生地に貼ってさっそくカットし始めます
糸ノコでギコギコ切りすぎないように注意します
スローグラスはただオリジナルのメガネを作るのが目的ではありません
少しずつ失敗と成功を繰り返しながら作っていくと
メガネのことがよくわかるようになります
少々デコボコなところがあっても、
いろいろ苦心して作ったメガネを掛けると豊かな気持ちになります
それがスローグラスです