9月の半ばから普段よりも頭痛の回数が多くなったのと、部活(筋トレ)で一定の動きをすると頭がぐわんぐわんと痛くなることが続いたので怖くなって病院で診てもらった。

少し待てば、定期的に通う脳神経内科のM田先生の診察があったのだけれどわたしの脳、大丈夫かなと気になり出したら止まらない。M田先生は水曜日のみの診察だし、紹介状&完全予約でふらふら行っても診てくれないからさ。
そこでミルキーの勤める病院で受診。半日待って女子医大の非常勤の先生が診てくれた。筋トレ時の頭痛はおそらく急に血圧が上がっての痛みだろうとのこと。しばらく痛みの出る動きは避けるようにと言われた。
後頭部の痛みは血管が裂けているかもしれないと脅され、裂けていたら死ぬんじゃないの!?とビビったが、もしもそうだったらすごく痛いし滅多にないから違うだろうと言われた。変に脅かすのやめて。。。
で、MRIを撮ったらば。目玉の奥の方に2つ、怪しい瘤があると。脳動脈瘤の赤ちゃんっぽいから、造影剤入れてもっとよく見たいと言われて先週の土曜日に朝ごはん抜きで病院へCT検査に行った。
先生「ここの瘤が怪しいと思っていたんですけど、これは構造的なものでした。」
くるり「そうなんですね、よかったですー。ところで母が認知症なんですけど、わたしの脳の量どうですか?」
先生「そうですねー、まあ多少薄くなっていますけどこれは加齢、年齢なりなので大丈夫ですよ」
・・・年齢なりの脳みそ。まあ、いいか。
はい、どーもという感じで席を立とうとすると、まだ続きがあった。
先生「で、ですね。ここの右側は構造物だったんですけど、こっちの左側。こちらは動脈瘤でした、まだ赤ちゃんですけどね」
いやいや、先生、赤ちゃんだとしても。わたしはそういうことは先に言ってほしいタイプ。危うく帰っちゃうところだったじゃないか。なんでできるのか尋ねたところ、
「原因は主に、喫煙、高血圧、そしてこれはどうしようもないんですけど女性であること、それから近親者、遺伝ですかね」
わたしはまだ2.2ミリの赤ちゃん脳動脈瘤だそうだ。破裂したらとんでもないことになるらしい。破裂していないので未破裂脳動脈瘤というそうで。大きさや形状、できる場所によって経過観察、即手術、いろいろあるらしい。
わたしは赤ちゃんなので経過観察。とりあえず5ミリまでは安心らしい。
破裂しなければ動脈瘤があることもわからず、一生を終える人もいるとか。わたしも動脈瘤じゃ死なないような気がする。甲状腺腫瘤の時のような感じで特に何を思うわけでもなく、次回のMRIの予約を取ってもらって診察室を出た。
お会計の待ち時間に病院内のローソン付近はWi-FiスポットなのでYou Tubeでハービーの泳ぎを見ていたら、お昼休みのミルキーごやってきた。
「お母さん、Y先生の検査サボったでしょ」
「Y先生?何の検査?」
「後腹膜だよ」
うわーーー!忘れてた!CT撮るんだった!病院って行かなくても何も言ってくれないの?
確か、Y先生に1年後だから忘れないでねと言われ、予約票をくれたら忘れることはないなどと大口をたたいた記憶がある。先生、予約してくれたのにすっぽかしてごめんなさい。どーしたらいいんだー???
「お母さん、やばっ。とりあえず内科行って相談してきたらいいよ」
慌てて、内科へ行き再予約をした。そう、あのときは後腹膜腫瘤は予後が悪くてほぼほぼ死ぬと恐れおののいていたのに。喉元過ぎればなんとやら。
わたしはどんな病気で死ぬのかなぁ?なんか、病気じゃなくてうっかりして死んじゃったってなりそう。
