やっとこの連休中、第一話を観ました。
始まる前や4日のスペシャル版までは、必殺ファンとしてはいろいろ思う所があったのですが、始まってしまえば楽しんだが勝ち、というより、心配していたほどではなく…やっぱり面白かった!というのが正直な感想です。
何より今回は、ヒガシがカッコ良かった!!
一度に全員仕事にかけず、最後に小五郎の分を残したフェイントの一発斬り。
ああいう流れは今までの仕事人には数える程しかありませんでした。
これにはやられました。
しかも鮮やかな殺陣の決めにかぶるエンディング!!
暗闇に舞う粉雪の中、雪より冷たいクールな視線。そう!これが東山紀之よっ!
真っ昼間から思わず
「いやーーーーーっ!カッコいーーーーーッ!!!」
と叫んでしまいました。(笑)
ひらっと割れた着物の中央から白いふ☆どしがパラリと見えるデカダンスも最高です!
さすが、必殺、影像の美しさは心得ています。
始まる前の心配というのは、実は必殺ファンの間ではではいろいろ議論されていたことなのですが、
「主水と小五郎の被り方の無駄」と「単なる悪者退治という安易な方向になりはしないかという心配」と「今更『必殺』を復活させる意味はあるのか?という番組の存在そのものへの疑問」だったように思います。
それに加えて私個人としては、ヒガシはイメージが清潔すぎるが故、必殺独自のピカレスクロマン的要素やニヒリズムが壊れてしまうのではないかという懸念がありました。
確かにこれらは2007のスペシャルではまだまだ解決されているとは言い難い出来だったと思います。
しかし、人もドラマも成長するもの。もしかしたら制作側も2007で浮上した同じような問題を1つ1つクリアしていこうとしているのではないかと思える程今回の2009は成長していました。(偉そう?)
スペシャルでは時間の長さがあるし、今後に繋げる説明的な部分や、台詞で"仕事人とは"を説明するしゃらくさい部分(爆)があったことも否めませんが、今回は連ドラという短い時間枠の良さを生かし、まずは主水と小五郎の被り方の無駄は排したと思います。
お笑いシーンでホッとする"せんりつ"は、すっかり"こうふく"にバトンタッチ(笑)、このぶんだと主水もかつての山田五十鈴@おりくさんのようにフェードアウトしてしまいそうですが、やっぱり全体を絞める役としてはまだまだ貫禄充分だし、多少声に張りがなくても(すみません)、姑息でダーティーな主水の魅力を出し続けていって欲しいと思います。
また、一番気になっていたヒガシの過剰な清潔感も、もちまえの鋭さと殺陣の美しさでどうにか払拭していけるのではないかと思いました。このままの緊張感で最終回までいってほしいと思います。
そして実は私が一番期待しているのは大倉くんの源太。
笑っていてもどこか寂しげな瞳は、まるで必殺を演るために生まれてきたのか、と見紛う程!(笑)
2007では恋人が死に、その忘れ形見を育てながら今回ワケありで仕事人に復活したという、このメンバーの中ではもしかしたら一番暗い過去を持った人生の苦労人!
是非この経験を生かした、立派な仕事人に成長して欲しいと願っています!(大きなお世話?)
必殺仕事人2009公式HP
始まる前や4日のスペシャル版までは、必殺ファンとしてはいろいろ思う所があったのですが、始まってしまえば楽しんだが勝ち、というより、心配していたほどではなく…やっぱり面白かった!というのが正直な感想です。
何より今回は、ヒガシがカッコ良かった!!
一度に全員仕事にかけず、最後に小五郎の分を残したフェイントの一発斬り。
ああいう流れは今までの仕事人には数える程しかありませんでした。
これにはやられました。
しかも鮮やかな殺陣の決めにかぶるエンディング!!
暗闇に舞う粉雪の中、雪より冷たいクールな視線。そう!これが東山紀之よっ!
真っ昼間から思わず
「いやーーーーーっ!カッコいーーーーーッ!!!」
と叫んでしまいました。(笑)
ひらっと割れた着物の中央から白いふ☆どしがパラリと見えるデカダンスも最高です!
さすが、必殺、影像の美しさは心得ています。
始まる前の心配というのは、実は必殺ファンの間ではではいろいろ議論されていたことなのですが、
「主水と小五郎の被り方の無駄」と「単なる悪者退治という安易な方向になりはしないかという心配」と「今更『必殺』を復活させる意味はあるのか?という番組の存在そのものへの疑問」だったように思います。
それに加えて私個人としては、ヒガシはイメージが清潔すぎるが故、必殺独自のピカレスクロマン的要素やニヒリズムが壊れてしまうのではないかという懸念がありました。
確かにこれらは2007のスペシャルではまだまだ解決されているとは言い難い出来だったと思います。
しかし、人もドラマも成長するもの。もしかしたら制作側も2007で浮上した同じような問題を1つ1つクリアしていこうとしているのではないかと思える程今回の2009は成長していました。(偉そう?)
スペシャルでは時間の長さがあるし、今後に繋げる説明的な部分や、台詞で"仕事人とは"を説明するしゃらくさい部分(爆)があったことも否めませんが、今回は連ドラという短い時間枠の良さを生かし、まずは主水と小五郎の被り方の無駄は排したと思います。
お笑いシーンでホッとする"せんりつ"は、すっかり"こうふく"にバトンタッチ(笑)、このぶんだと主水もかつての山田五十鈴@おりくさんのようにフェードアウトしてしまいそうですが、やっぱり全体を絞める役としてはまだまだ貫禄充分だし、多少声に張りがなくても(すみません)、姑息でダーティーな主水の魅力を出し続けていって欲しいと思います。
また、一番気になっていたヒガシの過剰な清潔感も、もちまえの鋭さと殺陣の美しさでどうにか払拭していけるのではないかと思いました。このままの緊張感で最終回までいってほしいと思います。
そして実は私が一番期待しているのは大倉くんの源太。
笑っていてもどこか寂しげな瞳は、まるで必殺を演るために生まれてきたのか、と見紛う程!(笑)
2007では恋人が死に、その忘れ形見を育てながら今回ワケありで仕事人に復活したという、このメンバーの中ではもしかしたら一番暗い過去を持った人生の苦労人!
是非この経験を生かした、立派な仕事人に成長して欲しいと願っています!(大きなお世話?)
必殺仕事人2009公式HP