NHK大河ドラマ「天地人」の中で、直江兼続の主・上杉景勝を北斗星、その小姓たち七人を北斗七星の七つ星に例えている。が、それは後日、新潟へ旅したときの話題として残しておくことにして、道を歩いていたら、ふいっと手にテントウ虫がとまった。ナナホシテントウと呼ばれる赤地に黒い星が七つあるテントウ虫だ。これを紅型とし、黒字に赤星があるものをナミテントウと呼んで黒型と分類すると、地球温暖化に伴い、黒型が増え、 . . . 本文を読む
今年もこの日がやってきて、新聞の一部に記事があり、そして何の変化も見せずに過ぎ去った。何年か前までは、このことの記憶を忘れない信念を持った人がいたためか、昭和20年5月29日午前9時15分の空襲が始まったとされる時間に黙祷を促す文書が配られていたのを覚えている。それがいつの間にか目にすることがなくなって、気が付けばその日の夕刻だったり、翌30日の朝に「あっ!大空襲の日だった」なんて急に思い出したり . . . 本文を読む
医学の父と呼ばれる古代ギリシャの医学者・ヒポクラテスの記録にインフルエンザによる流行と思われるものがあるとされる。1748年、ヨーロッパで風邪が猛威をふるい、多数の死者を出した折、病気の原因がわからず、占星術で惑星の並びが悪かったことと信じられたために「同時に多くの人を襲う災厄」をインフルエンザ(語源は「星の影響」を意味するイタリア語)と呼んだことにはじまるという。1892年、北里柴三郎らがインフ . . . 本文を読む
メタボな割に、買い物などで試食することは稀。スーパーマーケットなどで試食を勧められても、まず手を出すことはない。反面、デパートの物産展となると話が別になってくるのは、やはりメタ坊の血が騒ぐのだろうか?それにしても、ありがちな物には手を出さず、年に1、2度しか登場しない物産展か、直接現地へ行くかしなければ手に入らない物のみ、勧められる前に手が出る。最近は、デパートに立ち寄る機会がないので、物産展とも . . . 本文を読む
娘がどうしても「レッドクリフpart2」を観たいというので付き合った。今はほとんどの映画館が入れ替え制となっているから、映画館で、それも日をあらためて、繰り返し観ることは滅多にない。それで、ついつい細かいディテールにこだわって観てしまった。タモリの空耳アワーじゃないけれど、映画の中でプロ野球・楽天のマーくんが出演しているのをみつけた。決戦の時を迎え、冬至の日、呉の軍団が餅を分け合って勝利を誓う場面 . . . 本文を読む
走り去るワゴン車を見て「見つからなければ、なんでもあり」の世の中になったなあと唖然としつつ、助手席からデジカメした。いつごろからルールを守っている者が馬鹿を見るような風潮になったのか?近所にいつも路上駐車する人がいて、一年に一度は駐車違反で罰金を払っているが、駐車場代を毎月払うよりも安いと吹聴していた。日本は治安が安定しているという、しかし、それはルールを守る国民性が高かった時代の話だし、向こう三 . . . 本文を読む
ビールはキリンのラガーと、若い頃は言っていたのに、年を経るに従い、エビスに替わった。毎日晩酌をする訳ではないから、たまに家で飲むときや、出先で銘柄を選べるときには「エビス」と決めている。居酒屋などでアサヒのスーパードライしかないときは、即、地酒の冷酒にシフトする。最近飲んだ「麦とホップ」にはビックリ。田村正和さんが例の調子でCMをしているが、本当にビールと遜色がない。ある意味、人間の五感はコンピュ . . . 本文を読む
