リストラの行く末。

昨日、ＮＥＣは７月に実施したグループの希望退職者募集に対し、２３９３人の応募があったと発表。既にＮＥＣは国内外で１万人規模の人員を削減すると発表しています。この日、経営再建中のシャープも国内で２０００人規模の希望退職を募集すると発表しており、電気業界はいばらの道を進行中ですね。
いったいこれらの退職者はどこへ行くのでしょうか・・・。
ハローワークは失業保険の申込みやら職探しに夢中の中年おじさん連中で溢れかえってますが、この不況の最中ではそう簡単に職も見つかるはずありません。日頃から人脈を多く作り、今の仕事に前向きに取り組んでいる人はこんな時に何処かしら「うちに来ないか？」などと声がかかるというものなのでしょう。
先日、取引先（大手食品メーカー）の方が６０歳にて無事定年を迎えたと挨拶に来られました。これからの５年間は契約社員で営業じゃない部署に行かれるとの事でした。昔から知っている取引先の方々が一人二人と引退される事は実感として寂しいものですね。お顔を見ても皆さんまだまだお若く、まだ第一線で活躍できそうな感じすらするのですが・・・