くるりぴょん、くるりこぴょん

忘れっぽいわたしのための記録。何年か先に、振り返ることのできる思い出を貯めるために。

失礼極まりない

2021-06-12 08:26:24 | プール&スポーツクラブ
無神経な人っている。しかも、ナチュラルに無神経。。。。

トレーニング前に速攻で食べたおにぎりはとうにエネルギーとして使われちゃったようで、お腹空いたな、このままじゃ筋分解しちゃうと思いながらもプールへ行くと。

苦手な女性が満面の笑みでプールからわたしに手を振っている。軽く会釈。

以前、わたしがトレーニング後の着替えに時間がかかって(汗びちょから水着はさっさとは着替えられないのだ)時間ぎりぎりでプールに入ったら、開始時間には間に合いスタートを遅らせたわけではないのに、「もうレッスン始まるっていうのにニコニコしながら堂々として全然急がないからびっくりしちゃった」とわざわざ言いに来られて、以来苦手。というか、むしろ嫌い。プールサイドは走ってはいけません。

妙に人懐っこい。名前は知らない。年齢は同じくらいかな。

その人:「お久しぶりですねー!最近来てました?」

わたし:「毎週来てますよ」 

その人:「ヨガに出てたんですか?」

わたし:「ヨガには出ていないですね」

その人:「あれ?ヨガに出てからこれ(水中ウォーキング)やると痩せるって教えてくれませんでした?」

わたし:「わたしじゃないと思いますよ」

その人:「え?この前教えてくれませんでした?」

わたし:「わたしじゃないと思います、ヨガには間に合わないので・・・」(本当はヨガは嫌いと言いたかった)

しーんとした。


レッスンのあと、頑張って練習しようか、やめとこうか考えながらお水を飲んでいたら、また女性が近づいてきた。

その人:「わたし、今月末に健康診断があるんですよ!」(そんなの知らない)

わたし:「そうなんですか」

その人:「あと2キロ落としたいんです!」(20日ならいけるかな?)

わたし:「2キロは大変ですね」

その人:「・・・痩せましたよね!」(突然)

わたし:「え?」(いきなり)

その人:「痩せたでしょ?」

わたし:「ええ、まあ、お陰様で・・・」(謙遜)

その人:「何キロ痩せました?」(ぶっ込み過ぎ)

わたし:「うーん、10キロくらいですかねえ」(わたしっていい人だ)

その人:「え?10キロ?俄然、やる気が出てきたぞ、よしっ!ところで、夕飯は水中ウォーキングの前と後、どっちに食べたほうがいいと思いますか?」(そんなの知らない)

わたし:「まあ、人それぞれだと思いますけど、体重減らしたかったら運動前に済ませた方がいいんじゃないですか?」(適当)

その人:「他に何かアドバイスあります?」

わたし:「うーん、体重を減らすというより体脂肪に注目した方がいいですよ。あと、朝ごはんをきちんと食べることですかねえ」(真面目に答えちゃった)

その人:「ふーん。わたし、このクラブに入って1年ですけど、1年前は太ってましたよね!首とか埋もれてましたよね!」(なんと!)

わたし:「え?あ、そうでしたか?そうだったかもしれませんねぇ」(なに、この人)

その人:「じゃ、お疲れ様でーす!」(呆気)

1年前、わたしは太っていて首が埋もれていたらしい。でもでもでも。そうだとしても、失礼極まりなくない??やっぱりこの人嫌いだわ。

本当のアドバイス。あるけど、あの人には教えてやらない。「イベントにせず続けること」だよ!亡くなったTさんの受け売り。やめないで続けること。習慣にすること。これができれば、たいていのことはできる。ただ、とても難しい。

水中ウォーキング前。ハービーに持たされたダンベルは先週と同じだと言われたけれど(6キロ6キロで12キロ)すごく重く感じて、その後のぼっちチェストプレスもなかなか辛く、ウォーキングマシンではすでにバテ気味。いつもより傾斜と速度を落として歩いた。これくらいだと楽。




しょんぼりハービー

2021-05-31 15:36:11 | プール&スポーツクラブ
「くるりさん、僕、嫌になっちゃいました」

「何が」

「僕が悪いんですけど」

「何したの」

武器になりそうな銀色の10キロダンベルを持たされて、ふーふー言いながらワイドスクワットをしているわたしの横で、浮かない顔をしているハービー。普通、トレーナーはトレーニーの傍らで応援すると思うのだがだがだが。

