03年、イーストウッド監督。4回目くらい。
デニス・ルへイン原作も既読。
舞台はボストン。ほぼ誰もが、心に闇を抱え生きている。
暗い過去、町での権力、力を発揮できない警察。
2つは隠れているが、4つの死があるミステリ。
今回は、ティムロビンスふんする、デイブの
壊れた一生の話しとして見ていた。
今はジャニーズの性加害を公に語れるが、
デイブが誘拐され4日間、性加害受けた25年前、
70年代になるか、米でも男性からの性加害は、
簡単には語れず、彼は秘密にしていた。
トラウマは継し、悪夢を見る。
カウンセラーもない時代と思う。
今ならデイブも救われたか?
素直なデイブは10歳の時、二人の男性の車、
後席に乗ってしまう。
人生が狂う瞬間。男の指輪には十字架。
25年後、妻子を持ったデイブは、また同じように
兄弟ギャングの車、後席に乗り込む。
2回彼は同じ経験をし死へ進んだ。
初めも2回目も彼の人生を悪夢へつなげた。
遊び仲間だった、Sペン、ジミー。
人殺しも簡単にする悪。
ショーン、Kベーコンは刑事になっていた。
彼の妻との関係はほぼ映らない。
二人は長年、デイブの苦悩を考えずにいた。
10歳時、加害を逃れた二人。
タイトルのリバー、罪を流す川。
ジミーは残酷な殺しを簡単にした。
カトリックの聖体拝領儀式が映る。
本作で宗教は大きな一面を持っているのか?
それは違う。お飾りのカトリシズム。
神に反した行いをしても、いいになる。
デイブの妻はジミーに、真実ではないことを口走る。
町では権力があるジミー、洗脳に近い?
町から少しの場所に、熊の檻が放置。
驚いた。熊がいたのか・・
02年頃の撮影だろう。同じくボストン、
神父たちの性虐待。実話「スポットライト」を思った。
原作の面白さが大きいのか、再読しようか・・