ムンク展

マイケルの酒飲みは聞いていたけれど、ミルキーまで学校でお勉強をしてくるのですぐに帰らないとラインが来た金曜日。

すぐに帰って速攻でお夕飯を作らなくてもよくなった。さて、どうしましょう？やっぱり東京上野ラインに乗っちゃうでしょ。上野にGO!GO!会期はまだあるけれど、東京都美術館のムンク展。

で、ムンクさんは、なかなかの男前、端正な美男子。でも、ちょっと精神面が不安定。絵画と向き合う為ということで結婚はしなかったのだけれど、女の人には困らなかったよう。女性との愛憎関係のもつれか銃が暴発して左手の指を無くしたとか。80歳のお誕生日を迎えた後に、戦争の爆風で家の窓ガラスが割れて気管支炎を起こして１人お家で亡くなったとか。

比較的すいすいと観ることはできたけれど、『叫び』だけは１列に順番待ち。立ち止まらないで進めということで。

これは作品についてのムンクのメモ。

『夕暮れに道を歩いていた
一方には町とフィヨルドが横たわっている
わたしは疲れていて気分が悪かった
立ちすくみフィヨルドを眺める
太陽が沈んでいく
雲が赤くなった
血のように
わたしは自然をつらぬく叫びのようなものを感じた
叫びを聞いたと思った
わたしはこの絵を描いた
雲を本当の血のように描いた
色彩が叫んでいた』
この絵が〈生命のフリーズ〉の〈叫び〉となった
(印刷物より年不詳)

この絵は叫んでいるのではなくて、叫びが聞こえたらしい。やっぱりちょっと変。

川村記念美術館

土曜日。東京駅八重洲口からラッピングバスで行く。１日１往復。レンブラントの広つば帽をかぶる男みたいな名前の絵。

佐倉駅と美術館とのシャトルバスはレンブラントではなくミロ。他にも何台か走っているみたいだ。

暖かくて良いお天気。静かで良い空気。ここの企画展はいつも興味をそそるものはないけれど、常設展示と自然散策路が気に入っている。ちょっと遠いけれど、わたしはここが好きだ。





お昼は敷地内レストランでパスタランチ。

がびょーん( ; ﾟДﾟ)

ここを通るってわかってたのに！
チケットお家だ(´Д` )
あー、やっぱり。チケットは持ち歩いていた方がいいなぁ。いつ何時、美術館の前を通るかわからない。ボーっとして生きてんじゃねーよ！だな。

特別展 ジョルジュ・ルオー

金曜日の夜。フライデーナイトってまだあるのかな。
汐留にあるパナソニックミュージアムへ。品川からならあっという間。今回はジョルジュ・ルオー展。パナソニックミュージアムはルオーのコレクションで有名。このポスターの絵は『ベロニカ』だったかな。キリストを見送る信者の女性だったと思う、確か。

観たかったのはこれ。絵をステンドグラスにして、床に映し出されたもの。

こっちが元の絵。


新橋から有楽町までとことこ。
途中、ミッドタウン日比谷。

丸の内仲通


もう、今年も終わりだ。

藤田嗣治展

病院の後。美容院へ行こうか美術館へ行こうか。
美容院へ行くなら自宅のある下り電車、美術館へ行くなら上り電車。電車は数分感覚でばんばん出ているのだけれど、上りの急行は１分後。やっぱり上りでしょ。

30分後、上野駅着。昼間から人が多いなぁと思いつつ、ぶらぶら。
先日ミケランジェロ展で訪れた国立西洋美術館、次はルーベンスだ。

芸大美術館のこれ、見たい。

牡丹苑はダリアが咲いてるらしい。

噴水公園では、大陶器市。見たいけど、食器棚にはもう入らない。


シャンシャンは見ないうちに１歳３ヶ月。2歳になったら中国に行っちゃうんだよね(ToT)

到着。東京都美術館。夜来ることが多いから、真っ暗で撮れないことが多い。

なんと。30分待ち。日曜美術館で特集やっちゃったからなぁ。没後50年記念。

連休に出直そうかと一瞬思ったけれども、意を決して行列に並んでみれば、結構前に進む進む、言うほどは待つことはなく15分で入場できた。

でも。館内はやっぱり混んでいて。人の頭ばかり。２周してどうにか観れた感じ。乳白色の裸婦もいいけれど、わたしは沖縄で描いた作品が好きだな。戦争画は嫌だ。なんとなく、山本容子さんの作品に似てるなと思ったものも。楽しい時間はあっという間に過ぎて帰らなくてはいけない時間。グッズ売り場もすすすーっと通り抜け。最後はこれ。