ホップ ステップ ジャンプ

喜びも悲しみも感じるままに~。

東京スカイツリー~~

2015年03月07日 | つれづれに



スカイツリーの展望台から浅草寺が見えました。


曇空でしたが、隅田川も良く見えました。

今回の「青い麦の家」の旅行は、東京スカイツリーと九十九里への一泊の旅でした。

スカイツリーの展望台からは、雲り空の下 うっすらと 浅草寺が見えていました。


1945年3月10に、東京大空襲で浅草が焼けてから、今年で70年になります。

私の生まれた所は、浅草の駒形で、「どぜう屋」さんの隣に、生家がありました。

残念なことに大空襲で消失しています。

関東大震災と東京大空襲の二度にわたり、浅草の家は被害にあって、そのたびに家が壊されたので、遂に戦争を境に、下町での暮らしを断念して、私は、世田谷に移り住んで、学生時代を過ごしています。

その時から、70年が過ぎています。

浅草の上空から 町並みを眺めることが出来るようになるとは、夢にも思っていませんでしたから、感無量でした。

「麦」の皆さんと一緒に、貴重な体験が出来た事も、何より嬉しいことです。

嬉しいと思う反面、所狭しと立ち並ぶ、ビル郡と家々を眺めて、又、地震が起きたら…。と、不安がよぎりましたが、立ち並んだビルを、今更どうすることも出来ませんから、ただただ、災害が来ないことを願うのみです。


もう一度行って、今度は、戦争で焼けるまでの間 住んでいた、駒形近辺の写真を、沢山、写して来ようと思っています。

もしかしたら、既に他界した祖母と同じ目線で、浅草の街を見下ろす事ができるかも、知れません。

展望台から改めて浅草の町を見下ろして、戦後の復興振りを体感し、人の力の凄さを知りました。
これほど広い範囲を眺めることが出来るように成るとは、思っても居なかったので、そのことでも感無量になりました。

感激ついでに、その晩 宿泊した千葉の白子のホテルで、生きている伊勢エビと生きているアワビが並んだ食卓も、旅行に彩りを添えていました。

常々、病を抱えながら頑張って生きている姿に、感銘を受けていますが、皆さんと一緒に旅行が出来る喜びは、何にも増して幸せなものです。