ハービーは医学生。教授都合で別日に振替になった実習の連絡を見落として欠席。教授から呼び出しを食らい「ハービーくん、金曜日なんで来なかったの?実習受けないと留年だよ」と言われてブルーが入っている。

ハービーは実習を楽しみにしていたのだけれど、振替になった金曜日はプールで気持ちよく泳いでいたらしい。

「僕もう、大学辞めたくなりました」

「え?そんなことで?」

「もう嫌です」

「そんな実習1つ出なかったからって留年になんてならないよ。きっと救済措置あるし、注意されただけだよ、他にも見落として参加しなかった子がきっといるから、大丈夫、大丈夫」

「でも、僕。。。」

こうなるとグズグズのダメ男になる。

「せっかく入ったんだし、みんな応援してくれているんだから、そんなんで不貞腐れちゃだめだよ、損するよ」

慰め、励まし、またねと別れた。ハービーは次のパーソナルトレーニングへ。わたしはウォーキングマシンでのしのし坂道歩きで汗をかき、さらに水中ウォーキングのクラスに参加していると、ギャラリースペースからの視線を感じて目をやるとなぜかハービーがいた。

何をしているのだ、あいつは。。。手を振ると振り返して降りてきた。どうやらパーソナルトレーニングがキャンセルとなって暇つぶしにプールへ来たらしい。

わたしたちが歩く隣で泳いでいる。さすが長い手足はダテではなく、あっという間に向こう岸。だいたいが潜水して半分くらい潜っているので何回も掻かずに着いてしまう。しばらく遊んでいたようだけれど、いつの間にかジャグジーに移っていた。

大きな体が小さくなってなんとなくしょんぼりしているように見えて、可哀想になった。嫌だな、もう。そもそも自分の見落とし、悪いのはハービーなのだけれど。きっと大丈夫だよ。ハービー、元気出せ!今晩は元気になってるといいな。










うざいしムカつく

2021-05-25 12:56:00 | プール&スポーツクラブ
来月からスポーツクラブの部活、筋トレクラブに入部することにした。週一、同じメンバーにトレーナーが1人ついてみんなで座学と筋トレをするらしい。5月からスタートしているのだけれど、今月は予定が立て込んでいたのでわたしは遅れて参加する。

思うところあって、ハービーには相談しないで入部を決めたのだけれど、フロントで手続きをしてくれたのがハービーと仲良しスタッフだったので情報は筒抜け。

「くるりさん、入部したんですね!どうしたんですか、急に!」

やたら、嬉しそうだった。前にハービーに入部を案内されたのだけれど、その時は「みんなで同じ時間に同じことやるなんて嫌だし、友達もいらない」と拒否していたので。

「気が変わったの」

「なんでですかー、どう気が変わったんですかー」 

「なんとなくだよー」 

ほんと、うざい。

「何でも僕に相談しないとできなかったのに、くるりさん、超やる気じゃないですかー!」

何でも僕に相談しないとできないなんて。わたしをいくつだと思ってるんだ。。。

「いいじゃん、別に。やって見ようかなって思ったの」

実のところは。医学生ハービーがいつトレーナー業を辞めてしまうかわからないので、ぼっちトレーニングになるかもしれないとその保険で入部した。トレーナーは他にも沢山いるんだけど、ハービーじゃないと1対1は緊張してしまうのだ。

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別の日。
「くるりさん、(筋トレ部活)もうすぐですねー」

「うん」

「入部、後悔してるんですか?」

「うん」

「僕は楽しみだなー、見に来ちゃおうかな」

「何を?」

「くるりさんですよー」

「ハービーはお休みの曜日だよ」

「いいですよ、別に。学校休みだし、僕自分のトレーニングしがてら見てます」

「なんで」

「もう、僕は目に浮かぶんですよ、くるりさんの姿が。スクワットはプロ級ですけど、こっちがですね」と言ってくすくす笑っている。

こっちと言うのは、部活では器具を使って懸垂みたいなことをするらしいのだけれど、それがまるっきりできないポンコツ姿が可笑しいと笑っているのだ。そこは応援するところなんじゃないのかーい?

