くるりぴょん、くるりこぴょん

忘れっぽいわたしのための記録。何年か先に、振り返ることのできる思い出を貯めるために。

内分泌内科 エコーの結果

2020-09-25 15:43:59 | 病院
前の人は長かったけれど、わたしはあっという間に終わった。先生は相変わらず風呂上がりのように爽やか。でも、白衣の袖が擦りきれていた。なんで?

エコーの結果。8ミリの腫瘍は今回は9ミリだった。でも、腫瘍はまん丸じゃなくて、測るところによって変わるから、これは大きくなっていないと考えるのだそう。

3ミリ以下の水の袋もまたいくつかあるけれど、問題なし。健康診断の内科の先生が甲状腺腫大と言っていたのも甲状腺の外側だから関係なくて、気になるなら皮膚科で切開してもと言われたが、気にならないし、喉元を切開する方が嫌でしょ。

2年間大きくならなかったら良しとするので、1年後エコーしに来てくださいとのこと。来れますか?って、予約してくれれば来ますよとは言えず、はいと素直にお返事

先生、1年後のエコーと言いながらなぜか来年7月25日に予約を入れてくれた。どこから数えての2年で、どこから数えての1年なのかよくわからない。なんか中途半端だな。

「先生、その時もまだいらっしゃいますか?」

「はい、ええ、おそらく僕はきっといます」

いるのかな?次回のエコーも何でもないんだろうな。何でもないことを確認するのも大事なんだろう。

今日のお会計は1270円。

さあ、今度はミルキーの勤務先の病院の内科だ。今日ミルキーがいるのはディズニーシーだけどね。



内分泌内科 5ヶ月後フォロー

2020-09-25 14:39:22 | 病院


検査をすると4人に1人、何かしらあるうちの1人になったわたし。
今日は5ヶ月後のフォローでやってきた。
8ミリの腫瘍が大きくなっているかどうか。

火曜日も通院で有休を取ってしまったので、今回は早退。13時半のエコー、14時の診察だったので12時に職場を出た。

お昼を食べる時間がなかったので、バナナとプロテイン。しかも発車待ちの電車内で。お行儀悪くてごめんです。


特定の曜日にだけ現れる特別外来。この一画は普段は別の診療科だったと思う。

わたしが診てもらう内分泌内科のお隣は腎臓病の専門外来になっている。ペースメーカー外来なんていうのもある。即席ブースなので、診療科のネームプレートがマグネットシートで作られていて、先生の名前なんてパウチっこだ。安っぽい(笑)

エコーはすぐに呼ばれて終わったけれど、診察はなかなか呼ばれず。予約制だけれど、1時間はここに座っている。

この病院の婦人科に通っていたときは、2時間、3時間待ちはざらで、診察2~3分なのに、先生どれだけ枠に患者を突っ込んでるんだと気になった。14時45分の最後の診察枠で呼ばれるは17時半とか。だったら受付17時でも充分では?くらいな。

さて。わたしの前の人、入ったきり出てこないなぁ。あんまり遅いとガンなのかなと他人事ながら心配だ。

脳神経内科〜ヤバいんじゃないかと思う

2020-08-19 10:33:16 | 病院


今日は脳神経内科の定期受診日。3ヶ月に1度のペースで通っているところ。

診察は終わっていて、とっとと帰りたいのだけれどコンビニのイートインスペースでお水とコーヒーをがぶ飲みしている。なぜかっていうと。。。

わたし、ヤバいんじゃないかと思う。

M田先生に会社の健康診断から半年くらい経ったから採血と尿検査をして帰るように言われたのに、診察室を出た途端に別に行きたくもないけれど癖でお手洗いに行ってしまった。

お手洗いで手を洗っているときに、そういえば採血室に行かなくちゃだったと思い出し、採血検査の受付で尿検査を思い出した。トイレ済ませちゃったよ!と、慌てて手持ちのウィルキンソンを飲んだけれども、そう都合よくはいかない。

診察前は血圧を計っておかないと行けないのに忘れたし、だいたいが診察室をどこだったっけー?と少し考えてしまった。

わたし、大丈夫かな。暑さのせいじゃないと思う。ボケたくないよう(>0<)

まだマシだと思ったのは、検尿カップにコーヒーを注がなかったこと。こんな検尿カップ持って(未使用だけど)ウロウロしている人なんていない。誰も応援してくれないから自分で応援する。頑張れ、わたし。


今日のお会計は2080円。来月、9月23日に結果を聞く。待ってるから今日聞かせてくれる方がいいんだけどな。セミ、頑張って鳴いている。暑い。







脳神経内科

2020-06-04 07:52:58 | 病院


昨日は定期通院している脳神経内科の受診日。M田先生の日。

コロナが流行りだしてから、病院の待合い室は随分と空くようになった。みんな、来なくてお薬とか大丈夫なのかな?