宗教象徴学の権威・ラングドン教授。原作を読んでいないから、その正体は映画の中でしか知らない。前作の「ダ・ビンチ・コード」では、さまざまなサインを解き明かしていくが、なかなか真実にたどり着けないもどかしさがあったのに対して、今作では、バチカンが頼ってくるほどの推理力を持って、ズバズバと事件の真相に肉薄するものの、組織の壁や暗殺者の抵抗に、偶然とが交錯することにより、あと一歩というところで間に合わない . . . 本文を読む
「風誘う花よりもなほ我はまた春の名残を如何にとやせん」
ご存知、忠臣蔵の中で切腹する浅野内匠頭の辞世といわれる。実際、殿中松の廊下で刃傷に及んでから即日切腹となり、一関藩田村邸に遺骸の引き取りに家臣が向かうほか、仮名手本忠臣蔵のように「遅かりし由良之助」と大星に声がかかるようなことはなかった。当然、辞世も創作という。それにしても、迂闊だった。相鉄の車窓から見えるタカナシ乳業のバラ園が満開を迎えたら . . . 本文を読む
今朝の新聞に「広島県大久野島周辺海域で、送水管を敷設中、筒型の物体約20個を発見。県担当者が環境省などに早急な調査と処理を申し入れた」と小さな記事を見かけた。今から10年前、奇しくも大久野島に行った。米軍の落とした原爆による被爆とは別に、景気浮揚のため軍施設を誘致したものが毒ガス兵器製造工場だったことによる被爆という隠された歴史に興味を持ったからだった。島は環境省の管理下にあり、主な施設は国民休暇 . . . 本文を読む
ため息は ○○○ を削る 鉋(かんな)なりという句がある。その「○○○」に入る言葉が「命」だったり「心」だったり、ときには字余りの「幸せ」だったりして、いずれが正解かではなく、いずれも正解のような気がする。また「ため息」を「酒」や「タバコ」に置き換えると「○○○」の中には「命」が入って医療関係の標語としてよく目にする。笑点大喜利のお題よろしく、ため息が出ても笑える「○○○」の言葉はないかな~?でも . . . 本文を読む
インドに行ってインド料理ばかり食べていたら、体質に合わないのか腹の調子がよくないので、薬局で胃腸薬を買って飲んでみたところ、カレー味。まさかと思いながら風邪薬も試しに買ってみたら黄色くて、やはりカレー味。とにかく口に入るものは、ほとんどカレー味に調製されている。と、新聞に書いてあった気がする。ある特番のテレビ番組で、ヨネスケの突撃!隣の晩ごはん~インド編~というのをやっていたのを思い出した。とにか . . . 本文を読む
NHKのためしてガッテンという番組「シェフが本気で脱帽!ハンバーグ極上化作戦」を見てしまった。当然、これは試すしかあるまいと、材料を買い込み作ってみた。合い挽き肉に塩、胡椒、ナツメグ、卵、牛脂を加えて、手で泡立てるように2分間かき混ぜる。次に寒天、麩、炒めたタマネギを入れて、さらに1分間捏ねまくる。ここで、運動不足の私は酸欠状態となり、小汗程度だったが、頭がくらくらガンガンしだした。ひとつにまとめ . . . 本文を読む
のんびり、ゆったり、くつろげるホテルに泊まりたい。そう思いながら、ホテルや旅館に泊まるのだけれど、旅館はまず禁煙部屋がないこと、部屋に入ると部屋係と称するお姉さんがやってきてお茶を入れ、ひととおりの挨拶・案内が終わるまで座布団に座ってじっとしていなくてはならず、男衆の布団の上げ下ろしというイベントもあって、のんびりくつろげたものではない。それを割り切ってでも、旅館がいいという人もいるが、我が家は絶 . . . 本文を読む
この前、埼玉へ行ったときには、関越道~圏央道~中央道~東名と走ったが、首都圏近郊区間とやらで、高速千円の恩恵はまったくなかった。今回はアクアラインで千葉行きしたから、往復とも千円だ。ここのところ忙しく、とんと千葉とはご無沙汰だったので、久しぶりなだけに、この千円渋滞(行きは混雑)には目を見張った。以前、通勤割引実験と称して半額の千五百円だったときにも、これほどの混雑ではなく、木更津方面への海ほたる . . . 本文を読む