「海鮮市場 三市」まかない刺身定食

のぼりを立てればいいってもんじゃない。
と思えるほど、店の前に林立していて、一瞬パチンコ屋なのかと目を懲らした。
のぞくと、まばらに席が空いているから、きっと相席があたりまえなのだろうけれど、
テーブルの上には、食べ終えたトレイが並んでいて、
その席が本当に空いているのか、ためらった。
すると、「今、片づけますから、お好きな席に座ってお待ち下さい」と呼び込まれた。
自転車操業といっていいほど、お客さんが座るとそのテーブルを片づけていく。
４か月ほど前に来たときは、それほどの混雑感はなかった（下写真）し、
割合にビジネスマンが多かったが、久々に来てみると、子連れのグループや、
年配のご婦人、女性の二人連れなど、女の人がやたらと目に付く。


メニューも新しく「まかない刺身定食８５０円」が登場していたので、今回はそれを注文。
当然、定番の「まかない海鮮丼８５０円」も健在だ。
ちなみに、これが４か月前の、まかない海鮮丼。

こちらは、現在のまかない海鮮丼。

まかない刺身定食とどう違うのか、
一方は皿に大根のツマとともに別盛りになっているだけと思っていたら、
たまたま来た男性客が、男性店員、女性店員と、その違いをしつこく聞いていた。
彼にとっては、昼食ひとつでもおろそかにできない性格なんだろう。
まず、男性店員が答えて曰く、
「どちらも、お刺身の数も種類も変わらないが、海鮮丼は酢飯で大盛りが無料、刺身定食は白飯でおかわり自由です」
すると、男性客は刺身定食を注文した。
しかし、人を信じられないのか、はたまた一度決めたことに後悔するタチなのか、
入れ替わりにやってきた女性店員にも食い下がり、
「海鮮丼の方が載っているものが多いですね」とあっさり答えが返るや否や、
男性客は、海鮮丼に注文変更した。
何が多いのだろう？
そう！フライが１個載っている。４か月前はクリームコロッケ、今はカキフライだ。
お刺身のバリエーションを堪能して、お勘定を済ます。
店を出ようとしたとき、例の男性客を見ると、カイフライが丼から外され、トレイの隅に置き去りにされていた。
どうも、彼はカキフライが嫌いだったらしい・・・きっとまた後悔してるんだろうなぁ。
ランチはほかに、
まぐろホホ肉の生姜焼き重８５０円、大漁海鮮丼１２５０円がある、だけと思ったら、
メニュー書きの下に、鉄火丼９００円、中落ち丼９００円、タルタルサーモン丼９５０円、あじたた丼９００円、真鯛の胡麻ダレ丼９５０円などいろいろあった。
そして、毎月２７日は「ツナの日」として、ランチまぐろ丼が５００円だそうだ。

（店内）


（外観）

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