診察室に入るとわたしが座る椅子が先生からうんと離れたところにある。でも2メートルは離れていない。

「コロナ対策です」
「わかりまーす」
 
受診前に測ったら血圧の記録と自宅でつけている血圧手帳、それから院内紹介してもらった甲状腺の結果と別病院で受けた後腹膜のCT結果を見せた。

「血圧はいいですねー」
そう、もともとわたしは高くない。普段の血圧はどれくらいか聞かれて適当に答えたら、それが人間の血圧にしては高い数字だったので毎朝血圧を測って手帳に記入する羽目になった。

他科の電子カルテを見ながら
「甲状腺は大丈夫だったみたいじゃないですか」
(甲状腺の形や機能はなんでもなかったけど首に腫瘤はあるよ)
「あ、これ後腹膜ね。大きさに変わりはなかったと・・・」

「先生、大きくならなかったらガンじゃないんでしょう?」

「何年もかけてゆっくり大きくなるものもあるからガンじゃないとは言い切れません。これが無くなったらガンじゃなかったと言えますけどねー」

「わたし、ガングリオンもできるし、あちこちそういうの見つかるから出来やすい体質なのかなーと思って」

「くるりさん、せっかく見つかったものはきっちり追った方がいいんですよ。僕だったら、甲状腺は放っておいてもいいけれど、後腹膜はフォローします。次の診察ありますか?」

「半年後にCTです」

「うんうん。これまだ小さすぎて針が刺せなないですからね。」

なんだよー、わたしは腫瘤ができやすい体質、ほくろとかと同じ同じ!と腫瘤なんて何でもないぜ!的に考えるようになっていたのに水を差しやがって。
 
お医者になるのに教科書が一緒かどうか知らないけど、畑は違えど同じような勉強してるはずなのに先生によって説明が違うんだなぁ。

いつもの目を瞑って両手を差し出すのと、先生の指先を眼球だけ動かして追うのをやった。指先ぱちぱちと手をひらひらさせる、先生が馬鹿みたいだけど有効というのはやらなかった。

そうだ、そうだ聞きたいことがあった。電子カルテに打ち込む先生に

「先生、1つ聞いてもいいですか?」
「なーにー?」
「最近明け方にとんでもない頭痛があるんです。ロキソニン飲めば治まるんですけど、寝不足ですか?」
「寝不足もあるけど、脈打つ感じで?」
「はい」
「前兆ありますか?頭痛がくるなくるなって感じ」
「ありません、いきなりドカンドカン来ます」
「鏡を見て目の片側からだけ涙が出るとか、鼻の片側からだけ鼻水でるとかありますか?」
「一切ないです」
(っていうか、頭が痛くてのたうち回っている最中に鏡を見る余裕はない)
「ロキソニン飲んで治まるならいいんですけど、血管の収縮を抑えるいいお薬あります。でも、くるりさん一過性脳虚血発作やってるとあるので脳の血管検査をしてからじゃないと出せないですねぇ、これが20代の若い子だったらCTだけ見て出しちゃえますが」
「はぁ」
(20代の若い子とか関係ないじゃん!おそらく、若い子は血管に弾力性があるけれど、わたしのように血管寿命を過ぎた古いホース状態の血管だとお薬が良い作用をしないか、悪く作用しちゃうからという意味だろうなと考えた)
「くるりさん、お薬いくつ残ってます?」
「5錠です!」
「だいぶ減りましたねーロキソニン出しておきますか?」
「手持ちがあるので大丈夫です。」
「はーい、じゃあ次は77日後。8月19日で。その頃ならコロナも収まっているでしょう。あ、血圧手帳に頭痛があった日、印つけておいてね」

また、1つ作業が増えた(=_=)

昨日は暑かったなー。





ジーザス!お陰さまで^_^(内科)

2020-05-09 17:17:00 | 病院


相変わらず、コロナの影響で病院は空いていた。予定よりも少し早く着く。CTの順番待ちはなくてあっという間に呼ばれた。服も下着も金具なし。検査着への着替えがないので楽ちんだ。
夕方の撮影だから、お昼を食べないでと言われ、はいそうですかと従ったけれども。よくよく考えみると、前回は動く臓器を見るためで、ご飯を食べてしまうと胆嚢がぺっちゃんこになるからであって。今回は別に胆嚢をみたいわけではないからお昼ご飯食べたって良かったんじゃないかと思いつつ画像を撮ってもらうために横になる。

まだ1年生か2年生くらいの若い兄ちゃんが、頭はこの辺で、足はこの辺で、腕は頭の上でとガイドしてくれた。動いちゃいけないと言われたのでじっとしていたのに、しばらくしたらさっきの若い兄ちゃんよりはお兄さんの兄ちゃんがやってきて体勢を直された。動いてないのにやり直し。どうやら少しくの字になっていたらしい。でも、少しくの字にしたのはさっきの若い兄ちゃんだ。

撮影が終わって診察室前で呼ばれるまでの時間。わたしの中では後腹膜ガンで死ぬのだと決まっていたので、思い出した時のルーティンワーク、いつもの堂々巡りをしていた。

人は遅かれ早かれ死ぬんだし、生まれてくるときも1人、死ぬときも1人だ。幸い、マイケルは元気だし、ミルキーも手に職をつけた。ミルキーは結婚できなくても1人生きていける。結婚して夫に恵まれなかったとしても、わたしの友人たちのように経済的な理由で離婚を諦めることはないだろう。シングルマザーになっても子供1人くらいなら養えるはずだ。

