テンプルの制作に入ります。
今回は先に丁番を合わせてから、デザインをします。
フロントも丁番の外側を斜めに削ります。
テンプルを合わせて余分な長さをカットします。これはだいたい目けんとうでカットするのですが、切りすぎる当然もとには戻らないので慎重に余裕を持って弓ノコで切ります。
切っただけではまったく合わないので、ヤスリで少しずつ削って合わせていきます。
ここも、カンと神経を使います。
この作業をもう少しスムーズにできるようにするのが今後の課題です。
ここまで出来るとだいぶ完成が見えてきます。
鼻あてを付けます。
プラスチックフレームの鼻あては“コート鼻”と言います。
全般的にメガネのフレームの鼻あては、金属の足に取り付けてあり、それを曲げて調節します。これを“クリングス”と言います。
コート鼻はまったく調節できないのが欠点です。
そのため、プラスチックフレームにも取り付けられるクリングスもあります。
コート鼻もいろいろな形がありますので、鼻の形によって選択します。
コート鼻は接着面を溶剤で溶かして取り付けます。
固まるのに1日かかります。
丁番を埋め込みます。
機械に挟んで、電気で熱を加えて材料を溶かして埋め込みます。
角度をうまく合わせないとテンプルを折りたたんだときに曲がってしまいます。
どうしても失敗したとき以外はやり直しができないので、作業は緊張します。
す・・・スーツにメガネで新社会人
社会人になったらスーツと一緒にメガネもきりっと新しく。
学生時代とは違って、遊び用と仕事用を使い分けたいですね。
名刺交換も好印象で、商談もスムーズに。
フレームにカーブを付けます。
まず、電熱器でよく温めて軟らかくします。
型に挟んで万力で固定します。
中心がずれたり、裏返しに挟まないように注意します。
フレームが冷めたら仕上がりです。
比較的簡単な作業です。
作業の前と後と真上から比べてみると違いがわかります。
だいぶメガネになってきました。
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