「くるりさんができなくてヒーヒー言ってる姿が本当に想像つくわけですよ(笑)」

ほんと、ムカつく。

時間がなかったので15分だけ歩いた。脂肪よ、燃えろ。燃えろ、ナツコ。あのときの世良さんはかっこよかった。


ハービーのお仕込みのスクワットで空気椅子は得意なわたし。







トレーナーがうるさい

2021-05-18 13:49:00 | プール&スポーツクラブ
最近、トレーナーのハービーがうるさい。しつこい。どうやらリマインド機能が装備されたらしい。

普段は忘れん坊のくせに、人の顔を見れば、どうするどうするって。

昨日もプールでわたしがそばに寄っていくと、「くるりさん、決めてくれましたか?僕の中では、一択ですよ。」

これが、佐藤浩市もしくは蒼ちゃんからの交際の申し込みだったら夢のようなんだけど。「わたし一択」・・・うっとりしちゃう。

でも。違う。全く違う。そもそもわたし一択だなんて言ってない。

「なんか最近ぐいぐい来るね、圧が強い」

「いやいやいや、僕は心配してるんですよ」

「いつもは何でも忘れちゃうくせに」

「忘れませんよ、真面目な話です」

「わかってるよう」
 
わたしはハービーに減量の終了を迫られている。

人に言われて何かをするのがわたしは大嫌い。さて、どうしたものか。

通勤途中で見つけた紫陽花。今年は紫陽花も早いなぁ。




あなた、人は気持ちよく断られたいものですよ

2021-05-15 13:49:52 | プール&スポーツクラブ
マイケルと一緒にプールへ行ったけれど、マイケルはそのままキャンプへ行った。わざわざ車で出掛けて、テント広げて、不便な外でご飯作って、食べて寝て帰ってくる。何が楽しいのかと思うけれど、何かしら楽しいんだろう。

さて。急ぎ帰ってもミルキーはいない。久しぶりにコーヒー屋さんに寄って豆かん食べちゃおうっと。豆かん大好き!いつか丼で食べたい!

さてさてさて。プールでのこと。

来月から子供水泳教室が始まる。集客人数にもよるけれど5コースのうち最大3コースを潰すらしい。来週からトライアルが始まる。

プールにはちょうど子供スイミングの先生がフロントにいたので今後のコース割について確認をしてみた。年の頃は、わたしと変わらないか少し若いかどうか。とにかくおばちゃん先生だ。

今月中はお試しなので水泳教室で潰すコースは1コースのみ。来月からは今のところは2コース使用予定とのこと。残る3コースをウォーキング、ゆっくり泳ぐ人、速く泳ぐ人と分けるとか。初心者は??

「初心者は25メートル泳げない人の扱いなので、ウォーキングコースに混じって練習してください」だって。

(ふーん。それは無理だよ。わたしみたいな平泳ぎのキック練習ならそれもできるかもしれないけど、みんなお喋りしながら歩いてるからほぼほぼ立ち止まってるし。25メートル泳げなくたって数メートルでも泳げれば歩いている人にすぐに追いついちゃうだろう)

「その時にプールに来ている人たちの泳力を見極めてコース割は変更させていただきます!」

「そうですか。でもなかなか難しいでしょうね、プールに来る時間も滞在時間も皆さんまちまちですから」

「それはこちらのコントローラーがしっかりお声掛けさせていただきます!」

なかなか力強いお言葉。でも、ここのプールエリアのフロントがコントロールしてるところ、まず見ない。接触があっても見てないから知らないし。わたしがクロールで泳ぐおじいさんの上に背泳ぎで重なって泳いでしまった時もおじいさんしか気付かなかった。

「コース割についてはわかりました。お声掛けということで別件ですが、プールエリアも会話禁止ですよね。結構お喋りされる方が多いのでもう少しお声掛けしていただけませんか?」とお願いしたところ。

「わたしが見ている限りそういうことはありませんでした!」。。。以上。以上?

(いやいや、あったから。あったから言ってるんだし。あなたが一生懸命下向いて床掃除してるときに、コース脇でずーっとお喋りしているおばちゃんがいましたよ。

そのおばちゃんが「どーぞどーぞ!どーぞどーぞ!」とわたしに50センチも離れていないところからデッカイ声でコースを譲ると声をかけてきたから!テロかと思ったよ)

1つアドバイスです。顧客からの要望があってそれに応えることができないとしても、今回のようにそもそもそういう状況になかったという回答はいけません。相手の話をきちんと理解して、一度は共感して受けとめないと。寄り添う気持ちが大事。

断られるにも気持ちよく断られたいのが人の気持ちだとわたしは思う。

そして、わたしの要望は無理難題でしたか?否です。

目が行き届かず申し訳なかった、次回からそういった際にはお声掛けさせていただくと言えばそれでいいのだ。

あなた、それくらいわからないとだめよ〜だめだめ。


豆かん、食べ終わっちゃったよ。もっとハッピーな気分で食べたかったな。チッキショー!