心残りはお母さんだけれど、こちらも幸い認知症だ。娘が自分より先に死んだとしても、わからないし覚えていないから、くるりはどうしたといつまでも弟たちに繰り返し聞くんだろうな。

やり残したことは思い浮かばないけれど、やっぱり孫の世話をしたかったなあ。それから水泳。ちゃんと4泳法習い終わって吉永小百合さんの真似事をしてみたかった。

そこそこ幸せで、不平不満は言い出したらきりがない。でも、もしもやり直せるなら14歳くらいに戻りたいな。なんとなく。

財産はないから遺言も必要ないけれど、一応感謝のお手紙は書くべきだろうか?マイケルとミルキーとアメリカのおばちゃんと弟たちはどうしよう。意外と少ないな。友達はめんどくさいからラインでいいかな?

あー遺言なんかより、在宅のうちにさっさと部屋を片付けなくちゃだ。わたしにとって大切なものでもお他人様がみたらゴミとガラクタだ。いくら家族でもたくさんのゴミ出しは気の毒というもの。。。

++++++呼ばれた++++++

Y田先生は俳優の山崎樹範さんに似ている。大人しそうで、優しい感じ。3ヶ月前の画像と今日の画像を見比べている。

「腫瘍の育ち具合を画像で比較させてもらいました。こっちがお腹側でこっちが背中側ですね。で、これがこの間の腫瘍で、こっちが今回の腫瘍、」

この間は患者さんに腫瘍っていうとびっくりしちゃうから使いたくないと言っていたのに、今日は普通に腫瘍と連呼している。

「うーんと、あれ?」

先生は今日の画像をくるくるスクロールして腫瘍の始まりと終わりを確認しているみたいだった。

「くるりさん、ちょっと見てください。ご自分でもお分かりになると思いますが、腫瘍、前回と変わらないか、むしろ小さくなりましたね」

確かに。前はポコッと丸く飛び出していたのに今回は少し平たくなっていた。

「本当だ、小さくなるなんてこと、あるんですか?」

「ありましたねぇ」

「どういうことですか?」

「うーん、わかりません」

(・・・わからないんだ(*_*)

「3ヶ月前は確かに腫瘍に見えるものがあったことは確かです。成分を確認しないとわからないんですけど、ガンは大きくなりますからガンではなかったということです」

「じゃあ、なんなんですか?」

「うーん、炎症?」

(なんだよ、炎症って)

とにかく採取しないと何なのかはわからないらしい。そしてどうしてできたのかもわからないのだそう。

こんなところ(後腹膜)、滅多に腫瘍ができるところではないらしく、針も届かないから調べるなら開腹しての大手術だという。でも、ガンじゃないのにそんなことしたら医療過誤になってしまうのだそうだ。

大きくならなかったからガンではない・・・どうもスッキリしないけれど、とりあえずよかった。念の為、半年後に再度CT撮ることになった。

「先生、この間の健康診断で甲状腺腫大って指摘されて同じようにCT撮ったんです。そうしたら、腫瘤が見つかってやっぱり半年後にCTで経過見ることになったんですけど、こういうのってできやすい体質とかあるんですか?」

「あると思います。イボとかホクロとかできやすい人っていますよね。皮膚の表側はイボやホクロ、内側は腫瘍みたいな感じで。くるりさんできやすいんですかね」

感じで?体質で片付けられるのも嫌なんだけど。

ということで、病気に日々怯えていたわけではないけれど、「わたしはレアなガンになってしまった、悪性の確率が高くて予後が悪いからほぼ死ぬ」というネット情報と妄想からは解放された。ジーザス!神様、ありがとう!仏様、感謝!ご心配くださった方々、ありがとうございます!
 
トレーナーのHくんも心配してくれていた。育ち具合を見るために3ヶ月待つんだと言うと、「心配じゃないですか!今度僕も一緒に行きます!」わたしの甥っこになり診察室へ行って先生の話を一緒に聞くとわーわー騒いでくれたので、早く報告したいけれどスポーツクラブが開館しなければそれも叶わず。

きちんと勉強しているのだろうか?来るなと言われている神奈川や千葉の海でサーフィン三昧、お気に入りの車に投石されていないことを祈る。

++++++お家で++++++

マイケルが何でもなくてよかったなと言うと、続けてミルキーが「お母さんがガンにならなくて済むなら、ミルキー100万円銀行から出してくるよ」と言ってくれた。100万円というのは、この1年でミルキーの給与受取口座に残った残高。旅行やらデートでそこそこ使っていても、自宅通いでお弁当持参ならそれくらい残るのかな。自発的に貯めたのではなくて、たまたま残った残高なのだけれど、そんなことを言ってくれるのは嬉しい。当分、病気で死ぬことはなさそうだけれど、部屋のガラクタ処分はしなくちゃだな。