イラク情勢が沈静化したかというとそうでもないし、対テロ問題が無くなったかというとまたそうでもない、世の中にいろんな事件が起きて、過去のこと（今でも継続して燻り続けている問題にもかかわらず）は、すでに無くなったも同然のようにニュースされなくなっただけに過ぎない。例年、厳重な警備のもとで米軍上瀬谷通信施設の祭りは実施されていたが、３月29日開催の今回は、度重なる不祥事のせいもあってか、実にオープンで友 . . . 本文を読む
ラーメンウェスタンと銘打った伊丹十三監督の映画の中で、ナルトが鼻に飛んでくるシーンが印象的だったが、その話ではなく、道ばたに咲いていたタンポポが気になって、インターネットで調べてみたら、いろんな種類があることを初めて知った。とりあえず、ニホンタンポポとセイヨウタンポポがあって、繁殖力旺盛なセイヨウタンポポが勢力を広げていることぐらいは、学校の授業で習った。カントウタンポポとかカンサイタンポポとかエ . . . 本文を読む
寝台急行・銀河がダイヤ改正により姿を消した。そのラストランには多くのファンが詰めかけたため、ホームにはロープが張られ、入場規制するほどとなった。２００５年に廃止となった寝台特急・あさかぜには、たまたま乗る機会を得たことがあるので、ラストランでは感慨もひとしおだったが、今回の銀河にはついに乗れずじまいで、あこがれのまま、引退のニュースを紙上でみるだけになってしまった。高校生の頃、夏休みに自宅から九州 . . . 本文を読む
我が家は総体あんこ好きで、泉区上飯田農協の隣にある清水製餡の売店に、鹿の子の材料になる甘煮小豆とこし餡を買いに行く。当然、手鞠焼き(今川焼)も買って、帰宅後、抹茶を茶筅で泡立てて、少したっぷりめのお茶をすすりながらいただく。名古屋の友人が食後のお茶に抹茶をたてたことに衝撃を受けたというか、抹茶は作法が厳しく敷居が高いと思い込んでいた私に、無造作にシャカシャカとやってみせたことに憧れに近いものを強く . . . 本文を読む
自衛隊の潜水艦「なだしお」と遊漁船「第一富士丸」」が衝突した事件からすでに二十年が過ぎた。必ずといっていいほど、この教訓が生きていないという。しかし、日本も含めて軍隊は絶対優位に君臨する。民主主義だの、国民の生命・自由・安全を守る軍隊だのといっても、実際は軍を容認する国家・政府を守るのであって国民は二の次にされるばかりだ。国民の民意を掲げるときは、軍政を敷くためのクーデターが起きる場合をさす。作家 . . . 本文を読む
子供が１年間の寮生活に入るというので、冷蔵庫や洗濯機など必要なものを揃えにヨドバシカメラに行くと、同じく一人暮らしを始めるだろう年頃の若者が、家電製品と価格・機能を比較しながら迷っている。その姿を見かけるたびに、その置かれた環境によって選ぶ製品が違ってくる。本当に選んでいるのだろうか？家電製品の価格に何段階もの差があるように、私たちにも格差の違いがあって、たくさんの商品の中から好きなものを選んでい . . . 本文を読む
耐震偽装にはじまり、食品偽装もここのところ新聞記事にもならないぐらい多発していて、ビートたけしじゃないけれど「赤信号みんなで渡れば怖くない」状況になってきた。中国ギョーザ問題で、見え隠れしているのが「ＥＣＯ偽装」。世の中猫も杓子も、二酸化炭素を減らそうとか、ゴミを分別して資源化しようなどと鬼の首を取ったように叫んでいる。国会議員も地球環境を論じれば票につながるからと、さまざまな法律を作ってきた訳だ . . . 本文を読む
寿司屋へ行くと、メニューも見ずに「中トロにぎり１人前」と必ず頼む友人がいる。ず～っと独身を通してきたから、この齢になったら、ファッションよりも食に金をかけたいという。だから、その値段が五千円だろうと１万円だろうとビクともしない。先日は寿司屋にランチしに行き、お勘定で二千五百円だといわれて「安いね」といったときには、妻から毎月小遣いをもらう身で、やむなく八百五十円のランチちらしを頼んだ私は、一瞬めま . . . 本文を読む
