本の雑誌社、追悼、西村賢太。
出版社、4人実名対談が具体的でとても面白かった。
朝日に載った友人の投書のこと。中学時から作家になりたかったといったと。
本当に貧しくなったのは、15歳で家出してから。
父が性犯罪者で逮捕され離婚、姉がいて、母が一人で働いていた。
多数の面を持った西村。暴言を吐くことも多く、苦労した編集者も多数いた。
話題があい話しだすと、とまらないことも。居酒屋の自分の席も決めていた理由。
フライデイに好きな稲垣潤一との対談が載り、車内中づりもらってきて、
と言われた。その時のフライデイの綴りがめちゃくちゃ、
ローマ字は書けなかったが、記憶力はよく、漢字、も普通使わない難しい字を使用。
藤澤を何回も読み覚え、私も小説を読み、難しい漢字を使っているな~、
あまり使わない言葉もあった。
自室。滝野川、西巣鴨から15分。8階、2LDK。
遺品整理は編集者がした。部屋がかなり汚かったと。机の上はきちんとしている。
布団もせんべい布団ではなく、綿が出ていた。買えないわけはないのに、
寛多を意識しての部屋。業務用の大量なお菓子、ジャンクフード、カップ麺、も。
身体壊すの当たり前なのに、トクホ飲料、ビールはカロリーオフ、プリン体ゼロ、(笑)
トクホはかえって添加物多いものもあると、安部先生が書いていた。
机、きれい。ある面はとても几帳面、カレンダーに執筆予定の文字、「雨」
ならタイトルからか・・
数年前から、寂しがりになり、清三の命日29日になると飲んだ後、親しい編集者に
電話があり、1時間話したりした。前はなかった。
コロナからは5月病だった?さらに電話が多く、毎晩のようにかかってきたとある。
鬱気味だったのか?医師にもかからず、自分の身体もある程度わかっていたのか・・
不摂生な生活は確か。15歳から一人暮らし、誰も注意はしてくれない。
いつもと違う感じ、編集者はよく電話がきたと。
サウナが好きで、毎日のようにいっていたがコロナで遠ざかっていた。
サウナはホントは体によくないよね~痛風、高血圧、糖尿も・・
彼が建てたお墓、七尾市。藤澤清三の隣、少し低い。戒名に、清、の字がある。
54歳、2月、日本では死者が多い月になるか・・
少し早いが、私から見れば理想的な死。人生100年という人が多い中、
寝たきりで10年ではなく良かった。
葬儀は編集者と清三氏の遠縁の方が行ったある。
追悼記事は30人くらい。多彩な分野の方たち。
WOWOWのW座で解説している、信濃八太郎氏、新潮の挿画以来、多数お仕事を
一緒にさせていただいたと。
「~をわかってくださるのか」と言われ、飲みも何回も行った。
信濃は3月に七尾まで一人で行き、お墓のスケッチを3時間した。
W座で、見ている信濃さんと西村氏の飲みは想像できないな~
お墓までスケッチしてもらい、いうことはないかも・・
これから予定本。再版も増えるかな・・
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