2002年イタリアの回想録
2002年の12月にイタリアに出掛けてみました。
相変わらずさっと通りすぎるだけの旅でしたが、今、思い出しても胸がわくわくします。
パリ空港に早朝着きましたので、バスが動き出すまでの間、人気がない空港の中を散策して楽しみました。
そこからがその時の旅の始まりでした。
今は2013年ですから10年前のことになります。
ショーウィンドーの中に飾られていた商品は、今見ても洗練されています。
空港を出てから最初に訪れたのは、バチカン美術館でした。
沢山の展示品に圧倒されて、頬を上気させながら美術館の中を進みました。
サンピエトロ寺院の中には、処刑されたのちに十字架から降ろされたイエス・キリストと、その亡骸を腕に抱く聖母マリアの像の『サン・ピエトロのピエタ』ミケランジェロ作があり、余りの美しさに、ただただ見とれて佇んでいました。
今年もまた見ることが出来ると喜んでいましたが、コンクラーベがあるため、
多分、サン・ピエトロ大聖堂に入る事が出来ないでしょうから、あきらめなければならなそうです。
コロッセウムを回り、小さな凱旋門を通り、スペイン広場では「ローマの休日」の映画を想い出しながらトレビの泉でコインを投げて…。
フランス王ルイ12世の命により建てられた、「トリニタ・ディ・モンティ教会」に着いた時は真っ暗になっていました。
感動した様が写真に現されていないのは、残念ですが、その時、感動した数々の想い出は、しっかり胸に刻まれています。
次回はポンペイでの想い出を綴ります。