サイボーグ００９はカッコよかったね。
とはいっても、今回は「サイボク」の話。横浜でいえば「ハマポーク」というブランドがＡランクで滅茶苦茶うまいというのは、横浜通のグルメたちの間でもっぱらの評判だが、ここサイボク＝埼玉種畜牧場は、肉を堪能する場所であり、埼玉県民憩いの場所でもある。ちょっと所用があって埼玉へ出かけたので、少し遠回りをして「サイボク」で食事と買い物を楽しんだ。
レストランで焼き肉（洋食 . . . 本文を読む
この齢になるとバレンタインデーにチョコをもらうことは、義理以外のなにものでもない訳だが、まわりが同年配の者ばかりだと、そのやりとりも結構煩わしいからやめようという暗黙の了解みたいなものが働いて、異動した今年はまったくチョコを手にすることがなかった。娘がたまたま学校のクラスメートに配るといってチョコケーキを大量に焼いたので、１個だけ義理チョコケーキを置いていった。そうなると、ホワイトデーに何にもしな . . . 本文を読む
と見出しに書けば、えらくデカイと思われがちだが、これを「オオイヌノフグリ」とすれば、この時期に野辺に咲く可憐な花を想像できる方はどれだけいるのだろうか？ウィキペディアを見ると、ヨーロッパ原産の帰化植物で、花の寿命は１日とある。その実が犬の陰嚢に似ているから名付けられたというが、もともと花がピンクの「イヌノフグリ」という花があり、そこへ外来のひとまわり大きいブルーの花を咲かせる植物があらわれたので「 . . . 本文を読む
不思議のアリスで出てくる猫をチシャ猫と呼んでいたような気がする。ウィキペディアで調べると「チェシャ猫(The Cheshire Cat)」とあり、チェシャ・チーズに集まってくるネズミを捕まえてご満悦の猫という意で「チェシャーの猫の様ににやにや笑う」という英語の慣用句があるという。チシャ猫は下弦の月・新月のシルエットが口になってあらわれる。不気味といえば不気味な笑いをする猫だ。
１日雨模様という予想 . . . 本文を読む
食べ放題ランチというと平日オンリーというのが相場だけれど、ここ「どん亭」では平日も休日も関係なく食べ放題をやっている。人類学者によると人類は十万年ものあいだ飢えてきた歴史を持っており、バブルとともにやってきた飽食の時代になってほんの二十数年しか経っていないから、体のＤＮＡは満腹になっても食べるのを止めないように脳に信号を送り続けているのだという。世界の中では、まだまだ飢えている民族は多いというのに . . . 本文を読む
買い物に出かけた。ファッションにまったく興味はないが、果物や野菜、旬の魚や新商品の食品に非常に興味が惹かれるのは、メタ坊っちゃまを自認するだけのことはある。年末から年始にかけてやたらと剥いたミカン、次には毎日とはいかないけれど食卓の最後を飾るイチゴ、そして次に登場する果物は、我が家ではデコポン。店頭にその姿をよく見るようになったら、即インターネットで注文だ。以前、テレビでデコポンが取り上げられて、 . . . 本文を読む
ささやかながら退職者を送る会が開かれた。昔のように先輩後輩の付き合いもなく、まして職場旅行などもなくなり、みな自分のことできゅうきゅうとして日々仕事に追われている昨今では、ほとんどの人が帰宅を急ぐばかりで、業務終了後の宴に集まったのは、昔からの付き合いの深い人だけに限られた。新参者の私には面識もほどほどだから、それでも宴に参加したことを喜んでいただけたのは幸いだった。私も定年まであと十年をきった。 . . . 本文を読む
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