問題を解くときに、「手をうごかして」「とにかく描く」
多いのではないでしょうか。
しかし、どのように描くのか。
実際どこから描くのか、それを示してくれていません。
そこで、本日は、描く手順を示していきます。
次の図を見てください。
この図って、「水量とグラフ」
この図ってどこから描くのでしょうか。
授業をやっていても、話しながら、少しずつ問題を紐解きながら
解いていくのですが、「じゃ、描いてみて」
ただ、なぞって上のほうからL字型にいきなり描いたりします。
そうではなく、
描く順番があるのです。
お絵描き歌というのを小さいころやったことがあると思います。
ドラえもんを描くときも、「♪〇描いてチョン、〇描いてチョン♪
とリズムと歌に合わせて描いたと思います。
それです!!
まず描く順番があります。
【問題】
底面積が500㎠で、深さ20㎝の直方体の形をした水そうと、
いま、水そうに6㎝まで水をいれました。
立方体のおもりを1つ入れると水の深さは何㎝になりますか。
まず、
手順①水そうを描きます。
手順②入っている水の深さ5㎝という横棒を入れます。
手順③おもりを沈めます。
手順④おもりを入れた後の水の深さを表す横線をいれます。
手順⑤上がった分₍イ₎とおもりが入る前にあった水(ア)
手順⑥底面積の比を求めます。
ここが解くポイントになります。『イメージde暗記 根本原理ポイント365』の基本編070、
底面積比がア:イ=100㎠:(500-100)=1:
アとイの面積が等しいので、ア:イの横の比が1:4となり、
そうすると、下の図ができあがります。
4⃣=6㎝
1⃣=1.5㎝になります。
水の深さは、6+1.5=7.5㎝と求めることができます。
いかがでしょうか。
自分1人で描けるかどうかやってみてください。
授業の中では、横にいて描いている過程を見せます。
それをまねして家でやってきてほしいと思っています。
この単元だけではなく、どの単元もイメージ図が大事です。
描き方を示し、まねして、